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チェンマイから2時間、観光地でないミャンマー国境の村アルノータイ

アルノータイの村の入口の碑 アルノータイ

アルノータイってどんなところ?

チェンマイから北に120kmほどのミャンマー(ビルマ)国境にある、第2次世界大戦後に勃発した共産党との内戦に敗れ中国から敗走してきた国民党の子孫が多く暮らす落人村。

国境以外これといって見どころはないが、おいしい雲南麺と餃子の食べられる店と途中のチェンダーオの街の郊外にすばらしいホテル併設のカフェレストラン(チェンダーオ・ネスト)があるので、自分はこれをセットにして日帰りドライブ旅行としてしばしば訪れている。

チェンマイからはそこそこ距離があるので、朝のうちに車でチェンマイを出てアルノータイを見学&ピロム雲南麺館で早めのランチ、チェンマイに戻る途中でチェンダーオ・ネストに寄ってコーヒーブレイク、というパターンがおすすめだ。

チェンダーオ・ネストについては、後日紹介します

アルノータイへの行きかた

チェンマイ市内チャーンプアック門から国道107号線をひたすら北に向かう。メーリム、続いてメーテーンの街を過ぎると山道となるがそれほど厳しい勾配やカーブが続くわけではなく、すぐにそれも終わるとチェンダーオの街へと入る。
街に入るすぐ手前で、道は市内へと向かう旧道(国道1359号線)とバイパス(国道107号線)に分かれるが、街に特に用がないのであれば後者を行ったほうが楽だ。
アップダウンはあるものの路面状態のよい快適な道を進むといつの間にかチェンダーオの街は通り過ぎており、立体交差で旧道(国道1359号線)と再び合流する。
そこからほんの300~400m行ったところに信号があり、そこを左折して国道1178号線へと入って行く。
道はところどころにリゾートやいちご園、カフェなどがあるのどかな田舎道という感じで、多少のアップダウンはあるものの山道というほどではない。
徐々に民家が少なくなり、道沿いを歩いている人達の風体が平地のタイ人とは明らかに違って来る(が、今どきの山岳少数民族はもはや民族衣装は身に着けていない)頃、大きなチェックポストに行き当たる。
ここまでチェンダーオの国道107号線との分岐から約40kmだ。
チェックポストを抜けたら(アルノータイ方面に向かう時にはチェックはない)すぐに右折し、さらに5kmほど行くと大きな中国風のデザインのゲートのようなものが道路にかかっており、その左側には「大谷地村歓迎悠」という大きな文字とともに村の成り立ちについて詳細に記した碑が立っている。
ここから先がアルノータイの村だ。

 

アルノータイの村の入口の碑

アルノータイの村の入口に立つ来歴などが書かれた碑

 

 

アルノータイの見どころ……ミャンマー国境

冒頭にも書いた通り、アルノータイの村自体にはまったく観光スポットはない。

国道をまっすぐ進んでいくとじきにT字路に突き当たるがこのあたりが村の中心だ。

高い建物がまったく見あたらずせいぜい2階建ての商店が並んでいる程度で、タイ北部の国民党の落人村によくあるようなモスクも見あたらない。

ときどき中国風の外観でドアの周りに漢字で書かれた赤い紙を貼っている家も見受けられる。

ちなみに、村の中心であるT字路付近から500mもまっすぐ北に行く(道はない)ともうそこはミャンマー(ビルマ)との国境線だ。

 

アルノータイの村の中心部

アルノータイの村の中心部。昼間でも人通りは少ない

アルノータイの村の家

アルノータイの村の家。中国式の飾り付けがされている

 

車で行くことのできる国境ゲート(キウパーウォク)へは、T字路から左にクランク状にまっすぐ進んでいく。

徐々に人家がなくなり、道もガタガタになってきて「この先に進んでもだいじょうぶなのだろうか……」と不安になって来る。

それもそのはず、この道の100m右はもうミャンマー(ビルマ)領なのだ。

T字路から4kmほど行くと、道路に降ろされた遮断機が見えてきて、そこが終点の国境だ。

遮断機の手前左手には、塹壕などのほか大砲や機関銃などの武器が見えることもある。

いつ行ってもあたりは静まり返っており、軍人を含めまったく人の気配が感じられないのがかえって不気味だ。

きっと、どこからか監視されているに違いないと思う。

ゲートはおそらくタイ人とミャンマー(ビルマ)人にもオープンにされていないのだろう。

メーサーイやメーソートなど、車や人、モノの行き来が活発な開かれた国境とはまったく違った雰囲気が漂っている。

車を降りて写真を撮る気にもならないので、いつも遮断機の手前で車をUターンさせてすぐに戻って来てしまうのだが、ほかではなかなか味わえないちょっと緊迫した国境の空気を感じたいなら、ここは絶対におすすめだ。

なので、写真はありません(^^;

 

アルノータイで食べる……ピロム雲南麺館

アルノータイは国民党の残党の村なので、ほかの同じような村同様雲南料理が食べられる。といっても、ドーイ・メーサローンのように観光地化されていないので、本格的なレストランというのはなく、雲南麺と餃子を出す店が2軒あるだけだ。

なぜかこの店は並んで営業しており、もしかしたら親戚か何かではないかと思うのだが、ここで紹介するのはピロム雲南麺館のほうだ。

ちなみに、隣の大勇雲南麺館のほうが歴史は古いのだが、自分が行くと閉まっていることも多く、開いていたとしてもこちらのピロム雲南麺館のほうが客が入っていることが多い。

個人的には大して味は違わないように思うのだが……。

店は街の中心部にあたるT字路から左にクランク状にまっすぐ進んで行った200mほど先の左側だ。

国境を見に行くのであれば必ず前を通ると思うので、その時に場所を確認しておくとよい。

 

 

店内は道路側が全面オープンでかなりの広さがある。

道路から見て右手にキッチン、左手が客席となっており、木を使った重厚なテーブルを中心に大人数が座れる大きなものも用意されている。

 

アルノータイのピロム雲南麺館

店の外観

アルノータイのピロム雲南麺館のキッチン

簡素なキッチン

アルノータイのピロム雲南麺館の店内

店内は結構広い

 

注文は、テーブルの上に置いてある用紙を使って注文する。

一応写真つきのメニュープレートもある。

 

アルノータイのピロム雲南麺館のメニュー

写真つきのメニュープレートもあるがタイ語のみだ

 

当然タイ語しか書かれていないが、左上から

*キヨウサー(餃子)
*バミーナム(汁あり中華麺)
*バミーヘーン(汁なし中華麺)
*キヨウナム(ワンタンスープ)
*キヨウヘーン(汁なしワンタン)
*バミーキヨウナム(汁ありワンタン中華麺)
*バミーキヨウヘーン(汁なしワンタン中華麺)
*カーオソーイガイ(鶏肉入りカーオソーイ)
*キヨウティヨウムー

の9種類しかない。

用紙の右側は数量を記入する欄だ。

これに書きこんだら、キッチンにいるおばさんに渡す。

個人的にはこの中ではバミーキヨウヘーン(汁なしワンタン中華麺)とキヨウサー(餃子)の組み合わせがおすすめだ。

バミーは自家製麺だが、やはり日本のラーメンのようなコシは期待できないのでスープに入れてしまうよりも汁なしのほうがより食感が生きると思う。

汁なしといってもスープは別に器に入れられて出て来るし、雲南発祥の唐辛子まみれの高菜漬けがついてくるので和えて食べると一層味が引き締まってよい。

餃子も日本のもの比べると薄べったくてボリューム感はないが、しっかりと焦げ目がつけて焼かれており、チェンマイでよくあるような揚げたものや焦げ目がついていないものとは明らかに一線を画している。

 

アルノータイのピロム雲南麺館の汁なしワンタン中華麺

バミーキヨウヘーン(汁なしワンタン中華麺)

アルノータイのピロム雲南麺館のキヨウサー(餃子)

平べったい形をしたキヨウサー(餃子)

 

 

アルノータイ自体はとても小さな村だが、リゾートがあって観光地として有名なドーイ・アーンカーンへつながっている国道が村の中を通っているほか、秘境として知られているウィアンヘーンへと向かう国道からもさほど離れていないことから、そこに向かうあるいはそこから帰る観光客を乗せた車が食事を取る場所になっているようだ。

そのため特に乾季の土日祝日の昼時などは、店の前にワンボックスカーが数台止まり、それに乗って来た客で店内は大にぎわいのこともある。

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