サワディーチャオ(สวั๋สดีเจ้า)は、チェンマイ語の女性の挨拶(標準語はサワディーカ)です
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【ピサヌローク】スコータイ観光の拠点としてもおすすめの中級ホテル「ザパークホテル」宿泊レビュー

タイ北部、ピサヌロークにあるザ・パークホテルの看板 ピサヌローク、スコータイ、ウッタラディット&ペチャブーン
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク
料金は宿泊時期や予約するサイト・旅行会社によって大きく異なります。
また、設備は改修などでしばしば変わりますのであらかじめご了承ください。

どんなホテル?

チェンマイから南南東に直線距離にして約250km、自動車で5時間ほどのところにある、タイ人が「パークヌア・トーンラーン(ภาคเหนือตอนล่าง=下部北タイ地方) 」と呼ぶ地域の中心都市であり、タイを東西南北に貫く国道が交差する国内きっての交通の要衝であるピサヌロークにある中級ホテル。

ピサヌロークの街はかなり広くて明確に中心部と呼べるようなエリアがなく、全体にはのっぺりとした印象を受ける。

見どころと呼べるところも「タイで一番美しい」と言われている仏像のあるワット・プラ・シー・ラタナ・マハータートくらいしかなく、多くの旅行者はスコータイ観光の拠点とするか東西南北いずれかに移動するための中継地点として立ち寄る程度なので、交通手段が得やすい鉄道駅かバスターミナル周辺に宿を取ることが多いようだ。

今回紹介する「ザ・パークホテル」は、駅からは少し離れているもののほぼ街の中心と呼んでいい場所にある、広大な敷地の中に建つ環境のよいおすすめの中級ホテルだ。

ロケーション

ホテルはその鉄道駅からだとおよそ1.5km、歩くと20分くらい離れているだろうか。

しかし、ナーン川沿いにあって夜になると店やレストランが出るナイトバザールまでは600~700mほど、地元の人達でにぎわう歩行者天国が開かれるサンカブーチャー通りまでは1.5kmほどと決して不便な場所ではない。

ホテルは、交通量の多いボロンマトライローカナート通りに面しているが、通り沿いは非常に広い駐車場になっており、街なかなのにここだけ緑が豊富なので自分のように自動車を運転していてもすぐに見つけられると思う。

住所:227/162 Baromtrilokanard Road A.Muang C.Phitsanulok
TEL:055-252955
E-Mail:rsvn@tparkhotel.com

概観

通りからホテルに向かって右手がレストランとフロントのある建物、左手にはカフェ・アマゾンがある。

ホテルの中にこうしたカフェがあるというのは、特に暑い日に外から戻って来た時などには非常に便利で、今回の滞在でも毎日利用してしまった。

駐車場のまっすぐ先は屋根つきのガラ~ンとした大きな東屋のようなスペースがあるが、これはその奥に結婚式やパーティー、カンファレンスなどを開くことができる結構大きいイベントホールの建物に付属した場所だと思われる。

ホテルの敷地を入ってすぐ右手の建物の扉を開けた先にあるフロントは、かなりゆったりとしたスペースだ。

現代的な造りで、スタッフの仕事もテキパキしている。

客室は別の建物になっているが、外に出るのではなくフロントの奥に通じる連絡通路のような場所を通って行く。

タイ北部、ピサヌロークにあるザ・パークホテルの駐車場
市内中心とは思えないくらい広々とした駐車場

シンプルだが居心地のよい客室

客室棟は少し不思議な建物だ。

平屋の建物なのだが、中央の通路の両側に部屋がズラ~ッと並ぶ長さが50mほどの細長い造りのものが2つ続いている。

床以外は真っ白で少し無機質な感じもするが、とにかく廊下がずっと先まで一直線に続いている風景は、なかなかほかのホテルでは見れない風景だ。

タイ北部、ピサヌロークにあるザ・パークホテルの廊下
客室棟の長~い廊下

これだけ細長い建物が2つも続いている、ということでわかるかと思うが、このホテルはピサヌローク市内のほぼ中心部といってもよい場所にあるにもかかわらず、敷地がものすごく広い。

敷地内の道路をはさんだ客室棟の向かいは前述のイベントホールがあり、さらにその奥には木が植えられたこれまた広い庭が続いている。

このスペースは将来何かに利用するために空き地にしているのかはわからないが、手前の客室棟、イベントホールいずれからも隔離されており、なぜここにこんなだだっ広い庭を有しているのかまったく理由は不明だ。

さて、長い廊下の両脇にある客室だが、一言で言うと「あまりお金のかかっていない(料金なりの)リゾート」という感じだろうか。

敷地に余裕があるからか、部屋はそこそこ広く扉を入ってすぐ左手にセーフティーボックスつきのクローゼット、右手がバスルーム、そしてその奥がベッドスペースで、荷物置き、壁掛け液晶テレビ、ライティングデスク、冷蔵庫など設備はごくごく普通のホテルのそれである。

また、窓際にはイスがひとつ置かれている。

客室の中も床を除けば白一色で、できてからまだそれほど時間がたっていないのか清潔感がある。

冷蔵庫の中には無料の水のほかに有料の炭酸飲料、ビールが入っているのだが、近年はどこのホテルにも備わっている電気ケトルがない。

これはおそらくホテル内にアマゾンカフェがあるので「コーヒー紅茶系を飲みたければそこを使え」ということなのかもしれないが、オープンしているのは日中だけであり、またすぐ近所にコンビニがない(よろず屋はある)ことを考えれば少し不便を感じた。

自分が泊まった部屋は敷地の中央に向いた側で、窓の正面にはイベントホールが見えるはずなのだが、敷地奥に続いている道路との間には高さ2m以上はあろうかという竹のような木で作った柵のようなものがあって、目隠しになっている。

ただしそれがあるため、直接太陽の光が差さないので、日中でも少し薄暗い感じはするがあまり気にはならなかった。

タイ北部、ピサヌロークにあるザ・パークホテルの客室概観
客室概観
タイ北部、ピサヌロークにあるザ・パークホテルのクローゼット
セーフティーボックスもついたクローゼット
タイ北部、ピサヌロークにあるザ・パークホテルのデスク周り
そこそこの広さは確保されたデスク周り

バスルームも壁、床とも白で、値段から言ってもバスタブは望むべくもないが、広くてシャワースペースにはちゃんとカーテンもついており、使い勝手はまったく問題がない。

アメニティーもシャンプー、シャワークリーム、固形石鹸が用意されているほか、ドライヤーも客室のデスクの上に置いてある。

タイ北部、ピサヌロークにあるザ・パークホテルのバスルーム
清潔感のあるバスルーム

かなり充実している朝食

朝食は、道路に面した建物にあるレストランでいただく。

席数は非常に多く、仮に部屋が全部埋まってもまだ余裕があるのではないか、と思われるくらいで、実際に自分が泊まっていた間はいつ行っても数組の客がいるだけで閑散としていた。

しかし、用意されている料理は非常に豊富で、7~8種類のパン、ハムやソーセージ、野菜のソテーなどのサイドディッシュ、サラダが用意されているほか、卵料理は注文してから作ってくれる。

洋食以外にタイ料理もあり、お粥はカーオトム(米粒あり)とチョーク(米粒なし)を、こちらも注文してから作ってくれるほか、炒めビーフン、タイカレーにご飯などが用意されている。

もちろん、フルーツやジュースもあるがコーヒーはネスカフェのマシンだ。

レストランの建物は正面の道路沿いは全面ガラスになっており、開放感があって通りを走る車の騒音もあまり聞こえることがなく、気持ちよく朝のひとときを過ごすことができる。

タイ北部、ピサヌロークにあるザ・パークホテルのレストラン
広々として明るい感じの朝食会場のレストラン
タイ北部、ピサヌロークにあるザ・パークホテルの朝食コーナー
食べ物が並んでいるコーナー
タイ北部、ピサヌロークにあるザ・パークホテルの朝食のパンコーナー
チェンマイのホテルでもこれだけパンのバリエーションがあるところは少ない
タイ北部、ピサヌロークにあるザ・パークホテルの朝食のお粥コーナー
注文するとその場で作ってくれるお粥コーナー

ミドルクラス・トラベラーに特におすすめ

コストパフォーマンスは非常に高く、値段(時期によっても異なるが、朝食をつけて2人で合計4,000JPYくらい)を考えたら普通の旅行者であれば十分満足できると思う。

バックパッカーが泊まるようなゲストハウスはイヤだけど、かといって高級ホテルに泊まるほどでは……というような、いわゆるミドルクラス・トラベラーには特におすすめできる。

大通りに面していて駐車場もたっぷりあるので、とりわけ自分のように自家用車で旅行する人にとってはまさにぴったりなホテルだ。

創業はタイ、日本でもTVCMでおなじみのアゴダ【agoda】で詳細をチェック!
世界最大のホテル予約サイトブッキングドットコムで予約する
日本円払いなら一番安いことも多いエクスペディアで価格を調べてみる
Booking.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました