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ドーイステープの中腹にありチェンマイの夜景が一望できるタイ料理レストラン「パラード・タワンローン」

チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローン その他タイ料理の店
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この記事は、旧サイトにアップしていたのを改訂・移設したものです

どんなお店?

チェンマイ西部郊外のドーイ(山)ステープの中腹にあり、豪快な滝とチェンマイの街の夜景がすばらしいタイ料理レストラン。

2006年のオープン直後から大人気で、一時期は前日以前に予約しないとまず席が確保することができないばかりか、予約した時間に1分でも遅れると予約そのものが取り消されてしまうという、まったくタイらしくない、というか日本のレストランでも聞いたことのないようなシステムが採用されていたのだが、その後慢心したのか客足が途絶え名前もあまり聞くことがなくなっていた。

が、2016年にオーナーが変わり、メニューその他も一新され、また徐々にお客が戻って来ているようだ。

ロケーション

ステープ通りをほぼ道が突き当たるまで進んでいったドーイステープの山中にある。

チェンマイ大学を過ぎ、カセート貯水池のある交差点を右へ。

そこからは店の標識に従っていくつかの分かれ道を左右に曲がりながら行く。

ワット・ファーイヒン、動物園裏門などを過ぎながら急勾配の山道を登り降りしながら進んでいくと、大きな滝(パラード滝)が見えてきて店の駐車場になる。

途中から道は街灯ひとつなく真っ暗で、ところどころに店の案内表示が出ているものの、初めて行く時には「本当にこの先にレストランがあるのだろうか……」と不安になってくることだろう。

住所:100 Suthep Road T.Su Thep A.Mueang
TEL:053-216039、053-216576
WEBSITE:www.palaadtawanron.com

店の概要

行かれた方のみのお楽しみということで、あえて夜景の写真は載せません

上記の場所の説明にある通り、ステープ通りをどんどん西に進み、ドーイステープの山中を走る細い山道をかなり登った先に店はある。

店に着くと、真っ先に目に飛び込んでくるのは豪快なパラード滝の流れと轟音だろう。

駐車場の入口左手はライトアップされた滝になっており、店に入る前にまずその風景にしばし目を奪われる。

チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローンの滝

店の入口は駐車場の右手になっており、レンガ作りの壁に店のロゴデザインがあしらわれた木製の山小屋風のエントランスが作られている。

店内は大変広く、滝に突き出すように建てられており足元の滝の水が勢いよく流れている様子と同時にチェンマイ市内の夜景が一望できるオープンエアのテラス席、その奥に作られた、滝の流れは見えないものの夜景はおおむね楽しむことのできるテーブル席のエリア、木製の骨組みに蘭などの花がかけられたレンガ作りの壁を基調に、テーブルの上にはローソクが灯された屋内席と大きく3つのパートに分けることができる。

チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローンのテーブル席
チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローンの屋内席

当然、一番のおすすめはオープンエアのテラス席で、ここに確実に座りたい場合はあらかじめ予約をしておいたほうがいい。

チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローンのテラス席

メニューは、英語の説明がついたきれいなものが用意されている。

料理はだいたい150~300THBで、エビ、カニや魚系は500THB~といったところだろうか。

ワインやカクテルなどのドリンクを含め、メニューにはものすごい数の料理が掲載されていてどれを頼んだらいいか困ってしまうかもしれないが、店員のほとんどが英語を話すようなので、迷ったら相談してみるとよい。

オシャレな制服に身を包んだ彼ら彼女らは、サービスもよく好感が持てる。

これまで自分が店員と相談しながら注文したことのある料理の中では、

*ムール貝、エビ、カニなどの魚介類と野菜がたっぷり入ったスープがすばらしい風味を醸し出しているポテーク
*小さな生のカニとスライスしたマンゴーや赤タマネギを和えてあり、上品な酸味と強烈な辛さのバランスが絶妙の店のオリジナルメニューのヤムプー・タワンローン
*生のコショウがふんだんに使われた上品な辛さが口の中に広がるカニの炒めものヌアプー・パット・プリックタイダム
*豚肉とアスパラガス、ニンジンを炒めソースをかけたものが鉄板でジュージュー音を立てられた状態で供されるチャーンローン・タワンローン(店名がついているのでこれも店のスペシャルメニューなのだろう)
*濃い目に下味がつけられているが肉がほかの店ではないくらいに柔らかいコームーヤーン(豚の首肉=トントロを焼いたもの)
*下に青菜、ニンニク、シイタケなどを敷いてスズキをあんかけオイスターソースで炒めたもので、ものすごく奥深い味を出しているプラーカポン・ジアン

がおすすめできると思う。

メニューの中には、大ぶりの川エビとパッカナー(青菜)を茹でたクンメーナーム・ラオデーンのように、ケチャップソースがたっぷりかかった料理がいくつかあるので、タイ料理を楽しみにしている場合は避けたほうがいいだろう(決しておいしくないわけではないが)。

チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローンのポテーク
ポテーク
チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローンのヤムプータワンローン
ヤムプータワンローン
チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローンのヌアプーパットプリックタイダム
ヌアプー・パット・プリックタイダム
チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローンのチャーンローンタワンローン
チャーンローン・タワンローン
チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローンのコームーヤーン
コームーヤーン
チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローンのプラーカポンジアン
プラーカポン・ジアン
チェンマイの夜景が一望のレストラン、パラードタワンローンのクンメーナームラオデーン
クンメーナーム・ラオデーン

店のウリは料理より夜景。トイレには必ず立ち寄ろう

しかし、このレストランの料理以上のウリは、冒頭にも記したチェンマイ市内の夜景だ

この店に連れて行ってくれたお友達が「ここでは、催していなくても必ずトイレに行ってくださいね。」と言っていたのだが、それはトイレの脇の展望台のようなスペースから見る夜景が息を呑むほど美しいからだ。

手前には、滝から流れ落ちる水をわざわざ店のために溜めて作ったのだろう雰囲気満点にライトアップされた大きな池、その先の遠景には灯りのまたたいたチェンマイ市内の夜景が広がり、その見事さに目を奪われてしばし時間を忘れる。

ここには、おそらく夜景を眺めるための望遠鏡が設置されていた(あるいはこれから設置する)と思われる台だけがあるが、実際に望遠鏡からこの景色を眺めることができたら、また一味違った楽しみ方ができるのではないだろうか。

とにもかくにも、ここから見る夜景は、チェンマイの旅の中でももっとも印象に残る風景のひとつになることだろう。

自分はチェンマイで、これまで数え切れないほどのレストランで食事をしてきたが、これほどまでに美しい景色が眺められるレストランを訪れたことはない。

この店がもし仮に「夜景代」のようなものを取ったとしても、それが適当な額だったら自分なら喜んで支払うだろう。

翻って、日本にこのような店があったらどんな風になっているだろうか。

おそらく、たいしておいしくもない料理に驚くような高い値段をつけて商売するところだろうが、ここタイでは決してそんなことはしない。

もちろん街なかにある食堂などに比べれば確かに値段は高いが、それでも十分納得のいく程度であり、また料理の味もよい。

タイでは、どんなに店から見える景色がよくても、あるいはインテリアや店の雰囲気が凝っていたとしても、肝心の料理の味がよくなければ最終的には決して店が繁盛し続けることがない、ということを自分はこれまでの経験で知っているが、この店もまさにその原則からはずれていない。

予約と帰りの足の確保は忘れずに

店に至る途中の山道は真っ暗で、まったく人気(ひとけ)のないところをず~っと通っていくので、バイクでは何かあっても助けを呼ぶことは不可能。

この店を訪れるなら、一応安全を考えて自動車(旅行者ならホテルで車を手配してもらうかGrabで手配するのが手っ取り早くて楽)を使うことをおすすめしたい。

営業時間は11:30から24:00となっているが、この店の最大の魅力はチェンマイ市街の夜景なので、行くなら絶対に夜にすべき。

また、平日でも満席になることがたびたびのようなので、あらかじめ予約をしておいたほうが間違いないだろう。

ちゃんとしたホテルのコンシェルジュであれば、ほぼ間違いなく店は知っている。

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コメント

  1. 浅田 より:

    ガネッシュさん、こんにちは。
    浅田です。

    May/09~May/15までチェンマイに行ってきました。
    May/12に知人と3人でこのレストランで夕食を摂りました。
    パイナップルに盛り付けたご飯?や海水魚の煮つけ(知人が言う程は美味では無かった)
    トムヤムクン、その他、各人ビール大瓶1本、ドライバーは「俺はナンバーワンドライバー」
    と豪語してビールをグイグイ飲んでいました。
    (その通りで、いつも飲酒運転ですが危ないと思った事はありません。^o^ )
    かなり曲がりくねった山道なので、運転に慣れた人と行くべきと思います。

    別件ですが、定宿にしていたターペープレースホテル、外壁の塗装は終わっていましたが、
    ロビーはセメント袋やら建築資材やらで埋まっていました。
    数名の職人がかってのコーヒーショップの外側に小さなプールと思しきものを作っていました。
    近所のランドリーで働くかってのターペーHの女性従業員は「再開は難しいのではないか」と言い
    Soi3入口で客待ち中の顔見知りのTukTukドライバーも同じ意見でした。

    Soi3をずっと下って、かってリゾートホテルがあった場所は空き地のままで放置中でした。
    昨年でしたか、生コン車が頻繁に通い、新しいホテルが出来るのもそう遠く無いなと思って
    いましたが、一部基礎工事の痕跡があるだけで放置されていました。
    同じSoi3のManathai hotelは健在でした。

    ターペープレースHから大通りの向う側のSoiにあるVeerachai Courtも健在のようで、750THBという
    お値段も魅力的ですが、館内の雰囲気がどうなのか、若干気掛かりです。
    館内でおばちゃんのやっている万事屋(コンビニでは無い)があるのは便利と思います。(何度か利用)

    • Ganesh Ganesh より:

      浅田さん、コメントありがとうございます。
      新しいオーナーに替わってから、中国人観光客を狙っているのか中華系の料理に力を入れているのが個人的にはちょっと気になります。
      ある程度人数が揃わないと行きにくいので、私もどのくらい頻繁にチェックできるかわかりませんが、引き続き味をチェックしたいと思います。

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