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【メーサーイ】ミャンマー国境すぐそばの街では最高級「ピヤポーンパビリオンホテル」宿泊レビュー

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテル チェンラーイ&ゴールデントライアングル
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料金は宿泊時期や予約するサイト・旅行会社によって大きく異なります。
また、設備は改修などでしばしば変わりますのであらかじめご了承ください。

どんなホテル?

タイ最北部のミャンマー(ビルマ)国境の街メーサーイにある、おそらくこの街では最も高級な部類に入るホテル。

まだまだ旅行環境という意味ではタイに遠く及ばないミャンマー(ビルマ)の、それも辺境のタチレク(タキレク)からチェントゥン方面に旅する人にとってはある意味最後のぜいたくとして、あるいはその逆でミャンマー(ビルマ)を旅行して来てタイに入ってホッとしたところで少しぜいたくしてゆっくり休みたいという人にとってはまさにピッタリのホテルと言える。

また、メーサーイそのものを目的地としてタイ最北部を訪れる人にとっては、タイの地方都市の標準的なホテルとしておすすめすることのできるクオリティだ。

ロケーション

このホテルのロケーションは、まさに国境の雰囲気を味わう、もしくは実際に国境を越えるためにあると言っても過言ではないだろう。

国道1号線をチェンラーイ方向から来てメーサーイの市街地に入り、国境方面にどんどん向かってくると正面に大きなタイ側国境のゲートの建物が見えてくるが、その400mほど手前のソイ(路地)を左折してすぐのところだ。

国道沿いのソイの入口の電柱に看板が出ているのだが、経営が同じと思われるピヤポーン・ヒルズ、ピヤペット・プレイス、という似たような名前の看板が目立つ色で一緒に掲げられており、ピヤポーン・パビリオン・ホテルのものは茶色でソイ(路地)の中側にあるので、特に車を運転している場合は注意して見ていないと通り過ぎてしまうかもしれない。

明るい緑とピンク地に「Pipapetch Place」、「Piyaporn Hill」と書かれた系列ホテルの看板を目印にしたほうがわかりやすいだろう。

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルの標識

ホテルは、ソイを入ってすぐの左側にある。

なお、街の入口近くの国道沿いにもピヤポーン・プレイスという大きくて立派なホテルがあるが、こちらも違うので間違えないように。

住所:925/36 Moo 1 T.Wiangphangkham A.Maesai C.Chiang Rai
TEL:053-731395
WEBSITE:https://www.piyapornpavilion.com/

タイヤイ(シャン族)式の外観

ソイに面した部分は広い駐車場(地下にもある)になっており、その奥がタイヤイ(シャン)族式のいく層にも重なった屋根を持つエントランスのついたクリーム色の壁の7階建てのホテルの建物になっている。

まだできてからそれほどたっていないようで、外壁も美しい。

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルの外観
タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルのエントランス

エントランスから建物内に入ると、正面がフロント、右手がレストランになっている。

フロントは、ホテルの規模からするとかなり小さく感じられる。

カウンターにいるスタッフ、ベルボーイなどは正直言ってあまりやる気の感じられないダルな雰囲気(笑)だが、タイ北部の地方都市の宿はおおむねこのようなものだろう。

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルのロビー

高級感はなくシンプルだがメチャクチャ広い客室

部屋は、スーペリア、デラックス、スイートの3タイプに分かれているが、今回はデラックス・ルームに宿泊した。

扉を開けての第一印象は「ひ、広い……」。

長方形の客室は、優に30畳近くあるのではないだろうか。

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルの客室概観

しかし、部屋のファシリティーはいたってシンプルで、ダブルベッド、4人が座ることのできるラタンのソファーセットにDVDプレーヤー付きテレビ、造花とティッシュが置いてあるドレッサー兼ライティングデスク程度だ。

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルのソファ
タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルのデスク

洋服を収納するクローゼットは側板のない木製のフレームにパイプが渡してあり、ハンガーが2~3本かかっているだけというシンプルな作り。

バッグなどを置くラックはクローゼットの脇に大きなものがある。

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルのクローゼット

ベッドとソファーセットが置かれているところと反対側の壁のテレビや鏡台の距離がありすぎて、何かガラーンとした印象を受けるだけでなく、ベッドに寝転がってテレビを見ようと思ってもよく見えないくらいだ。

ベッドの上の壁には簡単な装飾があるが、床は塩化ビニールのような素材、窓にかかっているカーテンもごくごく普通の青い布といった感じで高級感はない。

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルのベッド

が、ブティックホテルではないのだし、できてまだ間もないことなどもあって清潔感はあり、十分合格点はつけられるだろう。

テレビの下には冷蔵庫があり、ミネラルウォーターが毎日2本サーブされるほか、電気ケトル、インスタントコーヒーやコーヒーカップもあるが、インスタントコーヒーは補充がなかったので2泊目は近所のコンビニから買ってこなければならなかった。

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルのティーセット

ベッドサイドにはwi-fiのユーザーIDとパスワードが書かれたものが置かれていて、宿泊期間中はまったく問題なく使うことができた。

バスルームも非常に広く、バスタブと独立したシャワーブースがついているが、シャワーのほうは熱いお湯が出るのにバスタブのほうはなぜか微妙にぬるいお湯しか供給されず(給水系統が別?)ちょっと残念だった。

冬のメーサーイ(自分が泊まったのは1月)はかなり冷え込むので、ぬるいお湯に浸かっていると風邪を引きそうで、結局熱いお湯の出るシャワーだけを使ことになってしまった。

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルのバスルーム概観
タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルのシャワーブース

アメニティは、シャンプーとボディーソープ、固形石鹸だけであまり質はよくない。

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルのアメニティ

必要があれば、国道を出たところにセブンイレブンがあるのでそこで購入することができる。

泊まったのは北側の部屋でしかも5階という上のほうだったので、部屋に2つあった大きな窓からはミャンマー国内にある山並みや山腹に点在する寺院などをよく見渡すことができ、なかなか楽しかった。

タイのメーサーイにあるピヤポーンバビリオンホテルの客室からの眺め

今回は、食事なしのプランだったため朝食は食べることがなかったが、外から眺めた感じでは用意されているものはそれほど豊富には見えなかった。

少し歩けばタラート(市場)や欧米人旅行者が多く利用しているカフェテリア風のレストランもあるので、無理してホテルで食べなくてもいいように思う。

メーサーイでは、カーオフンなどタイヤイ(シャン)族の珍しい料理がたくさん売られているので、ぜひ試してみてほしい。

国境の雰囲気を堪能するなら絶好のホテル

メーサーイに限ったことではないが、国境の街というのはどことなく危険なというか怪しげなというか、何とも言えない独特の空気や雰囲気に包まれていることが多い。

そして、そこにある宿は基本的には観光の拠点や長逗留する場所としての機能は求められておらず、国境通過のためにある意味しかたなく一泊する、というようなケースが多い。

そのため、ホテルのほうも一見の客相手と割り切っているのか、値段の割にメンテナンスやサービスがおざなりのところが多く、コストパフォーマンスが悪いことが多いような気がする。

このピヤポーン・パビリオン・ホテルもチェンマイの同価格帯のホテルと比較してしまうと特に設備面で見劣りするが、それでもバックパッカーではない、普通の日本人旅行者だったら十分に耐えられる(より国境に近い大型のワントーン・ホテルにも泊まったことがあるが、価格的にはこちらより割安だが清潔感という点でかなり厳しかった……なのでこのサイトでは紹介しない)だろう。

国境が近くミャンマー側のタキレク観光にも便利、タイのほかの場所では見られないようなミャンマーからの珍しい商品などが並んでいる大きなタラート(市場)がすぐ南、小山の上にあるワット・ドーイワオ(通称サソリ寺)のふもとに並ぶ中国からの品物が大量に売られているアーケード街も至近であるなど、メーサーイという街を堪能するのには絶好のロケーションのホテルである。

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