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【ピサヌローク】豚脚煮込みが絶品! ナーン川に浮かぶレストラン「ペーナムナーン(ナーン川のいかだ)」

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーン ピサヌローク、スコータイ、ウッタラディット&ペチャブーン
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タイの中央、スコータイ観光の拠点になるピサヌローク

タイのほぼ中心とも言ってよい位置にある街ピサヌローク。

かつてはタイ北部のゲートウエイの街としてのんびりとした雰囲気を漂わせていたのだが、国内を東西南北に貫き、さらにはラオス、ベトナム、ミャンマーへと続く大動脈の国道が交わる要衝であることから急速な経済発展を遂げ、タイで地価が最も急騰した場所としてニュースをにぎわしている。

一方、自分のような外国人旅行者にとっては、タイ王国発祥の地として数多くの遺跡が残る世界遺産のスコータイ観光の拠点(バスで1時間ほど)の街であり、団体ツアーからバックパッカーまで幅広い人々がここに宿を取り数日を過ごしていく。

タイのスコータイ遺跡のワットシーチュムのアチャナ仏と天井
スコータイ遺跡を代表するワットシーチュムのアチャナ仏

ナーン川に浮かぶいかだレストラン「ペーナムナーン」

ピサヌロークで食事というと、かつては「パットパクブン・ビン(ผัดผักบุ้งบิน=空飛ぶ空芯菜炒め)」が有名で中心部にあったナイトバザールにはそれをウリにしたレストランが立ち並びにぎわっていたのだが、都市化に伴って郊外の道路沿いに建つ大型のレストランや定期市のほうが人を集めており残念ながら今は見る影もない。

が、今でも市内にはユニークな食事どころがあり、自分がピサヌロークに行くといつも立ち寄る場所がある。

それは、街を南北に流れるナーン川に浮かぶ船を使ったレストランだ。

鉄道駅から南西に直線距離でおよそ2km、スパンガンヤ-橋の東詰めでは毎晩大きな地元民向けのナイトバザールが開催されるのだが、その上流両岸には数軒の船が浮かべられいずれもレストランとして営業しておりお客を集めている。

その中の1軒が今回紹介する「ペーナムナーン」だ。

「ペー(แพ)」はいかだ、「ナムナーン(น้ำน่าน)」はナーン川という意味で、まさに「ナーン川に浮かぶいかだ」というレストラン名だ。

道路から川岸の階段を下った先に多くの席数を構える

上記の通り、店は市内中心部からは少し離れている。

ホテルが多くある鉄道駅周辺からだと、徒歩なら30分ほどかかるだろう。

自分がピサヌロークを旅する時はいつもチェンマイから自動車を運転して来るのだが、その場合は店の入口周辺に路上駐車できる。

駐車係の店員がいるので、誘導にしたがって車を止めよう。

通りから店までは、長い階段を下って行かねばならない。

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーンの階段

一応灯りはついているが薄暗いし、雨が降っていると非常に滑りやすくなっているので、慎重に足を運んだほうがいい。

店ははしけを2隻つないだような形になっており、かなりの大型店だ。

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーン概観

手前のはしけは大きくて団体用の席も用意されているが屋根がなく、雨の時や客数が少ない時は閉鎖されている。

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーンの手前の席

奥のはしけにはキッチンが作られている関係で客席は少ないが、川沿いにはテーブルが並んでいる。

屋根があるので雨季には都合がいいが風が抜けないので、時期によっては蒸し風呂のようになっていることもある。

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーンの奥の席

こちらのはしけにはステージもあり、バンドが入っていることもある。

これもタイらしい光景だ。

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーンのステージ

どちらに席を取るにしても、ここに来たら川に面した場所でなければ意味がない。

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーンの川沿いの席

チャオプラヤー川のように川幅がないためそれほど雄大な流れではないが、すぐそばに橋があり、対岸には別のレストランがあって照明が煌々と輝いているので周囲は割とよく見ることができ、日本とは違う熱帯の川面を眺めることもできる。

ちなみに、雨季の上流で大雨が降った直後に行くと、水量が増えて怖いくらいにナーン川は姿を変える。

ピサヌロークの雨季のナーン川

タイ料理・中華料理があるが絶品は豚脚煮込み

いつ行ってもメニューはタイ語のものしか出てこないので、英語併記のものはないと思われる。

タイ料理と中華料理が一通り揃っていて、これまで食べたものはいずれもハズレはなかったが、この店でのダントツのおすすめはカームー(豚脚の煮込み)だ。

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーンの豚脚の煮込み

初めてこの店を訪れた時、注文を取りに来た愛想のいい店主らしきおばさんにおすすめ料理を聞いたら「カームー(豚脚の煮込み)が店で一番のウリです」という答えが返って来たので頼んでみたところ、これが本当に絶品。

トロトロに煮込まれた豚肉は、しょっぱくもなく甘くもなく、かと言って味付けが薄いわけでもなく、絶妙な仕上がりだ。

色々な場所でカームー(豚脚の煮込み)を食べてきて、今までで一番おいしいと思っていたのは台湾南部にある美濃の客家料理レストランで食べたものなのだが、それに優るとも劣らない出来栄えだと思う。

この店に来ると、必ず最初にオーダーする料理になっている。

この他のおすすめとしては、以下の料理があげられる。

ヤム・タクライ(レモングラスのサラダ)

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーンのレモングラスのサラダ

トムヤム・プラーメーナム(川(たぶん目の前のナーン川)で捕れた魚のトムヤムスープ)

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーンの川魚のトムヤムスープ

プラーヌン・シーユー(魚の醤油蒸し)

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーンの魚の醤油蒸し

シークロンムー・カタローン(豚スペアリブの鉄板焼き)

ピサヌロークのいかだレストラン、ペーナムナーンの豚スペアリブの鉄板焼き

わざわざ足を運ぶ価値あり

鉄道駅周辺からだと自分のように自動車などの交通手段を持ち合わせていないと徒歩30分くらいかかるので、来るのはちょっと大変かもしれない。

そういう場合は、寂れてはいるがナイトバザールの端に出ている川沿いのレストランのほうがアクセスは楽だ。

が、ほぼ川面と同じ高さでナーン川の流れを眺めながら食事ができること、そして何よりも料理の味がいい(その分値段も高いが)ので、もし足を運ぶのが苦でないならこの「ペーナムナーン(ナーン川のいかだ)」はおすすめだ。

わざわざ足を運ぶ価値はあると思う。

ピサヌロークでのガネッシュの定宿ザ・パーク・ホテル

ピサヌロークの街は交通の要衝であり、かつスコータイ観光の拠点ともなっていることからホテルはゲストハウスから高級ホテルまで選択肢は豊富だ。

移動の途中での単なる通過点(乗り継ぎ)であれば、鉄道駅やバスターミナル近くに宿を取るのがいいだろうが、それらの周辺はやはりどことなく落ち着かない雰囲気で飲食店なども行きずりの客相手だからか全体的にレベルの低いことが多い。

もし、この街に何泊かするのであれば、手頃な値段でコストパフォーマンスが高い「ザ・パーク・ホテル」はおすすめだ。

鉄道駅からは15分くらい歩くがナイトバザールはすぐ近くで、今回紹介したレストランもやはり徒歩15分ほどで苦にならない。

バックパッカーが泊まるようなゲストハウスはイヤだけど、かといって高級ホテルに泊まるほどでは……というような、いわゆるミドルクラス・トラベラーには特におすすめできる。

大通りに面していて駐車場もたっぷりあって、自分のように自家用車で旅行する人にとってもぴったりだ。

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