今回の旅行のテーマ(というほど大げさなものではない)は「インド亜大陸以外のヒンドゥー文化に触れる」というものであり、一番の目的地はインドネシアのソロ(スラカルタ)近郊にある遺跡なのだが、チェンマイからの乗り継ぎでせっかくクアラルンプールに3泊することにしたので、ここでもヒンドゥー関連で観光することにした。
で、その初日は、クアラルンプールの近郊にあるバトゥ洞くつというヒンドゥー寺院に向かった。
バトゥ洞くつはクアラルンプールの郊外にあり、実際にはクアラルンプールではなくセランゴール州という別の地域に属するらしい。
日本語英語を問わずガイドブックでは必ず紹介されている場所であり、行きかたも簡単だ。
今回泊まっているホテルの最寄り駅であるイムビから、モノレールに乗ってKLセントラル駅へ。
そこからはKTMコミューターという電車に乗れば終点だ。
KTMコミューターはウィキペディアによれば全部で4路線あるようだが、きちんとした路線名はつけられておらず、今回の乗るのは「バトゥ・ケーブス-タンピン路線」というルートらしい。
もっとも、駅で切符を買う時も目的地がわかっていれば路線名は知らなくても問題はないのだが。
KLセントラル駅は、たぶん30年ほど前にここからバンコクまで一気に行った時に利用しているはずなのだが、まったく記憶がない。
もちろんその時とは駅の様子も違っているのだろうが、今回利用してみての第一印象は「大宮駅(埼玉県)みたい」だった(笑)
コンコースの雰囲気が何かそっくりなのだ。
大宮駅を知っている人ならわかってもらえそうな気がするのだが、どうだろう???
切符を購入し、改札を通過してバトゥ・ケーブス行きのホームに向かうが、案内表示が空港同様日本語併記になっていた。
中国語がないのが、よけいに気分を清々しくさせるね。
さて、駅のコンコースは大宮駅みたいだったのだが、ホームに降りたら……やっぱり大宮駅だった(笑)(笑)
っていうか、日本の典型的なターミナル駅の風景だ。
さすがに有名観光スポットに向かう路線だけあって、ホームには外国人が多かった。
およそ10分ほど待っただろうか、電車がホームに進入してきた。
降りる人も多くなく、スムーズな降り乗りで席に座った。
平日の午前中ということもあるのか、車内は空いていた。
途中、駅と駅の間の何もない場所で数分間停車したりしたが、だいたい30分ほどで目的地のバトゥ・ケーブス駅に到着した。
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