どこに住むかのエリア選びから契約までのチェンマイ長期滞在のための住まい探しの具体的なアドバイスはこちらの記事にまとめてありますので、合わせてご覧ください。
はじめに
「プロフィール」にも書いているが、自分はずっとチェンマイ市内北部のサンティタムと呼ばれるエリアにあるホンテウ(タイ式タウンハウス)を借り、タイ人の友達一家と生活をともにしていた。
それは、*年ほど前にハッピーリタイヤしてチェンマイに本拠地を移してからも変わらなかったのだが、まだ日本で働いていたカミさんがいよいよリタイヤして、来年から東京とチェンマイと半々くらいの生活を送ることになった。
そうなると、さすがに今までのようにタイ人一家と同居、というわけにもいかない。
そのため、夫婦専用の新しい家を探すことになった。
自分たちは、結婚してすぐのほんのわずかな期間を除いて集合住宅に住んだことがないこともあって、チェンマイでもコンドミニアムとかに住みたいとはぜんぜん思っておらず、候補は必然的に一戸建てとなる。
そして、タイの法律で外国人は土地を所有できないので一戸建て住宅の購入は不可能で、貸し家を探さなければならない。
こちらの友人・知人に声をかけて、一戸建ての貸し家があったら紹介してもらえないかお願いすると同時に、自分でも前々から気にかけていたエリアをバイクで走ってみて「貸し家」の看板や貼り紙が出ているよさげな物件を見つけると電話をして中を見せてもらって、条件を確認したりした。
「貸し家」の看板や貼り紙に出ている電話番号が実は大家ではなく不動産会社だったこともあったりして、そこからさらに色々な物件を紹介してもらえるようになって選択の幅が広がるというようなこともあった。
当初はいくつかの有力候補に絞っておいて、カミさんが今年のうちにチェンマイに来た時に物件を見てから最終的に住む家を決めようかと思っていたのだが、自分がいいと思うような貸し家は他の誰かが見ても気に入る可能性が高いわけで、そういつまでも契約もせずに引っ張っておくこともできない。
なので、デジカメを使って家の内部の静止画や動画を撮影、またロケーションがわかりやすいように、バイクの前にGoPro(ウエアラブルカメラ)をつけて市内中心部から物件までの道すがらを撮影してクラウドにアップしてカミさんと相談したりしながら、最終的に物件を決めて契約をした。
これから、個人的に記録を残すという意味も含めてこのブログで自分が見た物件のいくつかをピックアップして紹介したいと思う。
加えて、これからチェンマイに長期滞在するなどで貸し家を探したい、という人のお役に多少でも立てれば幸甚である。
今回見たのはかなり郊外だが家賃激安の新築一戸建て
この時見たのは、チェンマイ市内から南に15kmほどのところの新興分譲住宅地の中にあった貸し家だ。
大通りからは1.5kmほど離れており、またその大通りもバスやソンテウ(乗り合いピックアップトラック)などが頻繁に通る道でもないため、住むならバイクだけでなく自家用車もなければ島流し同然のロケーション。
新築の一軒家だが、普通の貸し家に備わっている家具・家電類などもほとんどなくこちらが揃える、それどころか水を溜めるタンクも借りるほうが設置、庭もまったく整備されておらず石がゴロゴロしているような状態でそれもこちらが整備しなければならない、という条件だ。
そのかわり、木を植えようが花を植えようが、あるいは家の一部を改造しようが好きにしてよい、というある意味自分の気に入る家づくり、という点では普通の貸し家にはない自由さがある。
ちなみに、友人に見てもらったところ、気持ちよく住めるようにエクステリアとインテリア両方を整えるための費用としては、10万THBでは足りないが20万THBはかからないだろう、とのことであった。
家賃は、はっきり言って日本人からするとタダ同然(笑)
今自分が住んでいるサンティタムにあるタイ人向けのものすご~く狭いワンルームのアパートを借りるよりも安い。
今回実際に見た10軒以上の物件の中でも、特に印象に残った1軒であった。
分譲住宅街の中の様子
貸し家の外観
ガレージはかなり狭く、その奥に玄関がある
車庫はかろうじてトヨタのYaris、マツダ2、日産マーチなら止められるかな、という程度。
車庫入れのハンドリング技術が試されるかも(笑)
玄関を入ったところはリビングルームになっている
写真は、リビングルームの奥から玄関方向を向いて撮影している。
ベッドルームは写真のような部屋が2つある
バスルームの写真がないのだが、広さはかなりあってバスタブが設置できるくらい。
大家さんは「つけたければ、工事してバスタブを置いても構いませんよ」と言っていた。
シンプルだが、十分な広さのダイニングキッチン
庭は石がゴロゴロしており、おそらく家を建てる前からの状態
家の裏は広大な田んぼになっている
別の日に夜がどういう雰囲気なるのか確認しに行った時には、田んぼや家の周りに蛍が乱れ飛んでいて幻想的だった。
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