日本への一時帰国から戻ったすぐ翌日に、スーパーのビッグCで食料品や生活雑貨の買い出しをした。
が、それだけで用が足りるわけではない。
ワインやつまみ用のチーズやハムなどの食料品の調達がまだ残っているのだ。
これらはビッグCやロータスなどの一般的なスーパーマーケットでも売られている(特にワインは近年タイでもブームになっていて、ちょっとしたタイ料理レストランでも普通に飲まれていたりする)が、品揃えがイマイチな上「いつから置いてるの?」みたいなものも多く、正直何となく買うのに抵抗がある。
なので、自分はこのようなものはリムピンスーパーで買っている。
リムピンスーパーは、東京で言ったら紀ノ国屋とか明治屋、あるいは規模を大きくした成城石井だろうか、輸入食材を中心に扱うチェンマイきっての高級スーパーだ。
名前(ริมปิง=ピン川の川辺)の通り、もともとはピン川左岸のサンパコーイの鉄橋の向かいに店を構えており、自分が初めてチェンマイを訪れた1988年にはすでにあったのだが、2000年代に入ってからの企業の駐在員とその家族や長期滞在の外国人、プラス裕福なタイ人の増加に伴ってどんどん店舗網を拡大していった。
近年は小規模スタイルの「リムピン・グロッサリー」を郊外に出店しているほか、何とラオスの首都、ビエンチャンにも店を構えている。
自分は品揃えがよく買い物しやすいミーチョーク・プラザ店がお気に入りなのだが、今回はチーズのバリエーションが抜群に豊富なプロムナーダ・リゾートモールの中にある店に出かけた。
もともとが高級スーパーだが、この店はその中でも高級感が一番あると思う。
ちなみに、値段はとんでもなく高いけど日本の飛騨牛や神戸牛の肉も売っている。
今回は買うものがもう決まっているので、そんなにたくさんはカゴに入れなかった。
ワイン
オーストラリア産のシャルドネ。
自分は基本的に酒を飲まないので、あまり産地や銘柄とかにこだわることなく店で目に止まったものを買っている。
リムピンスーパーでは、どの店でもワインを選んでいると店員が寄って来るがあまり知識はないようで、以前勧められたものを確かめもせずに買ったらぶどうジュースが混ぜられたワイン(たぶんワインとは呼べない)だったことがあるので、それ以来自分でしっかりラベルを確認するようにしている。
499THB。
チーズ
フランスのブリーチーズ。
チーズも種類が多すぎて、自分のように知識があまりないと選ぶのが大変なのだが、ブリーチーズならまあ間違いはないでしょう、ということでよく買っている。
今はカミさんが日本にいて1人暮らしなのでそんなにいっぱい食べるわけじゃなく、このように小さく切り売りされているものを買うことが多い。
110gで105.5THB。
スモークハム
ワインのつまみとしていつも買っているのが、このハム。
たぶんポーランド系の人が作っているのだろう、スパイスにわざわざ「Poland Origin」と書いてある。
その下味やスモークの加減が実によくて、自分とカミさんはリムピンスーパーで試食販売している時に一口食べてすっかりお気に入りになってしまった。
出始めの頃はかなり大々的に販売していたのだが、だんだんと売場スペースが小さくなっていってるのが心配。
ハム系、スモーク系が好きな人はおすすめだよ。
100gで89THB。
クラッカー
チーズやハムを乗せて食べる用のクラッカー。
明治ブランドだが、シンガポールで作っている。
クラッカーもタイではコンビニで売られいるくらいポピュラーだが、全体的に味付けが濃くてそのまま食べるのならよいけれど、チーズやハムを乗せて食べるのには向かないものが多い。
この明治クラッカーはさすが日本メーカー、さっぱりとした風味でそうした用途にピッタリだ。
リムピンスーパーでしか売っているのを見たことがない。
26g袋*4個入りで45THB。
ガーリックブレッド
チーズと一緒に売られているガーリックブレッド。
サッとオーブントースターで焼いてからワインと一緒に食べている。
パンそのものは正直言って特別おいしいとは思えないが、何しろガーリックトーストを手軽に食べられるのが魅力だ。
110gで55THB。
一時帰国直後の買い物はこれにて終了。
これから先のチェンマイでの日常生活では大きなスーパーマーケットに行くのはせいぜい月に1回程度となり、近所にあるタラート(市場)や一般商店、もしくはロータス・エクスプレスのようなミニスーパーや7-11といったコンビニが買い物をする場所になる。
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