プロモ価格で予約した便でチェンマイに向かう
ジップエアで成田からバンコクに向かい、2泊した後でチェンマイへと戻る。
利用したのは前回に続いてバンコクエアウェイズだ。
チェンマイ・バンコク間を移動する時に自分は特にキャリアのこだわりはなく、時間帯や価格などを眺めながら決めている。
今回、この便を利用したのはバンコクエアウェイズがプロモーションをやっていたから。
総額1,360THBで、日本からの荷物がある自分にとってはLCCよりもこちらのほうがお得に思えたので告知のメールをもらってすぐに予約を入れた。
時間的にもちょうどお昼少し過ぎということで朝はゆっくりして渋滞に巻き込まれずに空港に行くことができるし、チェンマイには夕方前に着いて明るいうちに荷をほどくことができる。
バンコクのアソーク近くにあるホテルを9時半に出て車でスワンナプーム空港に向かう。
途中多少渋滞はあったものの1時間はかからずに到着だ。
現在スワンナプーム空港の一部キャリアでは自動チェックインが導入されており、バンコクエアウェイズも該当するということで、機械を使ってボーディングパスと預け入れ荷物に取り付けるタグをプリントアウトする。
前回利用した時は導入したばかりだったからか係員の女性がつきっきりでサポートしてくれたが今回はそれもなく、荷物預け入れのところに女性は立っていたものの特に何かをしてもらうこともなかった。
荷物を預け身軽になるとすぐに搭乗券とパスポートのチェックポイントに行き、制限エリアへと入りラウンジで搭乗までの時間を過ごした。
後方は空席も目立ったチェンマイ行きの機内
スワンナプームからチェンマイに向かう便は、必ずと言ってもいいくらい遅延する。
今回もどうせ予定時刻にボーディングが始まることはないだろうとラウンジで搭乗時刻まで過ごし、手荷物検査を終えてゲートに降りて行くとちょうど搭乗のアナウンスが始まったところだった。
パッと見た感じ、何か人が少ない。
現在、バンコクエアウェイズでは日本の国内線と同様席をゾーンで分け、順番に機内へと案内している。
自分は後方の席(プロモーションだとそのブロックしか指定できない)だったせいか真っ先に呼ばれ、機内へと向かった。
一番最初のほうに機内に入ったので、当然中にほとんど人はいない。
こんな感じの機内に入るのも久しぶりだ。
自席についてしばらくしても、ぜんぜん人が来ない。
こうしてみると、エアバスA320型機もそこそこ大きく見える。
バンコクエアウェイズは「アジアのブティックエアライン」というキャッチフレーズであることからもわかるように、LCCではない。
なのでシートピッチも狭くはなく、チェンマイまで1時間ほどのフライトではあるが快適に過ごすことができる。
結局、自分の隣には誰も来なかった。
ちょっと首を伸ばして周囲を見回してみると、結構な空席があった。
搭乗前のフロアで「人が少ないなあ」と感じたのはあながち間違ってはいなかったのかも。
ひとつ飛ばした先に座った女性とお互いに空席のほうに足を組んでリラックスする。
人数が少ないので搭乗もあっという間に終わり、機はほぼ定刻にスワンナプーム空港を離陸した。
動画:PG225便のスワンナプーム空港からの離陸
ビリヤニの機内食をいただきあっという間にチェンマイへ
スワンナプーム空港を離陸する前の機内アナウンスでは、この日はチェンマイまで1時間とのこと。
「アジアのブティックエアライン」を標榜するバンコクエアウェイズでは、この短いフライトでもキチンとした食事を出す。
シートピッチ以上のLCCとの一番の大きな違いだろう。
シートベルト着用のサインが消えると、CAさんたちがバタバタと動き出した。
テーブルを前の座席の背中から出して、食事を受け取る。
アルミホイルをはがして中を見たら、ビリヤニだった。
アルミホイルに書かれていた「I」の文字はインド料理の略だったのかも。
具はほとんど入っていなかったが、味付けは間違いなくビリヤニだった。
機内食あるあるで、ちょっと塩味が効きすぎてはいたが。
水のほかにドリンクも提供され、今回もコーヒーをいただいた。
自分がよく利用するWE(タイスマイル航空)も含め国内線で出されるコーヒーは味も香りもまったくしない代物で「おいしい!」と思ったことは一度もないのだが、結局一番頼んでいるのがコーヒーなのはなぜか?
自分でも理由が知りたい。
機内食のプレートを下げるか下げないかのタイミングで搭乗機は降下を開始した。
バンコク・チェンマイ線はコロナ禍以前の空港(特にスワンナプーム)の渋滞を考慮に入れて所要時間を1時間20分とかタイムテーブルなどに表示している。
が、今は空港もそんなに混んではおらず離陸までがスムーズなので、予定時刻よりも20分近くチェンマイ空港に早着となった。
動画:PG225便のチェンマイ空港への着陸
今年のチェンマイは史上最悪の大気汚染(煙害)ということで、真っ白に霞んだ街の写真をたびたびネットニュースなどで眼にしていたが、自分が搭乗した日は思っていたほどひどくはなかった。
過去には、もっと真っ白な空気の中を着陸したことがあるので(動画はこちら)。
降機していつものように預け入れ荷物が出て来るターンテーブルへとエスカレーターを降りる。
搭乗便より前の到着機もなかったようでフロアはがらんとしていたが、思いのほか荷物が出始めるまでに時間がかかった。
いくら世界中の空港で要員が不足だからと言って、こんなに空いていれば遅れる理由もないと思うのだが。
結局自分が荷物を受け取ったのは15分以上たってからだった。
一般エリアに出ると自分の名前が書かれたボードを持ったスタッフと落ち合い、あらかじめ手配しておいた自動車で自宅へと向かった。
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