どんなホテル?
タイの南隣の国マレーシアの首都クアラルンプール(チェンマイからだと直行便で3時間足らず)の中心部、モノレールのインビ駅から徒歩でアクセス可能なアコーグループの中級ホテル。
名前は「メルキュール・クアラルンプール・ショー・パレード(Mercure Kuala Lumpur Shaw Parade」とかなり長い。
2017年の初頭に新築オープンしたので全体的に設備は新しくきれいで、しかも割と静かな環境に建っており落ち着いた滞在ができる。
周囲にはレストランや商店も多いほか、繁華街のブキットビンタンまでも散歩がてら歩いて行ける距離なので非常に便利で、個人的にはかなりおすすめだ。
ロケーション
モノレールのインビ駅から徒歩で7~8分のところにある。
駅を降りてベルジャヤ・タイムズ・スクエアというショッピングセンターの中を突っ切って行けばショートカットになるのだが、初めての場合はなかなかむずかしい(自分もできなかった)ので、いったんジャラン(通り)・インビに出てショッピングセンターを回り込むようにして来たほうがよい。
左右どちらに道を取ってもホテルまでの時間は変わらない。
ホテルの前にはレストランやコンビニ風のショップが何軒もあるほか、ベルジャヤ・タイムズ・スクエアが巨大でそれこそ何でもあるので、買い物とかにもまったく困ることはない。
繁華街のブキットビンタンのランドマーク、パビリオン(ショッピングセンター)まではノンビリ歩いても20分ほどだ。
TEL:+60-392243030
WEBSITE:https://www.accorhotels.com/gb/hotel-9279-mercure-kuala-lumpur-shaw-parade/index.shtml
外観、フロントなど
この地域は再開発地区なのかホテルの裏手方向は結構な空き地が目立つが、残っている建物も背の低いものが多く、12階建てのこのホテルはひときわ目立つ。
ホテルの入口はインビ側の大通りではなく、ジャラン(通り)・ニョニャ方向に少しだけ入ったところになる。
フロントはこじんまりとしており、大き目のデスクが2つあるだけで座って手続きをするのだが、客室が200以上あるようなので、タイミングが悪いとかなり待たされそうだ。
今回、自分はアコーグループのサイトからメンバー優待価格を利用して予約を入れたのだが、メンバーカードを出したところフロントスタッフの対応が急によくなり、すぐ脇にあるカフェの無料ドリンクチケットがサービスされた。
あとでわかったのだが、宿泊後にアコーグループからアンケートが送られてきたので、おそらくそこでのフロントに対する評価が何らかの人事考課につながるのではないだろうか。
シンプルだが窓が大きく居心地のいい客室
このホテルは、客室を「デラックスルーム」、「エグゼクティブルーム」、「プリビレッジルーム(無料のドリンクやレストランでの食事などがついた高層階の特別室)」、「スイート」の4つのグレードに分けているが、今回はクイーンサイズベッド1台のデラックスルームに宿泊した。
25平方メートルと決して広くはないが、まだぜんぜんヘタっていないベッドのほか、ミニソファにテーブル、ライティングデスクに大型液晶テレビ、アイロンとアイロン台、セーフティーボックスつきのクローゼットが備えつけられている。
無料の飲料水は毎日2本サービスされ、インスタントコーヒーと紅茶に電気ケトルが用意されている。
マレーシアのホテルでは結構多いのだが、冷蔵庫がないのだけはちょっと不満だが……。
部屋は窓が天井から足元近くまである非常に大きなもので、すぐ近くに高い建物がないので見晴らしが非常によく気持ちがよい。
この窓の大きなことが、部屋の狭さを感じさせず居心地をぐっとよくしており、印象を高めていると思う。
バスルームは、値段からいってバスタブは望むべくもなくシャワーだけだが、湯量、温度ともにまったく問題はない。
また、たっぷり量が入ったチューブのシャンプー、コンディショナー、ハンド&ボディーソープのほか、タイのホテルではまずついていることのない歯ブラシも置いてある。
スポンジはさすがにないので、持参するとシャワーがより快適になるだろう。
バリエーション豊富な朝食
朝食は6階(だったかな?)のレストランでとる。
たぶんワンフロアをまるまる使っており、かなり細長いつくりだが席数は非常に多い。
フロントでバウチャーとかが配られるのではなく、カードキーを持参すると入口でスタンプをペタッと押して手続き完了となる。
料理は洋食が中心だが、インド料理やマレー料理も用意されており自分のように数泊しても飽きることはないだろう。
料理のバリエーションはかなり豊富で、このクラスのホテルのレストランとしてはかなりがんばっていると思う。
客室同様レストランも窓が大きく取られていて、特に窓側の席に座ればとても気持ちのよい朝食タイムを過ごせると思う。
自分が泊っていた期間は雰囲気をぶち壊しにする中国系団体客とかもおらず、客は多かったが全体に静かな雰囲気だったのもよかった。
コストパフォーマンスは非常に高い
とにかく、まだできてから時間がたっていないので快適な滞在ができ、かつ自分が今回泊まったデラックスルームのシングルユース(1人泊)であれば朝食つきで50USDもしないので、コストパフォーマンスはむちゃくちゃ高いと思う。
今回自分はインドネシア旅行の乗り継ぎとして3泊したが、次にまたクアラルンプール市内に宿泊するとしたら間違いなくここを選ぶだろう。
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