ベトナム航空は「デルタスカイクラブ」ラウンジを利用
2週間ちょっとの一時帰国を終えて、チェンマイに戻る。
今回の一時帰国ではタイ・日本間はベトナム航空を利用したのだが、復路は朝9時すぎ発の便で日本を出てその気になればその日のうちにチェンマイの自宅まで帰着することも可能だ。
が、着くのが夜の23時近くになってしまい、以前それで戻ったところ半月以上不在で汚れて真っ暗な家に着いても部屋の空気の入れ替えすら満足にできず、「帰ってきた~」という気分にひたることもないまま倒れこむようにベッドに入ることになってしまった。
なので、今回はバンコクに1泊して翌朝の便でチェンマイに戻って来るというスケジュールとした。
まずは、東京・成田空港からベトナムのホーチミンシティへと向かう。
自宅から成田空港までは早朝なら1時間半もあれば余裕で着くことができるのだが、この日は義姉の家に寄っていかなければならなかったため、早朝5時過ぎに自宅を出た。
さすがに冬のこの時間は真っ暗で何か寂しい感じだ。
結局、成田空港には7時少し過ぎに到着。
預け入れる布製のボストンバッグのラッピングなどをしてからチェックイン、セキュリティチェック、イミグレを通過する頃には8時近くになっていた。
ベトナム航空は、成田空港では同じスカイチームメンバーのデルタ航空のラウンジを利用する。
デルタ航空のラウンジは、中央ビルを背にしてやや北寄りの、ちょっと出島のようになった円形のエリアにある。
通常ベトナム航空はこの円形のエリアにあるゲートから出発するので、搭乗時刻ちょうどくらいまでラウンジにいることができて便利だ。
広いラウンジ内部はいくつかのエリアに分かれていている
入口はメインフロアから1階下にあるので、エスカレーターで降りて行く。
ラウンジの入口は、ドアの部分以外もガラス張りになっていて広々と感じられる。
扉を開けて中に入ると……朝の混みあう時間帯なのか、チェックイン待ちの人が並んでいた。
飛行機のチェックインと違うので、すぐに自分の順番がやってきてラウンジの中に入ることができた。
デルタ航空のラウンジ「デルタスカイクラブ」は、横に細長い構造になっている。
とはいっても、上記の通りサテライトの出島になったような部分なので、窓側は微妙にカーブしているが。
座席はいくつかのパートに分かれている。
まずは、メインのエリアになるだろう4人掛けのソファとテーブルセットの席。
近くには、一人でも利用できるスタンドチェアの席も造られている。
メインエリアの窓際は、これまた一人で利用できるデスクタイプの席になっている。
奥には一人でも二人でも使えるイス席もある。
チェックインに待ち行列ができるくらいなのでそこそこ混みあってはいたが、4人がけのソファが置かれているエリアのひとつを確保した。
ラウンジでは欠かせない電源コンセントはイスの脇の仕切り壁に埋め込まれている。
和朝食風の料理が用意されていた飲食物コーナー
時計を見ると、搭乗時刻までは30分もない。
このあと搭乗すれば割とすぐに食事が出てくるので、ラウンジではコーヒーに何かスナックでもあれば……という感じではあるが、どんなものが置かれているのかとりあえず飲食物コーナーを眺めてみた。
朝の早い時間帯なので、当然ヘビーな食べ物はない。
パン類のコーナー。
ワッフルとスクランブルエッグはホットミールストッカーに入っている。
日本式の朝食も用意されており、欧米人がこぞって器によそっていた。
みそ汁とミネストローネスープがあった。
コーヒーはインスタントでなく、ちゃんと抽出するマシンが置かれていた。
ワインや日本酒系も充実していた。
ビールサーバーももちろんあり、朝から盛大に飲んで上機嫌なのか大声を張り上げてしゃべる日本人オヤジもいる。
自分はもともとあまり酒を飲まないし、ましてやこんな朝っぱらからガンガンビール飲んじゃう人の気持ちとかまったく理解できないのだが……(ただのアル中?)
結局ラウンジには30分ほど滞在しただけでコーヒーとデニッシュをひとついただいただけだった。
搭乗時刻ちょうどに身支度を整え、トイレに寄ってからラウンジをあとにして搭乗口に向かうと、ちょうどボーディングが始まったところだった。
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