急用ができたため、先週末から日本に一時帰国している。
ふだんであれば、自分がチェンマイで一時帰国のための航空券を購入する時には
というプロセスを経て最終的にどこで購入するかを決めている。
しかし、今回は急用ということでそのような時間的余裕はない。
しかも、用事自体は3~4日もあれば終わるものなのだが、タイミングの悪いことにタイは12日からソンクラーン(タイ正月=水かけ祭り)の連休に入る。
そのため、チラッと調べたところ、日本の正月休み同様その前後はこれからチケットを取るにしても復路にまったく空席がないか、あっても平常時の2倍以上という恐ろしい値段で、うかうかしているとタイに戻るのが4月20日すぎ、などということになってしまう。
すでに5月末にも一時帰国することが決まっており、チェンマイと東京を1カ月も間をおかずに行ったり来たりするのも落ち着かなくてイヤだ。
なので、何とかソンクラーン連休の前にチェンマイに戻れる、しかも高くないチケットがないかということで、上記プロセスの(3)をいきなり実行して以前から利用している旅行会社に行くと、色々と調べてくれて何とか普段とあまり変わらない値段でアレンジしてくれた。
何度かこのブログでも書いているが、近年は一般的に航空会社の公式サイトが一番価格が安いと思われているようだが、実際にリサーチをしてみるとそうでないことも多い。
インターネットの時代にあって実際に利用する人は少ないと思われる旅行会社だが、航空会社が特別に(=オープンにしたくない)プロモーション・チケットを出していることがあり、ちょっとリサーチというつもりで店頭に行ったにもかかわらず、驚くようなお得なオファーをされてその場で購入を決めてしまったことが何回もある。
今回も、それに近い結果になったようだ。
日本へのフライトはバンコク経由のためまずは国内線でスワンナプーム空港に向かうのだが、TG(タイ国際航空)は高いということで少し久しぶりのPG(バンコクエアウェイズ)利用となった。
チェンマイ空港国内線ターミナルのカウンターでチェックインして、非制限エリアにあるラウンジで一息ついてから搭乗ゲートへ向かう。
PG(バンコクエアウェイズ)のバンコク便はエコノミークラスしかないが、搭乗客なら誰でも利用できるラウンジがあり飲食物もそこそこ置いてあり、しかもチェックインの時に「ラウンジを使ってください」という案内がないので空いており、騒々しい中国人と一緒にゲート前の待合いスペースにいる必要がないので助かる。
今回利用したPG226便は、ほぼ予定時刻通りに搭乗アナウンスがあった。
チェンマイ空港の国内線の搭乗は、ゲート付近が狭くてキチンと列が作れないためキャリアに関係なくいつも騒然としている。
バンコクエアウェイズのチェンマイ・バンコク線はエアバスA320またはA319型機での運航で、この日は前者が使われていた。
バンコクエアウェイズは、いわゆるLCCではない。
「ブティックエアライン」というキャッチフレーズを冠しており、上記のように多くの空港に搭乗客なら誰でも利用できるラウンジを設けていたりして、むしろ普通のレガシーキャリアよりもサービスはいいくらいだ。
しかも機材が小さい(=乗客が少ない)ので、乗り降りや到着空港のターンテーブルでの荷物を受け取るまでの時間が短いのも自分としてはうれしい。
エアバスA320型機は中央に通路のある3-3配列のシートで、ピッチもTG(タイ国際航空)とほとんど変わりない。
そして、機内食もしっかりと出る
メインは鶏肉のヤム(タイ風和え物)風にご飯はカーオヌン(カーオニヨウ=もち米)
鶏肉は味がほとんどなくヤムというよりはマリネという感じ。
カーオヌン(もち米)はバナナの葉にくるまれており、乾燥しておらずちょうどよい硬さだ。
バンコク・チェンマイ線にはこれまで30年くらい、数え切れないくらいの回数乗って来たと思うのだが主食がカーオヌン(もち米)というのは記憶がない。
チェンマイ空港のラウンジにもチェンマイのお菓子が置かれていたりして、もしかしたらバンコクエアウェイズにはその土地の特産品や料理を使うというコンセプトがあるのかもしれない。
飲み物はオレンジジュース
食後のコーヒーもサーブされる
デザートは、これまたあまり味のないクッキーとマカロンの中間のようなお菓子
この日はスワンナプーム空港混雑のため着陸前に何回か旋回した関係で、予定時刻より少しだけ遅れてのバンコク到着となった。
空港近くの乗り継ぎ用ホテルで10時間ほど過ごしたのち、翌朝の便で東京へと向かう。
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