サワディーチャオ(สวั๋สดีเจ้า)は、チェンマイ語の女性の挨拶(標準語はサワディーカ)です
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

旅行者もアクセスしやすいオシャレな一軒家高級イタリアンレストラン「ダ・アントニオ」

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオ タイ料理以外の店
この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク

どんなお店?

チェンマイ市内のほぼ中心部にある、在住の欧米人に特に人気の高い高級イタリアンレストラン。

一番下のメモ欄にあるお店のウェブサイトのURLを見ると気がつく方がいるかもしれないが、この店はナイトバザールのすぐ南、この店からだとまっすぐ北に行ったところにあるジョルジョの姉妹店で、ジョルジョはお父さん、このダ・アントニオは息子さんが経営しているらしい。

両方の店を食べてみた感想としては、料理のクオリティーはどちらも似たようなレベルだと思う。

が、前者はナイトバザールに近く来店客の中心が旅行者になっているようで、店内の雰囲気もよりカジュアルで少し騒がしいことが多い。

それと比較するとこちらのダ・アントニオは在住者が主要顧客になっており、店内はたいていこぎれいに着飾った欧米人かタイ人の少し年齢の高い裕福そうなカップルや3~4人のグループが多く、いつも静かな雰囲気で落ち着いてゆったりと食事をすることができるので、自分にとってはお気に入りの店のひとつとなっている。

ロケーション

店は旅行者でも行きやすいロケーションだ。

ナイトバザールのあるチャーンクラーン通りをシードーンチャイ通りとの交差点から600ほど南に進むとエンプレスホテルの入口があるので、そこから20~30m先に行ったところのソイ12を左折、すぐ右手の一軒家になる。

夜ならば、チャーンクラーン通り沿いに電気のついた看板が出ているのですぐわかるだろう。

外観・店内

一軒家を改造した店は通りに面して広い庭を有しており、道路に近い部分は半分が駐車場、半分がレンガ積みの大きなバーベキューグリルが設置された芝生スペースになっている。

11月から2月の月曜と金曜の夜はこのグリルを使って作った料理をライブ音楽とともに芝生に作られた席で楽しむことができるようだ。

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオの外観

駐車場を越えるとそこは赤、緑、白の傘がいくつもさしかけられたテラス席になっている。

酷暑期でもなければ、こちらの席での食事も気持ちがいいだろう。

ただし、時期によっては蚊が出ると思うので虫除けを持って行くほうがよい(お店でも用意しているかもしれないが未確認)。

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのテラス席

メインの客席は建物内にある。

扉を開けると、元々はレストランとして作られたのではないことをうかがわせる普通の家の面影を残した広々とした空間が広がっており、中にはゆったりとテーブルが配置されている。

主にカップルが座っていることが多い窓際の4人席のほか、6人ほどが座れるテーブル、つなぎ合わせることで10人くらいのグループにも対応できる中央付近のテーブルなど、いくつものバリエーションがある。

濃淡の異なるクリーム色の記事を使ったテーブルセッティングが、お店の雰囲気を引き立てている。

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオの店内概観
チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのテーブルセッティング

メニューは完全日本語併記

店のメニューは完全日本語併記のものが用意されており、店員がこちらが日本人だと気がつけばそれを持って来てくれる。

表紙を開けると、まずは手書きのその日のおすすめメニューがあり、あとはスターター、前菜、肉料理、魚料理、ピッツァ、種類ごとのパスタ、デザートと続く。

メニューの日本語はかなり正確で、それを見ればオーダーは簡単だ。

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのメニュー

料理は、パスタを除けば結構な量があるので2人であればアンティパスト(前菜)に魚料理もしくは肉料理を1品、サラダ、ピッツァ(とパスタ)、最後にデザートまでつければ間違いなくお腹がいっぱいになると思う。

ストゥッツィキーノ(突き出し)もバケットの上にマリネを乗せたものなど、結構しっかりとしたものがサーブされるほか、バターつきのプレーンなバケットもさらに別に出てくるので、料理が出てくる前に食べすぎないように注意しよう。

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオの突き出しとバケット

また、ワインのメニューは別にあるが、もし店主のイタリア人男性(アントニオさん?)がいれば色々と相談できる。

ワインセラーはないようだが、店内に大きなワインの棚があり、希望の色や産地、ブドウの品種もしくは風味などを伝えれば棚から何本か持って来て説明してくれるだろう。

そこまでしなくても……というのであれば、ハウスワインも十分イケる。

赤・白それぞれ3種類くらいあり、いつ頼んでも感心するほどおいしいものが選ばれている。

しかも、この店のハウスワインはグラスにかなり多めに注がれて来るので、2杯も飲めば結構な量になる。
 
チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのワイン

おすすめ料理

イタリア北部のビチェンツァから来ているというシェフが腕をふるうイタリア料理は、日本にあるイタリアンレストランが日本人の好みに合わせて出すような軽くてあっさりしたのとは異なり、比較的どっしりとした、しっかりと味付けをした感じだ(チェンマイのイタリアンはこれがスタンダード)。

しかしながら、食べていると飽きが来るようなくどさ、しつこさはまったくなく、いつ行っても完食してしまう。

個人的なおすすめを以下に写真とともに紹介する。

イタリア料理の教科書
楽天Kobo電子書籍ストア
¥ 2,310(2024/03/18 16:36時点)
チェンマイならこのクラスのレストランでも気取らずに食べれるけど、料理の知識があればさらに楽しくなります

アンティパスト

牛肉のカルパッチョ

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオの牛肉のカルパッチョ

スモークした白身魚のカルパッチョ

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオの白身魚のカルパッチョ

アスパラガスにイタリアハムを巻いてソテーしソースをかけ回したもの

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのアスパラガスのベーコン巻き

ムール貝のグリル クリームソース

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのムール貝のグリル

メインディッシュ

牛フィレ肉ステーキのポルチーニ茸ソース

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのビーフステーキ

リブステーキ・マッシュルームソース

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのリブステーキ

サーモンのソテー

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのサーモンのソテー

ピッツア

生ハムとオリーブの実をメインの具材としたピッツア・エディー

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのピッツァエディー

4種類のチーズを使ったフォーチーズピッツァ

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオの4チーズピッツァ

パスタ

ペペロンチーノ

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのペペロンチーノ

貝柱のベネチア風クリームソースのフィットチーネ

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのフェットチーネ

トマトクリームソースの自家製ラビオリ

チェンマイのイタリア料理レストラン、ダ・アントニオのラビオリ

この店のパスタ(特にスパゲティ)は、麺の茹で具合が絶妙なまさにアルデンテ、という感じの歯ごたえがあり、いつも感心してしまう。

自分はチェンマイに住むようになってから、ちょっと豪華な食事や会食というとイタリア料理を食べることが圧倒的に多くなりずいぶんとあちらこちらの店を利用してきたが、その中ではここのパスタは最高レベルと言っていいと思う。

記念日のディナーとかにいかが?

予算的には、飲み物は別にして1人1,500THBもみておけば十分だと思う。

チェンマイ(タイ)では破格の値段ではあるが、東京のこれに近い雰囲気(というか、そもそもこのようにスペースをぜいたくに使った一軒家レストラン自体あまりないだろうが)と味の店で食べたら軽く4~5倍はするのではないだろうか。

チェンマイでちょっと贅沢な食事をしたい時、あるいは何かの記念日のディナーといった時には特におすすめだ。

なお、週末の夜は予約をしたほうがいい。

営業時間は月曜日が18時~22時半、それ以外の日が11時半~14時半、18時~22時半となっており定休日はない。

住所:11/1 Charoenprathet 12 Rd. T.Changklan
TEL:053-233160、087-1849107
WEBSITE:http://www.giorgiochiangmai.com/da-antonio/

★お好きなバナーに、応援のワンクリックをお願いします!
 にほんブログ村 旅行ブログ タイ旅行へ

タイ語に不安がある方は、抜群の翻訳精度のこちらをおすすめします

コメント

タイトルとURLをコピーしました