キャセイ航空で利用できる香港空港のラウンジは3か所
今回の一時帰国では、バンコク・スワンナプーム空港からキャセイパシフィック航空のビジネスクラスで香港経由成田に向かった。
スワンナプーム空港でのチェックインは、ほかのキャリアとまったく変わったことはない。

乗継便なのでバンコクから香港と香港から成田の2枚の搭乗券を受け取るのだが、キャセイパシフィック航空では一緒にスワンナプーム空港と香港空港のラウンジのインビテーションカード(招待券)も手渡される。
もらったインビテーションを見ると、香港空港では3か所のラウンジが使えるようだ。

現地に着くまでは不要なのでパスポートケースにしまい、まずはバンコクから香港へ飛んだ。
1カ所に落ち着くもよし、ハシゴをするもよし
搭乗したキャセイパシフィック航空CX700便はほぼ定刻に香港に到着した。
乗り継ぎも特に混雑しておらずスムーズであっという間に搭乗ゲートがズラリと並んだコンコースに出る。

成田行きの出発までは3時間以上あって、出発案内の液晶画面にはまだ搭乗便は表示されていなかった。
出発ゲートに一番近いラウンジを使おうと思っていたのだが、それができない。
時間もたっぷりあるので、今回はコンコースをブラブラ歩いて「ザ・ウィング ビジネスクラスラウンジ」まで行くことにした。
「ザ・ウィング ビジネスクラスラウンジ」はコンコースの一番付け根(ゲート番号若いほう)から盲腸のように伸びた通路を進んだ先にある。


入口にあるチェックインカウンターでスワンナプーム空港でもらったインビテーションカード(招待券)を出し中に入る。

さすがフラッグキャリアのキャセイパシフィック航空のラウンジだけあって、内部はメチャクチャ広い。
下記の通りいくつかのブロックに分かれているので、まずは一通り中を歩いてみて居心地のよい場所を見つけて落ち着くのもよし、はしごして食べ&飲み歩きを楽しんでもいいだろう。
なお、香港空港のコンセントは3ピンのBFタイプなので日本やタイの電気製品はそのままでは刺すことができない。

必要な人は変換プラグを用意しておこう。
メインスペース
チェックインを終えてラウンジ内部に入ると、広い空間が目に飛び込んでくる。

ここがメインのスペースになる。
シートは上の写真のような複数人で座れるソファ以外に一人がけのものがある。

この一人がけのシート、プライバシーもしっかり確保されていて居心地がよく自分はいつもここに座ることにしている。
数が少ないのが難点だが。
このスペースの飲食物は洋食が中心で、非常にバリエーション豊富だ。
ハムやチーズなどが乗ったコールドプレートをはじめサラダやサンドウィッチなどのパン類も複数種が用意されているなど、さすがにここを拠点とするキャリアのラウンジだけのことがある。










名物ロングバー
ラウンジのメインスペースの窓に近い部分は名物のロングバーになっている。

自分は以前飲み過ぎて(ここではない)すっかり寝込んでしまい飛行機に乗り遅れそうになったことがあるので、ラウンジでは基本アルコールは飲まない。
そのためここに座ったことはないのだが、バーテンダーが常駐しシグネチャードリンクをはじめ本格的なカクテルなども楽しめる。
飛行機を眺めながらバーカウンターで酒を楽しめるラウンジはそう多くはないと思うのでアルコール好きの人はぜひここでひと時を過ごしてみよう。
本格的な麺が楽しめるヌードルバー
メインスペースの奥にずっと進むと、トイレとともにヌードルバーとカフェの案内表示が出ている。
通路を進んだ先の左側がヌードルバーだ。


写真通り内部は非常に広く席もいくつかのスタイルがあるので、好きな場所に座ろう。
名前の通り、ここではおいしい麺類が食べられる。
カウンターでオーダーするとその場で作ってもらえ、置いてある薬味類もタイに比べるとずっと種類が多い。



麺類以外にも、それほど種類は多くないが料理も用意されている。



時間帯によってはかなり混みあっていることもあるが、普段チェンマイ(タイ)で暮らしている自分はなかなか食べる機会がないのでこのラウンジに来たら必ず寄ることにしている。
ラウンジ内で独立しているのは珍しいカフェ
ヌードルバーの向かいには、これまた広々としたカフェがある。

こちらはヌードルバーと比べるとより開放的で明るく、カフェらしい雰囲気になっている。
バリスタが淹れるコーヒーが飲めるだけでなく、パイやクッキーなどもいただける。

ここもヌードルバー同様いつも混んでいるが、空港のラウンジ内であることを忘れるくらいのレベルなので、コーヒー好きの人はぜひ立ち寄ろう。
ターミナルの端なので時間には余裕を見ておこう
今回紹介した香港空港のキャセイパシフィック航空「ザ・ウィング ビジネスクラスラウンジ」。
さすがにフラッグキャリアのラウンジで広々、飲食物も充実していて居心地がいい。
ただし、場所が出国手続きを終えたすぐのところにあるため、自分のような乗り継ぎ客は出発コンコースに出てから結構な距離を歩かなくてはならない。
また、乗継便の搭乗ゲートによってはそこへ向かうため再び歩く必要がある。
ラウンジがある香港空港第1ターミナルはわかりやすい構造になっているので初めての人でも迷ってしまうようなことはないだろうが、少し時間に余裕を見てラウンジを出たほうがいいだろう。
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