チェンマイのイミグレーション・オフィスはもともと空港入口東側すぐのサナームビン(สนามบิน=空港)通り沿いにあったのだが、2015年7月に建て替えのため閉鎖、長らく西部郊外のいつつぶれてもおかしくないような高級ショッピングモール「プロムナーダ・リゾートモール」で業務を行っていた。
が、建て替え工事も終了し、まずはじめにミャンマー、カンボジア、ラオス人を対象としたオフィス(工事中はプロムナーダ・リゾートモールの向かいに移転していた)が業務を開始、続いて2018年9月24日ついに日本人を含む他の外国人を対象にした業務もすべて新築の事務所で行われるようになった。
自分は移転して以降行く機会がなかったのだが、11月下旬から日本に一時帰国していたためチェンマイに戻った翌日にTM-30届出のため初めてこの新しくなったイミグレーション・オフィスを訪問した。
*パスポート
*TM-30届出済証
イミグレーション・オフィスの建物は大通りを入ってすぐの正面にあり、通常自分たちが必要とする手続き関連業務は1階の正面玄関を入った中で行われているが、TM-30だけはなぜか3階の別室になっている。
正面玄関のドアの脇にはその旨注意書きのような看板が出ているが、このあたりは常に人がウロウロしているので見落としてしまいそうだ。
3階にあがるためには、正面玄関からオフィス内に入らず、建物に沿って右に進んで角を曲がると「TM-30」のプレートが上に出ている入口があるので、そこから入る。
3階に着くと広々としたホールに机が出ていて、インターンシップの学生が受付をしているので、そこでTM-30の更新に来た旨伝えると紙製の番号札をくれる。
受け取ったら左手にある事務所の中に入るとすぐにデスクが並んでいるが、TM-30の手続きは一番奥の右手で行う。
オフィスに入ったところからは見えないが、最奥まで進むとイスが20脚ほど並んでいるので、空いているところに座って待つ。
手続きを行う係官は2人いてテキパキと業務をこなしているが、初めて届出をする人と自分のように再入国後の届出をする人とを一緒にしているので、前者が続くと時間がかかってしまうようだ。
自分の時は、待合のイスに座った時には7番くらい前の人が呼び出されていたが、ひとつのデスクは同じ人がずっと座って手続きをしていたもののもうひとつのデスクはどんどん新しい番号が呼ばれていき結局10分ほどの待ち時間で自分の順番となった。
ワイ(合掌)してパスポートを差し出すと、係官はパソコンをパチパチと叩き、ものの1分ほどで「完了です(เรียบร้อยแล้ว)」と言ってパスポートを返してくれた。
パスポートにホチキス止めしているTM-30の半券に、今日の日付のスタンプと係官のサインがしてあるのを確認したら終了だ。
所要時間としては、プロムナーダ・リゾートモールの事務所で行っていた時とほとんど違いはないように思う。
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