ナワラット橋近くのピン川の岸辺では、灯篭流しと同時にコムローイ(熱気球)をあげていた。
通りから川岸に降りるところあたりでいくつかの屋台がコムローイ(熱気球)を売っていたのだが、ひとつ50THB。
自分は、家の近くであげようと思い街なかの仏具店で買ったのだが、同サイズのものが3つで100THBだった。
さすがに、観光地価格(?)である。
仏具店で買って来たコムローイ(熱気球)
折りたたまれている気球の部分
気球を空へと向かわせる熱を発する蝋をしみこませた紙の部分
折りたたまれている部分を開いて筒状にする
十字に細い針金が張られているのが見えるだろうか?
この十字になった中心部の針金に、蝋をしみこませた紙のほうにつけられている針金を結び付けて固定すれば、準備完了である。
川岸では人々が思い思いにコムローイ(熱気球)をあげていた(タイトル下の写真も)
余談だが、コムローイ(熱気球)あげの写真というと、たいてい上のような写真になるのだが、実際にコムローイ(熱気球)をあげる時には、蝋をしみこませた紙に火をつけた後しばらくはこのように上には持ち上げないほうがよい。
それは、気球は蝋が燃えて熱くなった空気が上へと溜まっていくことで空に向かうからで、こうして持っていたのでは熱い空気が気球の下から逃げてしまい効率が悪いのだ。
なので、タイ人の中には蝋に火をつけたら空気が漏れないように地面に気球を置いて口をふさいでしまい、火が燃え移ったりしないように気球の一番上をつまんだりして熱い空気が溜まるのを待つ、というやり方をする人もいる。
これだと、熱が溜まって空に向かう準備が整ったら気球は自然と上に浮かんでくるので、手を離すタイミングも上手に測れる、というメリットもある。
もし、今年コムローイ(熱気球)をあげる人がいたら、ぜひおためしあれ(^^)
ともあれ、空にはたくさんのコムローイ(熱気球)が浮かんでいた
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