前夜22時近くに成田を出てマレーシアのクアラルンプールに早朝4時着、ラウンジで5時間ほどを過ごした後ようやくバンコクに向かう便の搭乗となった。
これまでの飛行時間やラウンジでの滞在時間に比べれば、クアラルンプールからバンコクまでは2時間足らずなのであっという間という感じだ。
サテライトターミナル側のラウンジを出てエアロトレインに乗ってメインターミナルへと移動し、バンコク行きの搭乗ゲートへ。
搭乗予定時刻ちょうどくらいにゲートに着いたのだが、まだセキュリティチェック(クアラルンプール国際空港では搭乗ゲートの直前に手荷物検査がある)も始まっていなかった。
搭乗が始まる雰囲気がまったくなく「こりゃ、しばらくここで待たされるのかな?」と思いつつ近くのイスに座ると、5分もしないうちに係員がやってきて手続きが始まった。
機内に乗り込む直前のボーディングパスのチェックでタイの出入国カードとプレミアム・レーン(イミグレーションの優先入国審査カウンター)のチケットを受け取ると「あ~、やっとタイに戻れるなあ」という気がしてくる。
この日の機材は、毎度おなじみのボーイング737-800型機
東南アジアの近距離路線ではこの737-800型機にあたることが多い。
シートピッチは広くないし、フットレストは貧弱だしあまり乗り心地のよいシートではないが、まあリクライニングを倒している暇もあまりないくらいのフライト時間なので、気にはならない。
ウエルカムドリンクはグァバジュース
マレーシア航空のウェルカムドリンクと言えば、グァバジュース。
これ、本当においしい。
タイのグァバジュースは緑色、白色をしているのが多いけど品種が違うのだろうか?
味もだんぜんこちらのほうが自分は好きだな。
飛行機は定刻より20分ほど遅れてクアラルンプールを離陸した。
高度をあげて水平飛行になると同時に機内食のサービスが始まるが、その前にCAがマレー料理(ナシレマッ)、中華料理(福建炒麺)、洋食(オムレツ)があるがどれにするかと乗客一人一人に質問して回っていた。
メニューは用意されていないようだ(この路線では配られたり配られなかったり)。
自分は前にナシレマッを食べたことがあるのだが「どうしてここまでまずく作れるの!?」と思うくらいおいしくなかったので、今回は洋食にしてみた。
短距離路線なので、ワンプレートでのサービスだ
左下の皿には、後からパンが乗せられる。
CAはオムレツと言っていたが、実際にはクレープか湯葉のような弾力のある皮で卵をくるみ焦がしたものだった。
写真はないが、中の卵はアツアツのトロトロで、もしかしたらそれを保つためにこのような皮包み焼きにしているのではないだろうか。
なかなかのアイデアだと思う。
少なくとも、ナシレマッよりはぜんぜんおいしかったし。
フルーツとヨーグルトはどのキャリアでも似たようなものだ
パンは3種類くらいバスケットに入れて持って来たがクロワッサンだけいただく
飲み物はコーヒーをいただいたが、マレーシア航空ではインスタントしか積んでいないので写真もなし。
離陸は20分ほどディレイしたものの、その後は順調に飛行を続け、スワンナプーム空港の手前でも旋回や迂回をすることなくストレートに着陸で来たからか、到着時間は予定よりも5分ほど早かった。
勝手知ったるスワンナプーム空港、イミグレーションのプレミアムレーンもガラガラであっという間に通過し預け入れ荷物の出てくるターンテーブルまで来たが、早く着きすぎてまだ荷物が回っていなかった。
荷物を受け取ったら出発階へとあがり、いよいよあとはチェンマイに戻るだけである。
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