ベトナム航空を使って朝9時過ぎの便で成田空港を出て、ホーチミンシティ経由でタイのバンコクへと戻る。
一時帰国の時に限らず、自分がチェンマイで航空券を探す時はいつも
(1)検索比較サイトのエクスペディアで、利用できるキャリアと価格をチェックして候補を抽出
(2)候補の航空会社の公式サイトで価格とともに運行機材・シートなどをチェック
(3)市内の旅行会社で価格をチェック
というプロセスを経てこの3か所のどこで購入するかを最終的に決めている。
今回も上記の手順を経てベトナム航空のサイトでチケットを購入したのだが、決め手となった一番大きな理由は値段が安いうえに搭乗する4区間のすべてがソロシートの機材だったということだ。
ホーチミンシティと成田間は以前からエアバスA350-900型機だったのだが、ホーチミンシティとバンコク間も同じ機材で飛ぶことが多くなっていて、自分が予約する時にも搭乗区間がすべてそれになっていることを確認したうえで購入した。
搭乗日当日、ボーディングの時間が近づいてラウンジを出てゲートに向かったのだが、指定された先はバスゲートであった。
今までこの空港はたぶん7~8回は使ったことがあるのだが、バスゲートは初めてだ。
う~ん、何かイヤな予感がしてきたぞ。
しばらくするとバンコク行きの搭乗アナウンスがあり、まずはビジネスクラスの乗客が案内された。
何と、ベトナム空港ではビジネスクラスの乗客専用のバスが用意されていた!
スワンナプーム空港での搭乗ではバスで機材へと向かうということはたびたびあるが、ビジネスクラスの乗客だけ別のバスというのは記憶がない。
TGのファーストクラスに搭乗すると専用のワンボックスカーが用意されているのだが、もうファーストクラスの設定のあるキャリア、便というのがほとんどないしなあ。
これは、スワンナプーム空港でもぜひ導入してほしいサービスだと思う。
この大型バスに乗り込んだ乗客は7~8人しかいなかった。
この時点でイヤな予感は確信に変わった。
バスは、動き出すとほんの2分ほどで目的地に到着した。
やはり予想通り機材変更だ _| ̄|○
新しくアサインされたのは、以前からこの路線で使われていたエアバスA321型機。
ビジネスクラスは2*2が4列というコンフィグレーションで、簡単に言えばシートは「狭い」。
まあ、ホーチミンシティからバンコクまでは、チェンマイからとほとんど変わらない1時間ちょうどのフライトなので、どうってことはないのだが。
ウエルカムドリンクはオレンジジュースをいただく。
離陸までの間にキャビンアテンダントがやってきて、「食事はチキン&ヌードル、またはビーフ&ライスのどちらにしますか?」と聞いてきた。
往路もそうだったが、この路線ではメニューが配られず口頭で告げられるスタイルだ。
今回は後者を選択、ドリンクもその時に合わせてオーダーした。
フライト時間が短いので、食事はワンプレートでの提供だ。
「ビーフ&ライス」のビーフは、どうやら牛肉の煮込みだったようだ。
色あいほど味は濃くなく、八角が効いた中華風かと思って口に運んだところ、ちょっと洋風シチューのような風味でおいしくいただけた。
さすがに朝から機内とラウンジでほぼ食べっぱなしだったので完食はできなかったが……
ベトナム航空はパンがおいしいので、こういうメニューでもつい手が伸びてしまう。
フルーツは、タイ発もベトナム発もほとんど変わらない。
何回も書いてしまうのだが、ベトナム航空のコーヒーはなぜかインスタントしかない。
「それがイヤならお茶とかにすればいいじゃないか」と自分でも思うのだが、なぜかいつもコーヒーを頼んでしまうんだよな……
スワンナプーム空港周辺はほとんど混雑していなかったようで、搭乗機は手前で旋回着陸順番待ちなどをすることもなく、ほぼ定刻に着陸した。
この通路を歩いていると「タイに帰ってきたな~」という気がするから不思議だ。
この後入国、預け入れ荷物を受け取ったら、予約してある空港近くの乗り継ぎ用安ホテルへと移動だ。
ようやく長い1日が終わるぞ(^^)
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