自分たち夫婦が暮らすチェンマイ郊外では、多くのタイ人たち(勤め人とかではない)がランチをメインの食事としている。
昼をしっかり食べ夜はその残り物か豆乳とパートンコー(ปาท่องโก๋=揚げパン)とかでサクッと済ませているようで、自宅周辺のおかず屋も多くは昼の営業がメインだ。
午後は昼に売れ残ったおかずをビニール袋に詰めて並べてなくなり次第営業終了なので、うっかりすると夕食を食べそこなってしまう。
なので、自分たちも自然と夜は軽めにすることが多くなっている。
この日は所用でチェンマイ市内におり、カミさんに「夕食はどうしようか?」とたずねたら「たまにはビール(自分たちは普段アルコールは飲まない)を飲みたい」というので、それなら定期市に寄ってつまみを買って帰ろう、ということになった。
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タイ語で「タラート(ตลาด=市場)ナット(นัด=約束された=定期的な)」と呼ばれている定期市は、週のうちのある決まった曜日の夕方開かれる露店の集まりだ。
この日行ったのはチェンマイ市内やや北部、海外からの旅行者に大人気のJJマーケットのすぐ北にある大型スーパーマーケット「ロータスカムティエン」の駐車場で開かれるタラートナット(定期市)。
ここの定期市は毎週水・木・金の夕方開催で、いつも大勢の人でにぎわう。


普通のタイ料理のおかず屋とかもあるが、ちょっとつまめるようなスナック的なものを売る店が多い。
ミャンマーから出稼ぎで来ているタイヤイ(シャン族)などにとっては貴重な娯楽となっていて、彼らが買えるような値段が安いものが多いのも特徴だ。
日本の縁日のような雰囲気もあってついつい買い過ぎてしまうのが難点と言えば難点で、この日も普段の夕食の倍くらいの量を買ってしまった。
家に戻ってビールとともに料理を並べる

クンパオ(กุ้งเผา=エビ焼き)

シークロンムートート(ซี่โครงหมูทอด=豚スペアリブ揚げ)

ヤムレップムーナーン(ยำเล็บมือนาง=鶏足(モミジ)の和えもの)

ムーピン(หมูปิ้ง=豚串焼き)

サイクロークイサーン(ไส้กรอกอีสาน=東北タイ式豚肉ともち米の発酵ソーセージ)

普段夕食では炭水化物をとらないのだが、この日はサイクロークイサーンとか食べちゃってビールも飲んでさすがにお腹がいっぱいだ。
食べ終わってシャワーを浴びたら、あっという間に寝てしまった。
面倒な設定も不要で渡航先到着後すぐに利用可能
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