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【チェンマイで暮らす】田舎での葬儀に参列する……(2)食事編

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀の食事 仏教行事・イベント
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【チェンマイで暮らす】田舎での葬儀に参列する……(1)儀式編
タイのチェンマイで暮らしている時に、県南部のサンパトーン郡にある田舎の村で行われた知り合いのお母さんの葬儀に参列した時の儀式の様子について

やって来たお坊さんは総勢10数人で、少年ではないかと思わせるくらい若い方から60歳をとうに過ぎていると思われる方まで、幅広い年齢層だ。

全員が母屋の中に入って行く。

しばらくすると、読経が始まった。

本当は一連の様子を写真か動画で撮影したかったのだが、前回の記事で紹介した通りあまりに大勢の人が参列していて母屋まで近づくことができず断念した。

しかたがないので、座っていた場所で読経の間は手を合わせた。

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀での読経

チェンマイ(タイ)の葬儀では、読経中でも日本のようにシーンとはしておらず、隣の人とちょっとおしゃべりしたりして割と自由な感じだ。

読経が終わった後は、何もない時間が結構長く続いた。

たぶん母屋の中では儀式かが行われていたりしたのだろうが、様子がさっぱりわからないので周りにいる人と雑談したりして過ごした。

しばらくすると、テーブルに食事が運ばれ始めた。

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀での食事全景

もしかしたら長いアイドルタイムは、もしかしたらこの食事の支度をしていたのかもしれない。

昔は、葬儀の時は近所の人などが総出で料理を作りふるまっていた(寺院内にはそれ用のスペースがある)のだが、そうしたやり方は減ってしまっていて、チェンマイ市内の葬式だとケータリングを利用することが多いらしい。

通夜だと、最近の自分の経験ではドライケーキやパックのジュースが入った紙箱をポンと渡されることがほとんどだ。

以前は、お粥や麺などの軽夜食が出ることが多かったと思うのだが……タイも変わりつつあるということだよね。

しかし、ここはまだそうした都市化の波が来ていないのか、ケータリングではなさそうだ。

料理は、北タイ料理と普通のタイ料理のミックスになっている。

軽く干した魚を揚げたもの(プラーデート・ディヨウ)

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀で出たプラーデートディヨウ

ナムプリック・ターデーンと茹で野菜

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀で出たナムプリックターデーン

ターデーンは「赤い目玉」という意味だが、これは丸くしてビニールにくるんで売っていることからそう名付けられている。

ルークチン(つみれ)などが入ったトムチュート(中華風澄ましスープ)

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀で出たトムチュート

ゲーン・ハンレー(豚バラ肉のミャンマー風カレー)

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀で出たゲーンハンレー

出たのは北タイ料理ばかりではないが、主食はやはりカーオニヨウ(もち米)だ。

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀で出たカーオニヨウ

みんなでワイワイおいしくいただきました

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀の食事風景

食事の後には、デザートのアイスクリームも出てきた

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀で出たアイスクリーム

このピカチュー、間違いなくパチモンだよね(笑)

食事が終わって一息ついていたら、お坊さんが家のほうから出てきて棺の乗せた山車の前で親族などとともに短い読経をした。

線香や花とともにサーイシン(聖糸)を持っている。

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀での山車の前での読経

読経が終わると、お坊さんたちは山車を先導するようにして家の外に向かった。

火葬場に向かうようだ

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀での火葬場への移動

お坊さんたちはソンテウ(乗り合いピックアップトラック)に乗り込んだ。

火葬場までの行列を先導するのは警察の車(アルバイト)だ。

チェンマイ郊外の田舎の村での葬儀での移動を先導する警察の車

自分は火葬場まで行って葬儀の最後まで付き合うつもりでいたのだが、一緒に来た人たちが「帰ろう」と言うので、ここで離脱することになった。

ところが実は、後日知り合いから「火葬場で何度もあんたの名前が呼ばれたのに、いなかったの?」と言われてしまった。

火葬場で棺に火をつける前に花や線香を備える儀式があり、参列者を代表して名前を呼ばれた人が参加するのだが、前回の記事にも書いた通り葬儀に外国人が参列しているというのが一種のステイタスになるので、この儀式の時にいきなり指名されたことが何回かある。

今回もどうやらその役目を果たせということで名前が呼ばれたようなのだが……申し訳ないことをしてしまった。

「事前に言っておいてよ~」と思うのだが、タイではこういうのは前振りがないのが普通なので、しかたがない。

ともあれ、久しぶりに昔ながらの雰囲気を残したタイの葬式に参列して、不謹慎な言い方だがちょっとうれしかった。

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