日本への一時帰国を終えてチェンマイに戻る復路、まずは香港に移動だ。
搭乗するのは朝9時すぎ発のCX509便。
第2ターミナルにあるキャセイパシフィック航空のラウンジで1時間少々を過ごした後、ほぼ定刻にボーディングのアナウンスがありゲートへと向かう。
この日は本館側からの出発だったので、ラウンジを出るとあっという間にゲートに到着した。
まだ搭乗が始まったばかりだったのか、エコノミークラスのゲートには長い列ができていたが、ビジネスクラスは誰もおらずすぐに機内に入った。
この日はエアバスA330-300型機での運航だ。
この日も、往路の香港→成田同様満席だった。
日本人CAが搭乗しており、日本語で挨拶をされたあとウエルカムドリンクをいただく。
やはりアルコールはなく、アップルジュース。
まあ、これだけ朝早いとあまり酒を飲む気もしないのだが。
少しするとメニューが配られるが、やはり事前に注文を取りに来ることはなかった。
機は、ほぼ定刻に成田空港を離陸した。
上昇を終えて水平飛行に移ってしばらくすると、食事のサービスが始まった。
まずは、コーヒー。
往路の機内食紹介の記事でも書いたが、キャセイパシフィック航空で出されるこのillyのコーヒーは本当においしい。
朝の機内食で一番最初にコーヒーを出すキャリアは自分の経験の中ではほとんどない(普通はジュースが出る)が、キャセイはそれだけ自信があるのかも。
まずはリフレッシュメントとしてフルーツ盛り合わせ。
続いて、パンを3~4種類乗せたバスケットをCAが持ってきたが、シナモンロールだけいただいた。
メニューには「フルーツヨーグルト」というのも書かれていたが、出なかった。
少しすると、今度はCAがシリアルの小箱を3つ持ってきて「どれになさいますか?」と聞いてきた。
メニューをよく見たら、確かに「Assorted cereals」と書かれている。
朝食なので、シリアルも供されるようだ。
箱の中からミューズリーをリクエストすると、器に開けてミルクをかけて渡してくれた。
しかし、機内食でこういう風にシリアルを出されたのも初めてかも。
前に同じ便に乗っているはずなのだが、ぜんぜん記憶がない……
ともあれ、これもおいしくいただいた。
メインは、和洋中3種類が用意されていた。
往路の香港→成田で和食のシーフードカレーをオーダーしたら大失敗だったので、復路は中華にしてみた。
メニューには、チキン添えの春雨炒めと書かれていた。
見た目はくどそうだったが実際にはあっさりとした味つけで、薄味すぎて逆に少し物足りなかったかも。
後で知ったのだが、言えば李錦記のシーズニングソースがもらえたらしく、リクエストすればよかったかも。
食事の最後は、再びコーヒーをいただく。
この日は、食事を終えるとほぼ同時に機体がメチャクチャ揺れてとても眠ることができず、本や画面を見るのも辛くてライトが消され窓を閉めた機内で音楽を聴くハメになってしまった。
が、それよりもひどかったのは香港空港に着陸した後だった。
動画ではスムーズに滑走路に着陸してゲートに向かっているように見えるが、この後機体は突然アプローチで停止。
機内アナウンスでは、香港航空のシステムトラブルで身動きがとれなくなってしまったらしく、結局滑走路から機体が完全に停止するまで1時間半も閉じ込められてしまった。
しかも、とんでもない場所に沖止めとなったあげくドアが開いてタラップが横付けされたのに連絡バスが手配できないとかで、さらにそこから30分近く待たされることに……。
乗り継ぎに間に合わないのだろう、乗客の中にはCAにくってかかる人まで現れる始末。
空港ターミナルに入った時にはぐったりしてしまったのだった。
トランジットエリアで次のチェンマイ行きの案内を見たら、こちらも出発が1時間半遅れとの表示。
この後出発エリアに移動してラウンジに入ったのだが、どの便も軒並みディレイで中は搭乗案内待ちの人たちでいっぱいだった。
とても落ち着いて過ごせそうにないので早々に退出した。
チェンマイ行きはキャセイドラゴン航空というキャセイパシフィック航空の子会社の半分LCCのようなキャリアでの運航となっていて、香港空港ではメインターミナルからバスに乗って向かう出島のような場所からの出発になる。
こちらはゲート数も少なく、メインターミナルよりは人も少なくて静かなのではないか、と考えボーディング予定時刻のずっと前だったが、そちらに移動したのだった。
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