チェンマイで長期滞在生活するための手続きに必要となる書類、プロセスなどについては予告なく変更されますので、必ず当該官庁にて最新情報を確認してください。
5月下旬から先週中ごろまで、日本に一時帰国していた。
この時期の日本行きはこちらに移り住んでから毎年のことで、持病の精密検査や人間ドックなどの病院通いをメインに、友人知人たちとの会食、現在諸事情で日本にいるカミさんとのドライブ旅行など連日スケジュールが目白押しだったが、梅雨入り前の過ごしやすい陽気(今年は日本も異常気象で、着いた当初の数日はチェンマイの酷暑期並みの暑さだったが)の日本を堪能してチェンマイに戻って来た。
半月以上家を空けるとなると、冷蔵庫の中の食料品をはじめ色々なものをきれいに片付けていかなければならないので、チェンマイに戻って来た後の数日間は買い出しなどでバタバタとあわただしいのだが、何を差し置いても真っ先に行わなければならないことがある。
それは、イミグレーション・オフィスに出頭して「TM-30」と呼ばれる届け出をすることだ。
TM-30についての基本的な情報についてはこちら
以前はタイに再入国後1週間以内くらいに届け出れば問題なかったのだが、プラユット軍事独裁政権が締めつけを厳しくしたらしく、最近では24時間以内に届け出ないと罰金、ということになっているらしい。
払わなくてもいい罰金を取られるのはバカらしいことこの上ないので、自分は今は必ず期限内に出頭することにしており、今回も入国した翌日にイミグレーション・オフィスへと向かった。
いつもは午後の比較的遅い時間帯に出向くことが多いのだが、この日は朝から出かけていてイミグレーション・オフィスに割と近い場所でランチとなったため、午後の業務開始直後の13:10くらいに出頭となった。
日本でもタイでも役所の業務開始直後は混雑していることが多いので、ある程度の待ち時間を覚悟してイミグレーション・オフィスの西側にある入口から建物内に入り階段を昇ってTM-30届出を行う3階へ。
いつもであれば、階段を昇り切ったところにあるホールに置かれているデスクには制服を着たインターンシップの学生がいて番号札を渡されるのだが、この日は誰もいなかった。
「もしかしたらまだ昼休み中なのかな?」とか思いながら、そのままオフィスの中に入り突き当り右手のTM-30のセクションに行くと、2つあるデスクの前には人が座っていたが、その前に置かれている待ち合いのイスには誰もいなかった。
どうやら、待っている人はゼロのようだ。
これならば番号札がなくても順番を間違えることはないので、とりあえずイスに座って待とうとしたらデスクの前で手続きをしていた片方の外国人がちょうど席をたち、同時に係官が自分のほうを見たので、そのままデスク前のイスに座った。
再入国後のTM-30の届出では、係官と話をすることはまずない。
この日も、パスポートを手渡すと係官は何も言わずパチパチとパソコンのキーボードを叩くと、ものの1分もかからずに「終わりました(เรียบร้อยแล้ว)」と言ってパスポートを返してくれた。
お礼を言ってパスポートを受け取り、手続きは完了だ。
この日はたまたまだったのかもしれないが、午後の業務開始時間すぐでもこれだけ空いているならば、わざわざ時間をずらして出頭することもないなあ。
次回もおそらく90日レポート提出よりも前にタイ国外を旅行してTM-30の届出をすることになると思うが、今日並みに……とは言わずともスムーズに手続きが済むとうれしいぞ。
コメント
情報提供ありがとうございます。
TM30は、「タイに再入国後24時間以内に届け出ないと罰金」とのことですが、イミグレーションは土日も休まずに稼動しているのでしょうか。自分の予定では、土曜日の早朝にタイに
再入国します。そうなると、遅くとも、翌日曜日の朝までに実施する必要があると思うのですが、仮に土日が休館の場合、月曜日以降の届出では罰金扱いとなってしまうのでしょうか。
実際に使ったわけではないので不確かですが、イミグレのTM-30の窓口だけは土日もオープンしているそうです(だからわざわざ3階に独立している?)
土日が休みだと思って月曜に行ったら、罰金を取られたという話をどこかで読んだ記憶があります。
ご回答ありがとうございます。バンコクの入管は政府合同庁舎内にあるので土日は入館できないように思います。自分の管轄は隣のサムットプラカン県なのですが、どうなっているのか。
確認しなければなりませんね。
TM-30の運用は各県によって本当にバラバラみたいなので、不明な点は直接お住いの県のイミグレに確認されるのがいいと思いますよ。