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【閉店】【チェンラーイ】日本で長年働いたおじさんの中華食堂「歐陽明雲南小吃専賣店」

タイのチェンラーイにある中華食堂、歐陽明雲南小吃専賣店 チェンラーイ&ゴールデントライアングル
この記事は約4分で読めます。
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【このお店はありません】
記事はガネッシュの記録(思い出)として残しているものですので、この記事を見てお店に行かないでください!

メーサーイへのドライブ途中でいつも立ち寄る食堂

タイ最北部にしてミャンマー国境の街メーサーイには、主にタイヤイ(シャン族)の知り合いがたくさんいることもあって、1年に3~4回は遊びに行っている。

いつも自家用車を運転して行くのだが、途中休憩しながらだと片道5時間くらいかかるので、朝のラッシュが終わってからチェンマイの自宅を出発するとちょうどお昼ごろに約200km北にあるチェンラーイに到着する。

なので、必然的に「チェンラーイでお昼食べて一休みしてからメーサーイに向かうか」ということになり、何軒かの行きつけの候補の中から選ぶのだが、一番利用する機会が多いのがこの記事で紹介する「歐陽明雲南小吃専賣店」だ。

街の北15kmの国道1号線沿いにある

チェンラーイと言っても、店は街なかではなく15kmほど北にある。

ちなみに、チェンラーイ市内にお住いの日本人で自転車に乗ってわざわざ食べに来る、という方もいるそうだ。

チェンラーイとメーサーイとの間を行き来する車がバンバン走っている国道1号線(パホンヨーティン通り)沿いにあり、通常はかなりのスピードで走り抜ける場所で、国道沿いに看板とかを出しているわけでもないので気をつけていないとあっという間に通り過ぎてしまう。

タイのチェンラーイにある中華食堂、歐陽明雲南小吃専賣店の外観

万が一通り越してしまった場合は、すぐ先の寺院の中に車を止めて歩いて来るとよい。

店先には、メーサーイ経由で入ってくるのだろう雲南のお菓子などが置かれている。

タイのチェンラーイにある中華食堂、歐陽明雲南小吃専賣店の店先

完璧な日本語が併記されたメニュー

店内は、ごくごく普通のタイの安食堂だ。

タイのチェンラーイにある中華食堂、歐陽明雲南小吃専賣店の店内

店内に繁字体の中国語が多い以外はあまり変わったところがないのだが、日本人がメニューを見たらびっくりするだろう。

完全日本語併記、しかもまったく間違いのない完璧な日本語が書かれているのだ。

チェンラーイにある中華食堂、歐陽明雲南小吃専賣店のメニュー

実は、この店の経営者(?)兼コックのおじさんは日本の中華料理屋で長らく働いていたことがあり、今ではもうかなり忘れてしまったということでそれほど流暢でないが、日本語を話すことができる。

一度、オーダーした料理がなかった時に日本語で「今日は仕込みができていない」と言われて驚いたことがある。

この店がある一帯は日本人シニアが結構住んでいるらしく、おそらくどなたかがこの日本語メニュー作りに協力したのではないだろうか。

日本の中華料理屋仕込みのホッとする味

名前からわかる通り雲南料理の店なのだが、コック(経営者?)のおじさんが長年日本の中華料理店で働いたという経歴の持ち主なので、どこか日本にある街の中華食堂の料理をほうふつとさせるやさしい味が特徴だ。

今まで何度となく立ち寄り様々な料理を食べているが、全体的にあまり油っこくなくて全体的に薄味で、何かホッとさせられる。

行くとたいてい注文するタンメン

タイのチェンラーイにある中華食堂、歐陽明雲南小吃専賣店で食べた野菜タンメン

野菜や卵の入り方が、本格的ではない日本のそこら辺にある街の中華食堂のものにそっくり。

クリアスープのあっさりとした味わいは間違いなく日本人好みだ。

焼きビーフン

チェンラーイにある中華食堂、歐陽明雲南小吃専賣店の焼きビーフン

こちらも非常に薄味で、普段味付けの濃いタイ料理やタイ中華料理を食べ慣れていると「味がない」と感じてしまうくらいだ。

骨付き鶏肉の唐揚げ

タイのチェンラーイにある中華食堂、歐陽明雲南小吃専賣店で食べた鶏の唐揚げ

下味の付け方、そして揚げ具合が絶妙でチェンマイでもなかなかお目にかかれないくらいの仕上がりになっている。

量が多いので、一人だと食べきれないのが残念。

排骨のから揚げ

チェンラーイにある中華食堂、歐陽明雲南小吃専賣店の排骨のから揚げ

タイ語で言えばシークロンムートート(ซี่โครงหมูทอด)になるのだが、鶏肉同様下味の付け方が違うので揚げ物としての香ばしさが何とも言えずよい。

油もギトギトしていないので、途中で飽きてしまうこともない。

焼き餃子

タイのチェンラーイにある中華食堂、歐陽明雲南小吃専賣店で食べた焼き餃子

こちらはちょっと日本のものとは違う。

日本だと焦げ目をつけたら水を入れて鍋にふたをして蒸し焼きにするが、これはたぶん油を敷いた鍋の上でずっと焼き続けるのだと思う。

しかも、かなりの油を入れていると見え、どちらかというと焼き餃子というより揚げ餃子に近い。

触感はパリッとしていて味も悪くはないのだが、日本の餃子をイメージして注文すると拍子抜けするかも。

麻婆豆腐

タイのチェンラーイにある中華食堂、歐陽明雲南小吃専賣店で食べた麻婆豆腐

スープ(?)は日本のものにそっくりな味なのだが、豆腐がタイにありがちなムチャクチャ柔らかいタイプなのが少し残念かも。

日本の街中華が恋しくなったらおすすめ

チェンラーイと言っても中心部からは15kmほど離れた場所にあるため、自前の足がない旅行者だと少々アクセスが大変かもしれない。

店のすぐそばにはメーファールアン大学があるので、市内とを結ぶ連絡バスでもあれば使えるかもしれないが、そうでなければメーサーイかチェンセーンに向かうローカルバスに乗って店のそばで降ろしてもらうことになるだろう。

今はチェンマイでもチェンラーイでも中華レストランは数多くあるのでわざわざ訪れることはないかもしれないが、スパイシーだったり油っこいものが多いタイ料理や街なかの中華料理に飽きた時や、日本の街の中華食堂の味が恋しくなった時などにはおすすめだ。

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コメント

  1. ドロスケ より:

    はじめまして!

    昼食前なので、写真ですごくお腹がすいてきました!

    食事はもっと辛そうなイメージだったのですが、
    違うんですね!

    餃子とかタンメンとか食べてみたいです!

    • ガネッシュ より:

      はじめまして&コメントありがとうございます!
      タイ料理ではなく雲南料理で、しかも日本で長く働いていた人の店なので味は薄くて、ほとんど日本の中華食堂のようです。
      何か、ホッとする味ですよ~(^^)

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