20日間ほど日本に一時帰国して、チェンマイに戻ってきた。
こちらに戻ってきてとにもかくにも真っ先にやらなければならないことはイミグレーション・オフィスに出頭してのTM-30の届け出であるが、その次は日常生活を送るためのさまざまなものの買い出しだ。
20日も家を空けるとなると、冷蔵庫の中の生鮮食料品はもちろんきれいに片づけていかなければならないし、そのほかのこまごまとした例えばサラダドレッシングやナムプリック(タイ式ふりかけ)などのある程度保存のきくものも基本的には日本に戻る前になくなっても新しく買わないようにしている。
食品以外の家庭雑貨やバストイレタリー用品も、歯みがきのようにないと困るものは別にしてできるだけ買わないようにするので、チェンマイに戻ってきて最初の買い物はかなりの種類・量(金額)になってしまうのが普通だ。
今回も、バイクでイミグレーション・オフィスに出かけTM-30届け出を済ませるとすぐにいったん自宅に戻り、自動車に乗り換えて買い物に出かけた。
向かったのは、ビッグCのハーンドーン店だ。
ビッグCのドーンチャーン店が不在中にリニューアルオープンしたという話はお友達から聞いていて行ってみたかったのだが、店内が新しくなっていると商品がどこにあるのかわからず迷ったりして、今回のようにたくさん買わなければならない場合は時間ばかりかかって効率が悪くなるのでなじみのハーンドーン店にした。
ここなら、目をつぶってでも売り場はわかる(笑)
今回買ったものの中から、一部をご紹介します。
食品系
オリーブオイル
下に紹介しているキューピードレッシングに飽きた時に、塩コショウと合わせてサラダにかけるのがメインの用途。
めったにしないけれど、パスタをゆでた時やスープ(ポトフ)を作った時にも使っている。
もっと量の多い大瓶もあるが、自分にはこの程度でちょうどよい。
スペイン製250mlで135THB(約486JPY)。
ごま油
たまに食べるカップ麺やカップチョーク(お粥)にたらしたり、サラダ(特に日本から持ってきた乾燥海藻を入れた時)にも使う。
李錦記のものは少し高い(121THB=436JPY)のだが、チェンマイ(タイ)で売られている安いものはごま油と名乗ってはいるが実際には50%くらいしか入っていない(別の油が混ぜられている)ものとかもあって風味がぜんぜん違う。
もしごま油を買うなら、ラベルの記載には十分注意したほうがいいよ。
ちなみに、日本でも有名な李錦記だが、ごま油は売られていない。
ヨーグルト
ヨーグルトは近所のコンビニでも買えるので別にここで無理して買わなくてもいいのだが、ついでなので……。
チェンマイはパンのレベルがどうしようもなく低い(自分の口に合わない)ので、こちらの朝食はフルーツかミューズリーやグラノーラなどのシリアルにヨーグルト、コーヒーというパターンになっており、ヨーグルトは欠かすことができないものだ。
いつも脂肪分ゼロのものを買っており、近所の店では明治のものはなくたいていダッチ(オランダ?)というブランドになってしまうのだが、自分は食品に限らず日本企業のものがあれば多少高くてもそちらを買うようにしているので、今回は明治のを買った。
4個パックで58THB(約209JPY)。
ちなみに、ダッチのほうがだいたい10THB(約36円)くらい安い。
ぶなしめじ
ぶなしめじやえのき、エリンギなど、チェンマイ(タイ)ではこの数年でキノコの種類が本当に増えた。
逆にトムヤムに必ず入っていたフクロタケなど、最近めっきり見かけなくなってしまったが……。
自分は自宅ではほとんど料理を作らないため、使うのはサラダとかに入れる程度だが、小分けに冷凍して保存できるので時々買っている。
値段も安い(18THB=約65JPY)
サラダドレッシング
キューピーの焙煎ごまドレッシング。
ほかにもいくつかの種類が販売されているが、今回は気分でこれにした。
こちらでは輸入物(ヨーロッパやオーストラリアからが多い)も売られていて何回か買ったことがあるのだがどうも自分の口には合わず、キューピーのがチェンマイ(タイ)で売られるようになってからはこればかり買っている。
ただ、同じものだと飽きるので、あとは塩コショウとオリーブオイル(上記参照)にしたり、ナムプリック(タイ風ふりかけ)をふりかけたりすることもある。
210ml入りで79THB(約284JPY)。
家庭雑貨、バストイレタリー系
殺虫剤
熱帯のチェンマイ(タイ)では欠かせないもののひとつ。
我が家ではすべての窓や入口にはかなり目の細かい網戸がはまっているが、それを閉めても端のほうとかには微妙にすき間が開いていたりして家の中には常に小さな羽虫とかがいる感じ。
なので、朝起きると床にその死骸が結構落ちていて、まずはほうきで掃き掃除することも多い。
また、家の周りはアリもすごくて「地球上で最強の生き物はアリじゃないか?」と思うくらい色々な場所に入り込んで自由に活動している。
家の中にうっかり果物を放置してしまったりすればたちまちアリが列を作って侵入して来るし、一度日本に戻っていた時には水道ポンプの中に巣を作られてしまい、チェンマイに帰ってきてさあシャワーを浴びようと思ったらまったく動かずお湯がチョロチョロとしか出ずにとても困ったこととかもある。
タイでも殺虫スプレーはいろいろな種類が売られていて、中には特定の生き物によく効くのもあったりするが、自分はゴキブリからアリ、蚊まで使えるオールマイティタイプを購入している。
こちらも、キンチョウとアースと2社の日本企業製が売られているが、今回はアースにしてみた。
99THB(約356JPY)。
室内芳香剤
レモングラスの香りの室内芳香剤。
気分転換に夜寝る前に寝室にスプレーしたり、何となく部屋のニオイが気になる時とかに使っている。
この手の室内芳香剤は、据え置き式のものも含めかなりの種類が出ているのだけど、質の悪いものもあって中にはスプレーすると鼻がもぞもぞしてくしゃみが止まらなくなったりするものもある。
自分が色々と試してみた中では、これは自然な香りで心地よいので愛用している。
69THB(約248JPY)。
柔軟剤
タイで衣服を洗濯する時には欠かせないのがこの柔軟剤。
タイの水は硬水のせいなのか、洗濯をすると服がゴワゴワになってしまうのでみんな必ず柔軟剤を入れている。
必需品なのでスーパーでは特売になっていることも多く、今回は激安の9THB(約32THB)だったこのブランドを買った。
普通はだいたいどの商品も13THB(47JPY)くらいで売られている。
最近は日本でもおなじみのダウニーとかも大量に売られているけど、値段が高すぎて自分は手が出せない……
トイレ洗剤
トイレ掃除用の洗剤はいつもこの花王トイレマジックリンを買っている。
以前はDuckやVixolといったスーパーで大量に売られているものを使っていたこともあるのだが、何かあまりきれいになってる感じがしないし香りもよくない。
2~3年前だろうか、花王からこのトイレマジックリンが出たので使ってみたら、液も粘性があって掃除しやすいし、ニオイも悪くないのでこちらにスイッチした。
ほかのブランドと違いコンビニとかでは売っていないので、今回のように大型スーパーに買い物に行った時に、切れる前に早めに買っている。
65THB(約234JPY)。
マウスウオッシュ
日本でもよく知られているリステリンのマウスウオッシュ。
これも特売になっていることが多く、写真のように2本パックとか大瓶1本に小瓶1本サービスとかで安い値段で出ている。
今回はこのクールミントが2本で199THB(716JPY)だったので購入した。
まあ、なくても死ぬものではないが、やはりこれを使ったほうが歯みがきの後とかは気持ちがいいからね~
ボックスティッシュ
ビッグCのプライベートブランドのボックスティッシュ。
普段使いでは、食堂とかによく置いてあるようなトイレットペーパーの芯を抜いて専用のケースに入れたのをティッシュかわりにしている。
が、自分は持病用の目薬を頻繁にささなくてはいけないため、なかばそれ専用にこのボックスティッシュを購入している。
トイレットペーパーだと柔らかすぎて目薬で塗れた目の周りを拭いたりすると、肌にひっついたりして使いにくいんだよね。
17THB(約61JPY)と安い分中身が少ないので割とすぐになくなってしまうのが玉にきずで、自分はまとめて3箱とか5箱とか買うようにしている。
日本から誰かが家に泊まりに来た時とかも、さすがにトイレットペーパーをティッシュ替わりに使わせるのは申し訳ないので、やはりボックスティッシュは必要だ。
ペーンイェン(クーリングパウダー)
南国のタイならではの必需品が、このペーンイェン(แป้งเย็น=クーリングパウダー)だ。
シャワーを浴びた後とかにつけると身体がスーッとして実に気持ちいい。
たまに、こちらの人で首の周りとかを粉で白くしている人がいるけれど、それはたいていこのペーンイェンをつけた後だからだ。
これをもともと作って売り始めたのはSNAKEというヘビのイラストが目印のブランドなのだが、昔ながらの製法なのか粉が少しザラザラしていて香りもあまりよくない。
10数年まえの一時期はHula Hula(フラフラ)というブランドが売り場の棚を独占していたのだが、今はこのProtexというのが一番メジャーだと思う。
香りやビタミン配合などによりいくつか種類があるのだが、これは氷の絵が描いてあって冷涼感が特に強いという意味だろうか?
自分はあんまりその辺のところは気にせず、その時々で安いものを買っている。
これは2本パックで105THB(378JPY)。
日本人でも、夏に使う用にお土産にする人が結構多いらしい。
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