チェンマイで長期滞在生活するための手続きに必要となる書類、プロセスなどについては予告なく変更されますので、必ず当該官庁にて最新情報を確認してください。
11月下旬から12月上旬まで20日間ほど日本に一時帰国していた。
今回は、バンコクに夜の7時近くに到着したためスワンナプーム空港でタイに入国、近くの乗り継ぎ用ホテルで1泊した後、朝8時半の便でチェンマイに戻ってきた。
チェンマイ(タイ)に居住する外国人がタイ国外に出て帰国した際、とにもかくにも真っ先に行わなければならないことがある。
それは、イミグレーション・オフィスに出頭して「TM-30」と呼ばれる届け出をすることだ。
TM-30に関する基本的な情報はこちら
以前はタイに再入国後1週間以内くらいに届け出れば問題なかったのだが、プラユット軍事独裁政権が締めつけを厳しくしたせいで今ではタイ再入国後24時間以内に届け出なければならず、それを怠ると罰金、加えてビザ更新ができない、ということになっている。
このルールはかなり厳格に運用されていると思われ、チェンマイのイミグレーション・オフィスのTM-30届け出窓口はわざわざ土曜日曜祝日も開いているほどだ。
今回はバンコクで1泊したためチェンマイに戻って来たのは入国の翌日ということになり、その日じゅうに絶対にイミグレーション・オフィスに出向かなくてはならない。
バンコクからの便がチェンマイに到着したのは10時ちょっと前で、荷物をピックアップしてからリムジンタクシーで自宅へ。
とりあえず荷物を置くと、すぐにバイクに乗ってイミグレーション・オフィスへと向かった。
バイク駐輪場はそれほど混みあってはいなかったが、オンシーズンで諸手続きをしに来る外国人が多いのか1階正面の事務所入口付近にはかなり大勢の人がいた。
「TM-30も混んでいたらイヤだなあ……」と思いつつこれらの人々を横目に見ながら建物西側横にあるドアから事務所内に入り階段で3階にあがった。
ドアから中に入ってすぐ左手のデスクにいるインターンの学生に「TM-30の届け出に来ました」というと、番号の書かれた紙を手渡してくれた。
紙に書かれていたのは50番台前半の数字であった。
おそらく、この日は自分の前に50人ちょっとが手続きに来たのだろう。
そのまま奥に進んでTM-30の届け出をする場所に行くと、デスクの前に置かれていた待ち合いのイスには5人ほどが腰かけていた。
「1階のようには混みあっていないようでよかった」と思いながら席について先に来ている人たちの手続きが終わるのを待とうと思った瞬間、係官の女性から何と自分の番号がタイ語と英語で読み上げられた。
待ち合いに座っていたほかの人たちは、何のためにここにいるのだろうか???
予想外の展開にあわてて立ち上がり、係官のデスクの前に行ってワイ(合掌)をしてから置かれているイスに座り、パスポートを手渡す。
再入国後のTM-30の届出の際、係官と会話をすることはまずない。
この日もパスポートを受け取った係官はおもむろにパソコンのキーボードを叩くと、ものの1分もかからずに「終わりました(เรียบร้อยแล้ว)」と言ってパスポートを返してくれた。
お礼を言ってパスポートを受け取り、手続きは完了だ。
結局、3階の事務所の中にいたのは正味2~3分だったのではないだろうか。
前回、9月にTM-30の届け出をした時には月曜日だったせいか30分近くかかったので、この日は余計に早く終わった気がした。
次回は割とすぐにタイを出国する予定があるのだが、次回も今日くらい早く終われば楽でいいなあ……
イミグレの退屈な待ち時間はスマホにダウンロードしたコミックを読んでつぶそう
コメント
9月にタイ国外へ出国したときは、再入国後、タイ国内で一泊し、イミグレでTM30の届出をしたのは、入国日から二日後でした。イミグレで罰金を払うのは避けたかったので、ホテルで領収書を発行させ、交通機関の乗車券も持参で行きましたが、チェンマイから遠い所で入国したので、二日後になった旨を言うと、領収書や乗車券は見ることもなく、あっという間に手続きは完了しました。どこまで24時間のルールは厳格化されているのか未だに解りません。ちなみに私も長く待たされた事は最近ありません。
水蓮さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
その辺がいわゆる「係官の裁量(気分)」っていうやつなのかもしれません<罰金なし
待ち時間も、私はソンクラーン明け直後はガラガラで9月の時は20分以上かかるなど、ぜんぜん読めません。これも運しだい???(笑)