20日あまりの日本への一時帰国を終えて、チェンマイに戻って来た。
さすがに半月以上家を空けるとなると、食料品はもちろん色々なものを使い切った状態にして出かけることになる。
なので、いつも日本からチェンマイに戻ると、まずは真っ先にスーパーマーケットに行って生活物資の買い出しを行い、日常生活を取り戻すための準備をするのが儀式のようになっている。
今回も、自宅から行きやすく品揃えもよいチェンマイ市内南西部やや郊外にあるビッグCハーンドーン店に出かけた。
本当はドーンチャーン店が一番近いんだけど、「同じビッグCかよ!」と思うくらい品揃えが貧弱なんだよね _| ̄|○
サラダドレッシング
家の冷蔵庫に必ず入っている、キューピーのサラダドレッシング。
これが販売されるようになったおかげで、家でサラダを食べる機会が多くなった。
やっぱり、日本人の口には日本企業のものが合うよな、といつも実感する。
この日はごましょうゆ味を購入。
210ml入りで85THB。
ちなみに7-11では容量が小さくて値段も安いものが売られている。
牛乳
明治の脂肪分ゼロパーセント牛乳。
この手のものはわざわざここで買わなくてもロータスエクスプレスや7-11といったコンビニ系の店で買っても基本的に値段が一緒のことが多い。
なので普段は近所のそうした店で購入しているのだが、今日はついでなのでこちらで買った。
自分は牛乳をこのまま飲むということはせず、後で出てくるシリアルを食べる時に使う。
450mlで26.5THB。
桑の葉茶
普段、自宅ではチェントゥン(ミャンマー、シャン州の州都)かドーイ・メーサローン(チェンラーイ県の山中にある国民党の残党の村)のお茶を愛飲しているのだが、時々この桑の葉茶も気分転換に飲んでいる。
パッケージには、日本だったらすぐに薬事法違反で捕まっちゃいそうな効能が書かれているが、確かに健康にはよさそうだ。
ちょっと青臭さが残っていてとっつきにくい風味ではあるのだが、慣れるとこれはこれでおいしく感じる。
100gで67THBと値段も良心的。
ヨーグルト
ヨーグルトもチェンマイでの生活で毎日欠かさず食べているもののひとつだ。
タイでもギリシャヨーグルトやブルガリアヨーグルトなどを含め、さまざまな種類が売られているが、自分は一応健康のことを考えて脂肪分ゼロ%のものにしている。
通常、スーパーでは脂肪分0%ヨーグルトは2種類が売られているのだが、量が少なくて気軽に食べられ、砂糖控えめだからかよりさっぱりとした味わいのこのブランド(Party Dairy)を買っている。
105g入りが4個パックになっていて、53THB。
ミューズリー(シリアル)
スイス発祥のミューズリーは、あまり日本人にはなじみのないものかもしれない。
ウィキペディアによれば
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ロールドオーツ(燕麦の押麦)などの未調理の加工穀物とドライフルーツ、ナッツ、種子類などを混ぜ合わせたシリアル食品の一種
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とのことである。
自分がミューズリーを知ったのは、ネパールのカトマンズに住んでいた時。
昔から登山家やいわゆるヒッピーなど数多くの外国人を多く受け入れていたカトマンズは、チェンマイとは比較にならないほど数多くの旅行者向けレストランがあり、朝食のメニューとしてこのミューズリーはどこにでもあった。
自分はカトマンズの隣町パタンにあるネパール人の友人宅に夫婦で居候していて、住むにあたって自分たち用のキッチンとかも造ってもらったのでそれほど外食する機会は多くなかったのだが、特に用事があって朝カトマンズに行った時にはたいていこうしたレストランで朝食をとっていた。
はじめはトーストやチベッタンブレッド(チベットパン)と呼ばれる揚げパンばかり食べていたのだが、ある時聞き慣れないこのミューズリーというものを注文してみたら、その素朴な味わい(カミさんに言わせると、貧しいヨーロッパならではの馬が食うような物だそうだ)が気に入ってしまい、以降頻繁に食べるようになった。
日本に戻ってからも輸入食材を扱うような店でこのミューズリーを見つけるとよく買って食べていたのだが、チェンマイもやはり外国人居住者が多いからかスーパーならどこでも売っているので、こうして時々購入している。
ちなみに、このような少し変わったシリアル類はビッグCよりもロータスのほうが品揃えが豊富(資本提携先のイギリスのテスコのプライベートブランドの商品がある)で、ミューズリー以外にもグラノーラ(穀物類にハチミツや砂糖を加えてを調理してありミューズリーよりも食べやすいが、カロリーが2倍くらいあるのが普通)とかもあるのでそちらで購入することが多いのだが、スーパー全体としてはビッグCのほうがはるかに品揃えがよいので、今回はこちらに来たついでに買ってしまった。
ドイツ製のHAHNEというブランドで1kg168THB。
ソーダ水
以前はコーラ(コークゼロ)を毎日1~2本必ず飲んでいたのだが、身体にもよくなさそうだし高いので最近はソーダ水にライムを絞って飲むことが多くなっている。
ワインを割って寝る前に飲むことも多い。
近所のコンビニなどでは6本パックのものがいくらでも売られているのだが、ガラス瓶に入っていて重たく運ぶのが面倒なので、スーパーに来た時に24本パックを買っている。
普通タイ人はウイスキーやラム(本物のそれではなく、おそらく日本だったらそのように呼ぶことはできない安酒)を割るために使うので、リオやチャーン、シンハなどのブランドで売られていて微妙に値段が異なっているのだが、今回はチャーンを購入。
325ml*24本で155THB。
食料品はおおむねこのようなものを購入したのだが、不在中あるいは一時帰国直前に切れてしまった家庭用品系も結構あるので、それも調達した。
殺虫スプレー
キンチョーの強力殺虫スプレー。
南国のチェンマイ(タイ)暮らしでは必須の商品で、たくさんのブランドがスーパーの棚に並んでいるが、自分的にはこれが一番強力だと思う。
ゴキブリなどはひと吹きであっという間に身体をけいれんさせて仰向けにひっくり返って死ぬし、間違ってヤモリにかかったりすると天井からポトッと落ちて来る。
ターボ型なので、かなり遠くまで噴射するので使い勝手もいいのだが、これほど強力で人間の身体に影響はないのだろうか……と時々不安になる。
600ml入りで99THB。
トイレ洗剤
トイレ掃除用の洗剤もこれまた実にさまざまなものが売られていて、たぶん一番有名なのはジョンソンエンドジョンソンの「Duck」だと思うが、自分は多少の値段の違いならなるべく日本企業のものを買うようにしている。
で、いつも使っているのはこの花王のトイレマジックリンだ。
日本企業のもの、というからだけでなく商品の質もよい。
ほかのブランドのものに比べて液に粘性があり便器にかけても流れ落ちないし、何よりイヤなニオイがしない。
なので、トイレ洗剤はもうずいぶんは長い間これ一択だ。
おすすめ。
650mlで65THBと値段も高くない。
虫よけスプレー
蚊よけスプレーはコンビニでも売られており、名前は忘れたがあるブランドが事実上棚を独占している。
以前は自分もそれを使っていたのだが、何となくベタッとしていてつけ心地がよくなく、あるニュースで実は効果がほとんどない(真偽のほどは定かではない)というのを見てから、これを使っている。
イネ科で精油材料として用いられているシトロネラソウ(コウスイガヤ)を主原料としており、有害成分を含んでいないのがウリだ。
身体につけた時もさっぱりしていて、何より香りがよいので気に入っている。
ちなみに、日本で売られている蚊除けスプレーには、チェンマイ(タイ)で一番気をつけなければいけないデング熱を媒介するネッタイシマカに効く成分が含まれていないという話を聞いたことがあるのだが、本当だろうか?
120ccで91THBと安くはないが……
フェイシャルフォーム
マンダム社のギャツビー。
フェイシャルフォームは自分はぜんぜんこだわりがないので、店に行った時に目に留まったものや安売りになっているものを気ままに使っている。
今回も、店で一番安かったのでこれを買った。
130g入で99THB。
トイレ芳香剤
「たまご」とか書いてあって何となく怪しげな「なんちゃって」日本ブランドかと思ってパッケージを見たら、アース製薬のライセンス商品だった。
いつもは小林製薬のサワデーを買うことが多いのだが、それよりも量が多くて値段も若干安かったのでこちらを初めて買ってみた。
トイレに置いた感想は……う~ん、あまり香りがしない。
ただ、買ったのが桜の香りで、これはサワデーでもほかのものに比べると香りが薄いので、それが原因かもしれない。
次回は、違う香りのものを試してみようと思う。
こんな感じで、買い物メモにしたがって商品をぽんぽんカートに放りこんでいったら、会計は軽く2,000THB近くになってしまった。
普段だったら、だいたい700~800THBで収まるのだが……
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