場合によっては現状とそぐわない可能性がありますのでご留意ください。
白亜の寺院ワット・ローンクンゆかりのカオソーイの店
チェンラーイはタイ最北の街として観光客に人気だが、自分がドライブ旅行する時は最終目的地がほかの場所であることがほとんどなので、基本的に通過するだけでどこにも立ち寄らない。
が、例外は食事(ランチ)のタイミングで通る時で、いくつかのお気に入りの店の中からチョイスして一休みしていく。
そのうちの一軒は、チェンラーイを抜けメーサーイ方面にしばらく行ったところにある日本風の中華料理を食べさせてくれる雲南食堂だ。
そして、もう一軒は今回紹介する市内中心部にあるカオソーイの店「ポーチャイ(พอใจ)」だ。
この店は、近年チェンラーイ最大の観光スポットになっている「白亜の寺院」として知られるワット・ローンクンにゆかりのある店としてタイ人の間では人気になっている。
街の南部郊外にあるワット・ローンクンは、当地を代表する芸術家のチャルムチャイ・コーシッピパット氏が手がけ、本堂をはじめおよそすべての建物がまばゆいくらいの真っ白で、まだできてそれほど年月が経っていないにもかかわらず観光バスが常にたくさん止まり、周囲にはお土産物店などが立ち並んでいる。
ちなみに、チェンラーイの街の中の道路の街灯や中央分離帯に建っているオブジェとかも、すべてこのチャルムチャイ氏のデザインによるものだ。
で、この「ポーチャイ」はそのチャルムチャイ氏の親戚がやっているのだ。
自分もカミさんもワット・ローンクンはもう何回も行っているので誰かほかの人を案内する時以外に立ち寄ることはないのだが、このポーチャイはたぶん寺院以上の回数訪れていると思う。
市内中心部、バスターミナルからも歩いてすぐ
「ポーチャイ」は、チェンラーイ市内のど真ん中にある。
チェンラーイのランドマークとも言える時計塔(これもチャルムチャイ氏の作品だ)からチェットヨート通りを150mほど南に行った右側になる。
ちなみに(旧)バスターミナルからでも徒歩で5~6分なので、どこか別の街への乗り継ぎで少し時間がある、などという場合にも立ち寄ることが可能だ。
店はホンテウ(タイ式タウンハウス)の中にあり、さすがに白亜ではない(笑)
北タイ料理もあり英語併記のメニューで外国人も安心
店はもともと人気があったようだが、チャルムチャイ氏の親戚の店ということから近年タイ人旅行者が特に多く立ち寄るようになったらしい。
店内やキッチンはいたって普通の食堂だ。
道沿いに出ている看板の店名の下に「カオソーイ・ガイ(鶏肉入りカオソーイ)」とわざわざ書かれていることからもわかる通りそれが一番のウリになっているが、タイ国内からの観光客もたくさんやって来るのでノムセン・ナムギヨウ(タイヤイ=シャン族式スープのタイ素麺)やサイウア(北タイソーセージ)などの郷土料理も一通り揃っているのでカオソーイ以外にもいろいろと楽しめてよい。
店の向かいが外国人のツアーも利用する大型のワンカム・ホテルなので、メニューは英語併記でタイ語ができない人でも安心だ。
これがカオソーイ・ガイ(鶏肉入りカオソーイ)
特別変わっているところはないが全体のバランスがよく、特に麺がシコシコしていて日本人好みだ。
量も少なめなので2杯はペロリとイケちゃいそうだが、まあそれだったら別の北タイ料理を頼んだほうがいいだろう。
初チェンラーイの人は寺院観光とセットで
この「ポーチャイ」のカオソーイはメチャクチャおいしい、というわけではないが十分合格点を与えられるし、何より白亜の寺院ワット・ローンクンを手がけた芸術家の親戚がやっているということで話のネタにもなる。
特に寺院を訪れた後で食べに来れば、また味も格別だろう。
市内中心にあってアクセスも容易なので、特にチェンラーイに詳しくない人にもおすすめできるお手頃なカオソーイの店だ。
「ダイヤモンド・パーク・イン・ホテル」はチェンラーイのバスターミナル(旧)から徒歩でアクセス可能、主要観光スポットもほぼ2km圏内にあり便利なロケーション。
シンプルだが必要十分な設備は整っており、この値段でバスタブ付きがうれしい。
安旅行者向けのゲストハウスはちょっと……でも、リゾートホテルのようなぜいたく感は不要、という自分のような中級クラスの旅行者にとっては非常に利用価値の高いホテルだと思う。
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