ニマーンヘミンでイタリアンならおすすめ　日本人好みの比較的軽めの本格料理が楽しめる「Why Not?」

ニマーンでイタリアンの時は真っ先に名前があがる

チェンマイに限ったことではないのだが、近年のタイのイタリアンレストランの急激な増加には本当に驚かされる。

それほど数は多くなかったもののイタリア料理の店は昔から旅行者が集まるエリアにはあるにはあったのが、タイ人がピッツァやパスタを普通に食べるようになりさらにはワインブームも加わって「え～っ、こんな場所でお客さん来るの！？」というようなところにもビックリするような凝った造りの本格的な店があったりする。

料理のレベルはもちろん店によるものの、自分が友人知人と会食する時も和食は別格としてタイ料理や中華よりも「イタリアンにしましょうか」という言葉がお互い自然に出て来るくらいなので、在住の日本人にもしっかり定着しているのだろう。

そんなチェンマイ、特にニマーンヘミン周辺でイタリアンとなった時にたいてい真っ先に名前が出て来るのが今回紹介する「Why Not?」だ。

日本人好みの比較的軽めでありながらエッジの効いた本格的なイタリア料理を楽しむことができおすすめだ。

２つのソイ（路地）にまたがる大型店

「Why Not?」は、ニマーンヘミン通りのソイ11と13の間にある。

ニマーンヘミン通りからだと150mほど、シリマンクラチャーン通りからだと350mほどソイ（路地）を入ったところだ。

ソイ11に面した屋外席エリア、ソイ13に面した屋内席エリアという造りになっているので、もしあらかじめ希望のエリアがあれば近いソイを使ったほうが楽かもしれない。

もちろん、店内でも行き来できるが。

この店の一番の問題は駐車・駐輪場かも。

ソイ11側は店の前はバイクを含め駐車禁止、ソイ13側には店の前に3台ほどの駐車場と10台も止まればいっぱいになってしまう駐輪場があるだけなので行っても空きがあることのほうが少ないくらいだ。

ニマーンヘミンのほぼど真ん中みたいな場所なので自動車で来ると厳しいと思うが、バイクなら少し離れれば止める場所は見つかる。

ソイ13側の店の外観からは一軒家を改造して使っていることをうかがわせる。

大きなピッツァ窯を備えた屋外席とにぎやかな屋内席

メインの客席は、ソイ11に面した屋外席になる。

屋外といっても完全なオープンエアではなく、天井はタイでよく見るテント風のもので覆われているので、少々の雨ならしのげるようになっている。

段差がついたいくつかのブロックに分かれており、席数は非常に多い。

ソイ（路地）から見て右手にはオープンキッチンがあり、大きなピッツァ窯も設置されている。

一方の屋内席は、テーブルが12～3といったところだろうか。

席と席の間は比較的広く取られておりインテリアなどは落ち着いた感じだが、基本的にカジュアルな店でグループ客が多いので、かなりにぎやかになる。

店内の端にはチーズやオリーブの実のピクルス、ケーキなどが入った冷蔵ケースが置かれていて、眼を楽しませてくれる。

チェンマイに数多くあるイタリアンレストランでも、これだけのバリエーションを取り揃えている店はそう多くはないだろう。

メニューには多数の料理、チーズやワインのラインナップも出色

メニューは英語併記、というか一部英語だけしかない。

料理によっては写真もあって、名前だけをパッと見てもどんな料理かわからない場合には助かる。

一番最初のページには、その日のおすすめメニューが書かれた紙が差し込まれているので、まずはそれを見るのがいいだろう。

メニューは料理がまとめて載っているメインのもののほかにワイン、輸入ビール、さらには豊富な品ぞろえのチーズのみ（量り売り）など何種類もあって全部をいっぺんに渡されるので初めてだと目移りしてしまうかもしれないが、まずは料理を決めてしまおう。

ワインリストには何とサントリーの山崎や響といった高級ウイスキーまでラインナップされておりビックリしてしまう（とんでもなく高価）。

日本人好みの軽めの料理が多く何を食べても間違いなし

自分は今までこの「Why Not」で数えきれないくらい食事をしているが、何を食べてもハズレに当たったことがない。

料理はどれも比較的軽めの味つけになっており、タイ（海外）のイタリアンとかに慣れていない人にもなじみやすくなっている。

ただ、全体的に量は多めなのでカップルとか少人数の場合は頼み過ぎに注意しよう。

コールドカットプレート

イカ、エビ、サーディンとズッキーニのフリッター

ルガネガソーセージ（自家製スパイシーポークソーセージ）

ニュージーランド産ラムチョップのグリル

フォーチーズピッツァ

本日のおすすめだった生ハムとマッシュルームのピッツァ

ボンゴレビアンコ

フェットチーネアラビアータ

シーザーサラダ

Why Notスペシャルアイスコーヒー

ジェラートとエスプレッソ

全体的に量は多め。週末の夜は予約したほうがいいかも

何かのアニバーサリーとかで食事するとかならより高級感があって店の雰囲気も落ち着いている「ダ・アントニオ」のほうが個人的にはおすすめだが、「Why Not?」はニマーンという場所柄もあるのだろう4人以上のグループが多く店内もたいていにぎやかなので、カジュアルに楽しみたいのであればこちらのほうが向いている。

旅行者もアクセスしやすいオシャレな一軒家高級イタリアンレストラン「ダ・アントニオ」

東京で食べたらいったいいくらになる！？ちょっと贅沢に食事したい時、あるいは記念日ディナーといった時には特におすすめのチェンマイ市内中心部にある、一軒家を改造したおすすめの高級イタリア料理レストラン「ダ・アントニオ」の紹介

chiangmai-life.net

2024.03.18

一品の量もカップルとかにはちょっと多めで、前菜にサラダ、ピッツァを1枚で結構お腹がふくれると思う。

またここはジェラートをはじめデザート系もイケるので、ぜひ試してみてほしい。

席数は大変多いが、それでも週末の夜などはほぼ間違いなくいっぱいになるので予約したほうが無難。

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