3か月ぶりのチェンマイでまずは必需品の買い出しへ
日本への一時帰国を終えチェンマイに戻った。
今回は3か月ほど不在にすることがはじめからわかっていたので、チェンマイを発つ前に保存がきくようなものを含め食品はすべて処分し、バス用品や洗面道具、キッチン雑貨などもできる限りお友達にあげるなどしたので、生活必需品の多くを買い揃えなければならない。
食べ物はとりあえず自宅の斜め向かいにあるよろず屋で水さえ買っておけば後は外食で何とかなってしまうので、真っ先に買わなければいけないのは雑貨類だ。
ということで、荷物置き場がわりに借りている家に戻るとすぐ買い出しに出かけた。
この手の商品はスーパーマーケットに行く用事があればそこでついでに買ってしまうことも多いが、そうでなければ自分は市内北部のタニン市場の中にある「チェンマイダイレクト」という店に行くことが多い。
本家もあるけど個人的には「チェンマイのマツキヨ」と呼びたいこの店は、薬はほとんどないが化粧品や家庭用品の品揃えはスーパーマーケットより充実しており値段も安いことが多い。
去年くらいに売り場を拡大し食品も扱うようになり一層便利になっていて、タラート(市場)の中にあるので近くに住んでいる人ならわざわざスーパーマーケットまで行く必要がないくらいだろう。
店内は拡張に次ぐ拡張でつぎはぎだらけになっており、すごく複雑な構造をしており慣れないうちは使いにくいかも。
今回の主な買い物
自分はスーパーマーケットやこのようなドラッグストアまでわざわざ出かける機会はそれほど多くないので、事前に買い物メモを作っていくようにしている。
その方が広い売り場を行ったり来たりする必要がないし、余計な衝動買いをしなくて済むので。
今回もやはりメモを持って行き買い物をしたが、そのうちの一部を値段とともに紹介する。
リステリン(149THB≒566JPY)
言わずと知れた日本でもおなじみのリステリン。
チェンマイでも色々な種類が売られているが、自分はいつもこの紫色の「トータルケア 6 in 1」というのを使っている(日本でも)。
リステリンはしばしば写真のように小さいボトルがおまけにセットされているものが売られていて、それば店頭にあればかなりお買い得だ。
自分はこの紫色以外のものは使わないので仮にこのお買い得セットがなくても買うのだが、今回はあってよかった。
シャワークリーム(95THB≒361JPY)
日本だとボディソープと呼んでいるような気がする。
ほとんどのタイ人はバスタブに入る習慣がなくシャワーで済ませるのでこういう名前なのだろうか。
自分は日本の企業の商品がある場合はなるべくそちらを買うようにしていて普段は植物物語を手にすることが多いのだが、今回はこれにしてみた。
といっても特に大きな理由があるわけではなく、パッケージが何となく涼しげに見えたのとたまたま安売りしていたから。
自分は何もない日でも朝夕の2回、日中に外出したりして汗をかいた時などは3回4回とシャワーを浴びるのでこれだけだと割とすぐになくなってしまう。
なので、固形石鹸と交互に使っている。
シャンプー(159THB≒604JPY)
タイではかなりメジャーな「Head & Shoulders」というブランド。
P&G社が保有しているが、個人的には同社のRejoiceやPanteneに比べると少し品質には劣り値段はその分安いというイメージがある。
でも、自分はことシャンプーに限って言えばこちらのほうが気に入っていてよく買っている。
理由は洗いあがりがさっぱりしているから。
ほかの2つのブランドのシャンプーはどちらかというと髪のケアに比重を置いているのかどちらかというと少しねっとりとした感じで洗い上りも髪がゴワゴワにならない分イマイチさっぱりしない。
それに比べるとこの「Head & Shoulders」のシャンプーは、少し髪はギスギスするものの汚れをしっかり落としてくれる感じがする。
コンディショナー(155THB≒589JPY)
シャンプーとは逆に、コンディショナーはこの「Pantene」のものを買うことが多い。
シャンプーした後の髪をちゃんと保護してくれている感じがするし、何より流した後が気持ちがよい。
今回は、たまたま安くなっていたので抜け毛ケア的な種類のコンディショナーを買ったが、それほど効果にこだわりがあるわけではないので、いつも値段を見つつ適当に選んでいる。
食器洗い洗剤(47THB≒178JPY)
「ライポンエフ」という、もしかしたらこちらでは一番使われている食器洗い洗剤かも。
普通は真っ白なボトルに入ったごくごくノーマルな香りのものを買うのだが、今回はたまたまこれが目に入ったので買ってみた。
日本語で大きく「すっきり」と書かれており、右下には「ジャパニーズゆず」とある。
最近のタイではゆずもすっかり市民権を得たのか、色々な商品で名前を目にすることが増えて来た。
実際に使ってみるとゆずの香りがするかどうかは微妙なところだが、自分はそれよりも泡立ちやちゃんと汚れが落ちるかどうかを重視するので気にはならない。
ボトルのイラストもかわいいので、キッチンに置いてあると妙になごむのはいい。
ボックスティッシュ(165THB≒627JPY)
富士山の絵とともにメイドインジャパン、そして日本で一番売れていると大きく宣伝されているエリエールのボックスティッシュ。
タイでもティッシュは日常的に使うものでスーパーマーケットに行くと実にさまざまな商品が売られているが、安い地場メーカーのものは質が悪くてすぐに破けたりして結局一度に2枚3枚と使わなければならずかえって損をする感じになるものも多い。
その点このエリエールはさすがに日本製だけあってかなりしっかりとした作りになっている。
自分は持病があり一日に何回も目薬をささなければならず、点眼するたびにティッシュで目頭を押さえるのだが、タイの安ものを使うとぬれた途端に破けてそのまま拭くとティッシュの破けたカスが目の周りにこびりついたりして不快なことこの上ない。
その点この商品は1枚でもそういう不安感はまったくなく、肌触りもいいので自分は愛用している。
値段はかなり割高だが、それだけのお金を出す価値はあると思う。
トイレ(室内)芳香剤(219THB≒832JPY)
チェンマイ生活では必需品のトイレの芳香剤。
日本だったら消臭剤みたいなのでも十分イケるのだが、こちらの住宅のトイレ(バスルーム)は構造上の理由なのかニオイをニオイで覆い隠すみたいにしないととても太刀打ちできない。
この手の商品も実にたくさんの種類が売られていて日本のシャルダンとかも売っているので使ったこともあるのだが、値段は高いのに香りが上品過ぎてすぐに効き目が薄れてしまう気がする。
なのでもっぱら地場(?)メーカーのものを買うのだが、今回は「Ambi Pur」にした。
P&Gが展開するブランドで中国製だが、ダウニーが配合されているというのに惹かれた。
調べてみたら、ダウニーもP&Gが所有するブランドなのでこういうコラボができるのだろう。
ダウニーと言えば日本ではしばしば香害の原因のように言われることもあるが自分は気にならないし、それ以上にトイレがいい香りになったほうがいいので、普通の商品に比べると20THBほど高かったがこれにしてみた。
大して効果が上乗せされなければまた普通のに戻せばいいだけだし、お試しということで。
白髪染め(149THB≒566JPY)
自分にとってはチェンマイ暮らしではなくてはならない一品。
こちらの白髪染めは日本のビゲンなどもあるのだが色のバリエーションが少なく、正直言ってあまり楽しくない。
なので以前は日本から「ピンキッシュブラウン」とか少し変わった色の白髪染めを持って来ていたのだが、このところスーツケースに余裕がなくこちらで購入している。
普通はビゲンのものを買うことが多いのだが、今回は「PAON」というブランドにしてみた。
というのも、ライトブラウンというかなり明るそうな茶色があったから。
どうせ白髪を染めるなら黒とかじゃつまらないのだが、チェンマイ(タイ)では極端に明るい色とかがないので一番近そうなものを選んだ。
パッケージにはパチモノっぽくないしっかりした日本語が印刷されているが、調べてみたらPAONは日本でもヘンケルジャパンが扱ってるみたい。
日本の自宅近くのドラッグストアでは見たことがないのだが……
ちなみに、チェンマイでは自分で白髪を染めたりはしない。
近所の美容室にこの薬剤をそのまま持って行き200THB(≒760JPY)で染めてもらう。
日本だと高いので自宅で染めるがこの値段なら悩むほどでもなく、わざわざ自分でやる気にはならないよ。
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