チェンマイで長期滞在生活するための手続きに必要となる書類、プロセスなどについては予告なく変更されますので、必ず当該官庁にて最新情報を確認してください。
下記リンク先の記事の通り、自分は日本で取得した国際運転免許証からの切り替えでタイの自動車運転免許を取得した。
そして、2年の有効期限が終わったので更新を行った。
バイクの運転免許の更新の項にも記載したが、タイでは免許の更新は現有のものの期限が切れた後で行くのが通例なので、自分も同様にした。
準備するもの
(1)パスポート(現物およびコピー)
コピーは顔写真のあるページ、ビザおよびリエントリー・パーミットのスタンプのあるページ、出国カードが留められているページ(出国カードがすべて見えるようにコピー)、最新の入国スタンプのあるベージのみでOK。
すべてのコピーページにパスポートと同じサインをしておく。
(2)在留届出済証明または居住証明
自分は、日本領事館で在留届出済証明を取得した。
取得方法については下のリンク先を参照。
(3)健康診断書
タイ語で健康診断書は「ใบรับรองแพทย์ (バイラップローン・ペート)」という。
街のクリニックなど、どこでも発行してもらえる。
これはタイ人が運転免許を取得する時にも必要なので、病院でもすぐわかる。
自分は、タニン市場近くのクリニックで簡単な問診だけで発行してもらった。
費用は80THB。
受診にはパスポートが必要(診断書に番号や氏名・生年月日を記載するため)
(4)現有の自動車運転免許証
取得の流れ
自動車運転免許の更新は、他の運転免許に関する手続きと同様、市内やや南部のハーンドーンにある陸運局で行う。
事務所2階のインフォメーション・カウンターに行き、書類一式を提出して運転免許証を更新したい旨を職員に伝えると、用意してきた書類をチェックした上で申請用紙をくれ、「ここに氏名と電話番号を記入して**番窓口に提出してください」と言われる。
申請用紙を記入し指定された番号のカウンターに行くと、職員が再び書類をすべて確認したうえで、アルファベットと数字の組み合わせが書かれたピンクの番号札を引き換えにくれ、「案内があるまで前のイスに座って待っていてください」と言うので、そのままイスに座る。
番号札のピンク色は、おそらく自動車運転免許の更新をあらわしていて、ある程度人数がまとまってから手続きを行うようだ。
15分ほど待つと、「ピンクの番号札の**番から**番までは中に入ってください」というアナウンスがタイ語と英語で行われ、30人ほどがぞろぞろとカウンターの脇から中に入ると、壁にかかったボードを使って色覚検査が行われた。
スペース内にはバイクの運転免許証の更新の時に行ったブレーキ反応テストの機械が並んでいるので次にそれをやるのかと思ったのだが、色覚検査のみでそれが終わると番号札と引き換えに書類が戻され「もう一度インフォメーションカウンターに行ってください」と言われる。
最初に行ったインフォメーションカウンターに行き検査が終了した旨伝えると、職員はカウンターに置かれているタッチパネルを押して番号の書かれた紙片をプリントアウトして「支払いカウンターで更新料を支払ってください」と言われるので、すぐ脇に並んでいる支払カウンターの前に置かれているイスに座って待つ。
すぐに自分の番号が電光掲示板に表示され、カウンターに行くと代金の505THBを支払うよう言われ係官に渡すと領収書と領収証の控えが一緒にホチキス止めされた書類一式を返してくれ、写真撮影エリアに入るよう言われた。
写真撮影エリアに入って置いてある番号札を取り、自分の番号が呼ばれるまで待つ。
順番が来たら撮影ブースに入り係官に書類一式を渡して顔写真を撮影し、新しい免許証を作ってもらうと同時に、ケースを10THBで購入(実際には購入しなくてもいいようだが、職員によっては最初から料金を請求してくる)すれば、すべての手続きは完了である。
免許証を渡す時に係官から「名前などの記載事項が間違っていないか確認してください」と言われたが、後でよく見たら以前の免許証とは裏面に記載されている住所が英語併記になったのと、QRコードがプリントされているところが以前の免許証とは異なっていた。
また、免許の有効期限は更新日の5年後の次の誕生日までとなっているが、自分は免許証の期限が誕生月の翌月だったため、実際には5年と11カ月の有効期間になっていた。
ちなみに、この日は月曜日だったので少し混んでいるかと思っていたのだが、朝の9時15分ごろに陸運局に到着し、免許証を受け取ったのは10時半で、実質的な所要時間は1時間半ほどであった。
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