5月下旬からの一時帰国では、タイ←→日本間をキャセイパシフィック航空で飛んだ。
いつも自分がチェンマイで航空券を購入する時には
というプロセスを経て最終的にどこで購入するかを決めている。
今回も同様の手順でリサーチしたところ、キャセイパシフィック航空が自分の都合に一番合っていて値段もリーズナブルだったのでそれを利用することにしたのだが、往路をチェンマイ→香港→成田にすると到着が朝の6時半で成田空港まで車で迎えに来てくれるカミさんは5時とかに家を出なくてはならず、それはあまりにも申し訳ない。
また、香港(夜中の1時半発)→成田(早朝6時半着)がほとんど眠ることができず苦行になることが以前搭乗した時の経験でわかっていたので、バンコク→(香港)→成田→(香港)→チェンマイというオープンジョーで予約を入れた。
値段がチェンマイ←→成田単純往復とまったく同じだったし。
結果、往路はまずチェンマイからバンコクに移動しなければならなくなった。
で、今回この区間はTG(タイ国際航空)のビジネスクラスに搭乗した。
1時間ほどのフライトで普段はエコノミークラスを利用しているのだが、いつも出ている値段よりも700THB近く安いチケットがあって、今回はちょっとぜいたくをしてみたという感じ。
利用したのは、午後3時にチェンマイを出るTG111便だ。
この111便、自分がチェンマイに通うようになった1990年代のはじめからほとんど時刻が変わらず同じ便名で飛んでいる。
自宅を出てチェンマイ空港に13時半頃に着き、チェックインしたあと搭乗までを昨年11月にリニューアルオープンしたラウンジで過ごす。
この日は珍しくほぼ定刻の搭乗となり、機内へと向かった。
この日は、エアバスA330-300型機がアサインされた。
最近自分が乗る便は、たいていこの機材だ。
とりたてて特徴があるわけではないキャビンだが、この日は満席だった。
TG(タイ国際航空)のチェンマイ←→バンコクは1時間ほどのフライトだが、しっかりとした機内食が出る。
時間がないので、シートベルト着用サインが消えるやいなやキャビンアテンダントは大忙しでサーブ、食べるほうも何となくせかされてる感じで、食べ終わるともうすぐに着陸態勢に入ってシートベルト着用サインが点灯、というあわただしさだ。
15時という中途半端な時間帯なので、「もしかしたらスナックのようなものが出るのかな?」と思っていたのだが、予想に反してしっかりとした食事が出て来た。
メインは、パットシーユー(米極太麺の甘醤油炒め)
豪華さを演出しようとしているのだろうか、豚肉などはかなりの厚切りでしかも量がたくさん入っており、街なかの食堂とかで食べるものに比べてかえってバランスが悪くなってしまっているように感じた。
全体の味付けは上品でいいんだけどね……
デザートはTGのロゴ入りチョコプレートのついたケーキ
TGのこの手のケーキはクリームがおいしくないので、あまり口にすることはない。
この日も一口食べたがやっぱりダメだったので、残してしまった。
食事中の飲み物はコーラ
食後はコーヒー
しかし、TG(タイ国際航空)のコーヒーはこの便同様30年前からまったく変わらない(おいしくない)。
まあ、文句を言いつつ紅茶とかに変えることをしない自分も自分なのだが(苦笑)
この日はスワンナプーム空港も空いていたのか、旋回や迂回をすることなくチェンマイから一直線のルートで着陸した。
バンコク到着後はスーツケースを受け取ったら荷物一時預かり所に入れた後、予約しておいた空港近くにあるトランジット用のホテルへと送迎のワンボックスカーで移動だ。
翌朝は早朝5時発の送迎車でホテルを出なければならないので、シャワーを浴びて一息ついたらチェンマイだったら絶対にまだベッドには入らない時間だったが、さっさと眠りについたのだった。
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