マレーシアの首都クアラルンプールの3泊4日の滞在を終えて、いよいよ今回の旅の目的地、インドネシアのソロ(スラカルタ)に向かう。
チェンマイからクアラルンプールに着いた時は特に時間的な制約もなかったので値段の安いバスでKLセントラルまで移動したのだが、今度は飛行機に乗り遅れるわけにはいかないので、時間の読めるKLIAエクスプレスを利用することにした。
KLIAエクスプレスは、市内中心部のKLセントラル駅とKLIA(クアラルンプール国際空港)駅、KLIA2(同LCC専用ターミナル)駅とを30分で結ぶ鉄道で、東京で言えばJRの成田エクスプレスか京成スカイライナーのようなものだろうか。
東南アジア最速を誇る列車らしいが、料金も片道400THB以上(記憶不鮮明)と破格だ。
この日のソロ(スラカルタ)行きのフライトは午後13時発だったので、朝食をとってからホテルをチェックアウト、まずはモノレールで最寄り駅のインビからKLセントラルへと向かった。
前にも書いたが、KLセントラル駅は自分のイメージでは埼玉県の大宮駅そっくりだ。
空港へ向かうKLIAエクスプレスは、さすがにチケット売り場も乗り場も完全に分離されていた。
切符売場
駅構内の案内看板は日本語併記
KILAエクスプレスのホームは在来線と違いドアがついていた
日本では、成田エクスプレスも京成スカイライナーも近年はまったく乗る機会がないので今はどうか正確には知らないが、KILAエクスプレスの車内はそれらに比べるとずっと上を行っていると思う。
シートは、特に京成スカイライナーのまるで直線的な板に薄すすぎてほとんど効かないクッションを貼ったようなものに比べるとはるかに座り心地がよい。
小さなテーブルもあり、無料wi-fiも提供されている。
荷物置き場もかなり広いスペースが取られていて、よほどのことがなければいっぱいになることはないだろう。
っていうか、料金が高いからかこのKILAエクスプレス、いつ乗っても空いている。
今回も、1車両に乗客は10人いるかいないか、という感じだった。
出発後しばらくはクアラルンプールの都会的な風景だが、すぐに郊外ののどかな雰囲気へと変わり、そうこうしているうちにあっという間に目的地の終点、KLIA2に到着した。
KLIA2は2014年開業とまだできてそれほど年数もたっていないので、駅も新しい。
改札を抜けると、もうそこは空港ターミナルビル内だ。
さあ、初めてのインドネシアの旅は何が待っているだろうか……
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