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【チェンマイで暮らす】ウィサカブーチャ(仏誕節)はピン川沿いの寺院で放生を行う

ウィサカブーチャ(仏誕節)の日のチェンマイの寺院でのお参り風景 仏教行事・イベント
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この記事は、旧サイトにアップしていたのを改訂・移設したものです

6月*日はウィサカブーチャ(仏誕節)であった。

ウィサカブーチャ(仏誕節)とは、「タイランドハイパーリンクス」のサイトによれば

陰暦6月の満月の日で、釈迦の誕生日です。ウィサカブーチャの日は、釈迦が生誕、大悟、入滅した仏教的に重要な意味のある日であるとされており、同日に起こった3つの奇跡へ想いを馳せ、釈迦の徳に対して礼拝するための儀式が行われています。

とのことである。

この日は休日となり、仏教関連の日であるため店でのアルコールの販売が終日禁止される。

家の近所の人の話によると、チェンマイ市内ではワット・チャイモンコンが大勢の人でにぎわうというので、朝8時前に家を出てバイクで向かった。

ピン川沿いに建つワット・チャイモンコンは、市内中心部のチャルンプラテート通り沿いにあり、ナイトバザールや日本人ツアーがよく利用するチェンマイプラザホテルからもほど近く、ピン川のクルーズボートが発着する場所としても知られている。

ワット・チャイモンコンはバイクや車でしばしば前を通るのだが、チャルンプラテート通り沿いの楼門がとても立派な寺院だ。

チェンマイ市内中心部にある寺院ワットチャイモンコンの楼門

バイクで中に入ってみるとたいへんなにぎわいで、お参りの人の車でおよそ空いているスペースはすべて埋まっていた。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンの境内の自動車

こういう時には、バイクのほうが何かと便利である。

適当な場所にバイクを駐輪して、本堂へと向かった。

寺院の中には、参拝客目当ての屋台が何軒も出ていた。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンの境内の露店

ウィハーン(本堂)は、普通の寺院とそれほど大差はない。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンの本堂

なかなか立派なウィハーン(本堂)の入口。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンの本堂入口

中に入ると、タムブン(徳積行)に来た人でいっぱいであった。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンの徳積行の人々

まずは、ご本尊にお参りである。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンの本尊

続いて本日のメイン行事、お坊さんへのタムブン(徳積行)であるが、大勢の人が順番を待っていてすぐにはできない。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンのタムブンを待つ人々

10分以上待ってようやく順番が来て、お坊さんに家から持って来た生活用品などを捧げた(タイトル下の写真)。

タムブン(徳積行)を受け取ったお坊さんがお返しにお経を唱え、手を合わせている人々に聖水を振りかける。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンのタムブンを受ける僧侶

最後にサイシン(聖なる紐を巻いてもらう)してもらいタムブン(徳積行)は終了である。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンで巻いてもらった聖紐

外に出て境内をウロウロしていると、人だかりのできている店があった。

放生用の小鳥や亀、魚などを売る店である。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンの放生用の生き物を売る店
ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンの放生用の鳥カゴ

放生とは、捕らえた生き物を逃がしてやることにより功徳を積む行為で、タイでは広く行われている。

観光地の寺院では、小鳥を餌付けしておいて人々がカゴから放してもまた戻ってきて店に捕まえられてしまったり、羽を切って遠くに飛べないようにしておいて店の人がまた捕まえて売ったりすることがあるので、「放生用の動物を買わないでください」という看板が出ているところもあったりする。

小鳥以外の動物であればそんな心配もないと思い、せっかくなので自分もここで放生をすることにした。

店で買ったのは、5cmほどの小さな亀の子供だ。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンの放生用の亀

寺院の最奥部のピン川の岸に出てみると、大勢の人が放生をしていた。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンでの放生の様子

岸には放生の時に唱えるお祈り文(英語もあり)が書かれた紙が置かれており、人々はそれを読み上げながら川へ動物を放していた。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンで放生する人々

自分もお祈りを捧げてから、バケツの中の亀の子供を静かにピン川に放した。

雨季に入ったのに雨がほとんど降らないチェンマイ市内を流れるピン川の水はにごっていて、放した子亀はすぐに見えなくなってしまった。

ふと顔を上げると、大きな木がせり出したピン川の岸辺が目に入って来た。

ウィサカブーチャの日のチェンマイのワットチャイモンコンとピン川

もうすっかり陽は高くのぼり、肌をじりじりと照りつけるような暑さであったが、何となくタムブン(徳積行)を終えて気持ちは涼やかであった。

このような行事は、仏教国タイ(チェンマイ)で暮らす自分にとっては欠かすことのできないイベントだ。

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