どこに住むかのエリア選びから契約までのチェンマイ長期滞在のための住まい探しの具体的なアドバイスはこちらの記事にまとめてありますので、合わせてご覧ください。
新しい家を探すことになった経緯や新居の条件、自分がとった探しかたなどについてはこちらをご覧ください。
チェンマイ北部郊外のルアムチョーク交差点付近にターゲットを絞って物件を見ていたところ、お友達から「自分の知り合いがその近くに貸し家を持っていて、今住んでいる人が近々出ていく予定なので一緒に見に行ってみませんか?」というお誘いをいただいた。
早速お友達とミーチョーク・プラザ(ショッピングモール)の駐車場で待ち合わせ、自分の車はそこに置いてお友達の車に同乗させてもらって物件へと向かう。
物件は、ルアムチョーク交差点から国道1001号線を北上し、第3環状道路(国道121号線)との交差点を右折してさらに3kmほど進んだところにある高級分譲住宅街であった。
チェンマイ市内中心部からだと、10kmほど北東になる。
ルートの都合でこのように現地に向かったが、実際にはチェンマイ市内からだと国道118号線からサンサーイへと向かう国道1367号線に入って来たほうがたぶんずっと近いと思う。
それでも自動車で20分以上はかかるだろうから、ロケーション的にはルアムチョーク交差点付近に比べればずっと不便になるが。
高級住宅街だけあって、大きなセキュリティーゲートがあった。
これまで見てきた家はゲートがあっても門番がいなかったり、そもそもゲートがなかったのだが、ここは門番がちゃんといて「どこに行くのか?」などを確認して、車のナンバーをひかえていた。
中に入ると、さすがに高級住宅街、裕福そうな白人の老夫婦が散歩をしていたり、ベンツなどの高級乗用車がガレージに停まっている家が普通にあったりする。
中には、子供を遊ばせることのできる公園も造られていた。
物件は、セキュリティーゲートから2~3分車で進んだところにあった。
2階建てのかなり大きそうな家だ。
玄関は、これだけの立派な家でもやはりガラスの引き戸である。
現在、ここに住んでいる方にご挨拶して住み心地などを聞くなどひと通り雑談をしてから、家の中を見せていただく。
今お住まいの方は、自宅兼事務所として使っているそうだ。
20畳以上ありそうなリビング。
キッチンもかなり広い。
ダイニングルームは別に8畳ほどのスペースが用意されている。
さらに、その隣にはほぼ同じ広さのユーティリティ・スペースまである。
バスルームも広いのだが、一部階段の下にかかって天井が低いのが気になった。
2階へと続く階段。
2階にはベッドルームが3つ作られている。
2階のバスルームはバスタブつきだ。
駐車場は2台が楽々止められる。
ダイニングルームのドアを出たところにある洗濯機などを置く屋外のスペースも広々している。
庭と呼べるものはないが、家の両脇、裏には十分なスペースが空いている。
これだけ大きくてバスタブまである家だと家賃が自分の予算の範囲にはまったく収まらないだろうと思っていたのだが、お友達の紹介ということであらかじめ伝えてあった予算の上限の金額でよいとのこと。
あとでチェンマイにいくつかある不動産エージェントのサイトを調べてみたところ、この分譲住宅街の中のおそらく同程度の間取りの家が貸しに出されており、その家賃は自分が提案された額の2倍以上していた。
また、今住んでいる人が出ていった後は、ハウスクリーニング業者を入れて家の内外をきれいにしてくれるということであった。
しかし、いかんせん夫婦2人で住むにはあまりに広すぎる……
これだけの大きさの家となると掃除をするだけでも大変で、通いのメーバーン(แม่บ้าน=お手伝いさん)を雇わないととても暮らしていけないだろう。
破格の家賃でこれだけ豪華な家に住める、というのは大変ありがたいオファーではあったのだが、カミさんと相談した結果「やはりここには住めないねえ」という結論に達したのだった。
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