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チェンマイの裕福でオシャレな人達に大人気のオーガニック野菜創作タイ料理レストラン「オーカジュー(Ohkajhu)」

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカジューのドリンクメニュー その他タイ料理の店
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どんなお店?

チェンマイに2店舗を構え裕福で流行に敏感な人々の間で絶大な人気を誇り、ついにはバンコクでもサイアムスクエアをはじめ3店舗を展開するまでになった、自らの農園で栽培したオーガニック野菜を使ったフュージョン(創作タイ)料理を中心に提供するレストラン。

名前は「オーカジュー(โอ้กะจู๋=Ohkajhu)」と言う。

料理の味もさることながら、「インスタ映え」するレストランとしても知られており、店内は写真を撮りまくるタイ人客で昼夜を問わず常に満席になっている。

以下は「オーガニック店」という名前がついている本店について記述しているが、普通の旅行者であれば市内中心部のエアポート交差点のすぐそばにある「Nim Dairy City」というショッピングモールの中にある「エアポート店」のほうがアクセスしやすい

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの看板

ロケーション(オーガニック(本)店)

店は、チェンマイ北部郊外の第3環状道路沿いにある。

市内から行く場合は、スーパーハイウェイのファーハーム交差点から国道1001号線を北上し、約4kmほど進むと第3環状道路との交差点(ノーンチョーム交差点)にぶつかるので右折、そのまま約1.5km進むと左側に水色の大きな給水塔が見えてくるが、その手前の車がたくさん止まっている一帯がレストランだ。

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのエントランス
第3環状道路ギリギリまで駐車の自動車でいっぱい

通り沿いには湿地があるため少し奥まっておりノーンチョーム交差点から来ると最初にあるのは車の出口なのでそれを通り越して「入口」とタイ語と英語で書かれたところから店の敷地に入る。

湿地を越えると古い本物のセスナ機が置かれており、その両側に駐車場が広がっているが、係員がいて空いている場所を案内してくれるのでそれにしたがって自動車を止める。

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのセスナ機
敷地に置かれているセスナ機

混雑している時間帯だと駐車スペースがなく、店の東端のソイ(路地)を越した先の小さな商店街のような場所まで行かなければならないことがあり、そうすると店まで100m近く歩かなければならない。

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの駐車場
広大な駐車場。空いている場所があれば係員が誘導してくれる

≪オーガニック(本)店≫
住所:121 ChiangMai Outer Ring Road T.Nong Chom A.San Sai
TEL:081-9802416
≪エアポート店≫
住所:Nim City Dairy内 2 T.Hai Ya A.Mueang(グーグルマップ
TEL:09-582-28175
ほかにバンコクに3店舗あり
WEBSITE:http://www.ohkajhuorganic.com/en/

巨大な店内、そして裏には農園もある

店へは「Organic Coffee Bus」と書かれた看板がかかっている古いバスの脇のスロープから入って行く。

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの概観
店の概観
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの入口付近
バスの左手が店の入口

バスの前には3人の男性のフィギュアが置かれているが、これは店のオーナーで、それぞれのチューレン(ชื่อเล่น=あだ名)をつなげて店名を「オーカジュー」としているらしいのだが、本当かどうかはわからない。

店内に入るとすぐに店員が来て人数を確認すると同時に、エアコンのある席がいいかオープンエアの席がいいか、たずねてくる。

気候のよい時期であればオープンエアの席も悪くないと思うが、自分はいつもエアコン付きの席を希望している。

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの店内入口
店内の入口

店内は複雑に入り組んでいて何度行っても全貌がつかめないのだが、とにかく広い

色々な部屋に分かれているので、自分の席がどこにあるのか確認しておかないと、トイレに行ったりして迷子になる可能性もあるくらいだ。

いったい席数がどのくらいあるのだろうか一度じっくり数えてみたいくらいなのだが、平日のランチタイムでもその席がすべて埋まってしまい、順番待ちの客が大勢入口付近に待っている、なんていうこともざらだ。

理由は後述するが、大人数のグループで来ている客が多いのでその人たちがまとまって座れる大きなテーブル席が多く、カップル向きの2人がけのテーブルとかはほとんどない。

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの店内
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのテーブル
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの東屋風エリア
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのメイン客席エリア
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのテラス風エリア

建物の奥には広大な畑が広がっており、上記の水色の給水塔もこの畑のためのものだ。

店ではここで栽培した野菜を提供しているわけだが、大人気店なので当然この畑だけではまかないきれず、今ではほかにも何か所か農園を持っている(契約栽培させている?)そうだ。

また、以前は店の入口近くに野菜の処理場があり、まるで日本の食品加工場のような設備で白衣に白い帽子、マスク、ゴム手袋をした人たちが野菜を洗ったりしているのをガラス越しに見ることができたのだが、いつの間にかなくなってしまった。

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの農園を眺めながら食事できる席
ガラス越しに農園を眺めながら食事ができる席もある
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの農園
農園は見学可能だ
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの畑
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メニューとおすすめ料理

席につくと、店員がメニューを持って来る。

メニューは写真つき、英語併記なので外国人でもまったく困ることはない

メインがオーガニック野菜なので、メニューを開くと最初のほうはサラダのアラカルト(材料やドレッシングなどをひとつづつオーダーする)や野菜とフルーツのジュースがずら~っと並んでいて面食らうかもしれないが、その後のページに出来合いのサラダもたくさん載っているので心配する必要はない。

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのサラダのメニュー
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのステーキのメニュー

また、メインディッシュにはもれなく結構な量のサラダが脇についてくるので無理してサラダを単品で頼む必要もない

基本的にはフュージョン料理なので料理名を見ただけでは「これはいったいどういう料理なのだろう?」とちょっと理解できないものもあるが、写真もある上に料理名の下には簡単な説明もあり、さらに辛いものには印がついているので注文するのに途方に暮れるようなことはない。

考えるのが面倒であれば、「シグネチャー・メニュー(お店のおすすめ料理)」をオーダーすれば間違いないだろう。

タイ人にとっては野菜だけの料理というのは満足度が低いのか、むしろ肉をドカッと使用した料理がメニューの中心を構成している。

店に来ているタイ人たちを見回してみても、テーブルの上に乗っているのは多くが肉料理だ。

今まで自分はいろいろな料理をこの店で食べて来たが、フュージョン(創作タイ)料理なのにもかかわらず「これはハズレだ……」というものに当たったことがないのがすばらしい。

中でも特におすすめをあげるとすれば、

*多くのお客さんが頼んでいるシークロン・サパーンコーン(メコン川にかかる橋をイメージした豚スペアリブバーベキュー。フルとハーフあり)
ステーク・シークロン・オプナムプン・ソース・プリックキーヌー・オーガニック(ハチミツを塗ったスペアリブのステーキ、オーガニック栽培の激辛唐辛子ソース)
オーカジュー・サイクローク・ヤルマン(自家製ドイツ風ソーセージ)
ステーク・ムー・ムアンチェンマイ(チェンマイ風辛いソースのポークステーキ)
サラダ・ナムプリックヌム(チェンマイ唐辛子味噌を使ったドレッシングのサラダ)

といったところであろうか。

なお、こうした料理以外にもパスタやサンドイッチなどもある。

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのフライドチーズ
オーカジュー・フライド・チーズ
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのジャーマンソーセージ
オーカジュー・サイクローク・ヤルマン(自家製ドイツ風ソーセージ)
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの日本風サラダ
サラダイープン(日本サラダ)。上にかつおぶしがかかり、ドレッシングはゴマしょうゆ味
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのサラダナムプリックヌム
サラダナムプリックヌム(チェンマイ唐辛子味噌を使ったドレッシングのサラダ)
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの揚げキノコのサラダ
揚げキノコのサラダ
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのガーリックブレッド
ガーリックブレッド
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのスパゲティサイウア
スパゲティサイウア(チェンマイソーセージ入りスパゲティ)
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのパスタキーマオ
パスタキーマオ(フジッリの酔っ払い炒めソース)
ハチミツを塗ったスペアリブのステーキ、オーガニック栽培の激辛唐辛子ソース
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのポークステーキ
ステーク・ムー・ムアンチェンマイ(チェンマイ風辛いソースのポークステーキ)
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューのラムシャンク
ラムシャンク(子羊のすね肉の煮込み)
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの魚料理
魚のトマト唐辛子ソース煮込み
チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの豚ヒレ肉料理
豚ヒレ肉のソテー黒コショウソース

料理のボリュームがすごいので頼み過ぎに注意!

注文の時に注意しなければならないのは、サラダを含めてとにかく一品の量がメチャクチャ多いということだ。

もしカップルで行ったとしたら、メインが1品にサラダ1品で十分だと思う。

「それじゃ、あまりにもさびしい」と思うのであれば、ステーキ系を1品にソーセージのようなサイドディッシュ的なものをもう1品、それにパスタやガーリックブレッドのような量が少なめのものを追加する程度で十分だ。

それでも食が細い人が2人だと食べきれないだろう。

間違っても、2人で行って豚スペアリブのバーベキューのフルなどを頼まないこと(ハーフでも2人では食べきれないだろうが)。

気のきいた店員なら注文する時に何か言ってくれるかもしれないが、そうでなければ料理がテーブルに運ばれてきた時に、目が点になること間違いなしだ(笑)

チェンマイのオーガニック農園レストラン、オーカチューの料理
これを3人で食べたが、持て余してしまった

なので、この店を訪れているタイ人も最低でも4人、普通は6人から10人くらいのグループが多い。

中華料理レストランと同様、このくらいの人数がいれば色々な料理を試すことができて楽しいと思う。

なお、量が多いということもあるが一品の値段は結構高く、2人で行って肉料理にサラダ、飲み物、デザート(ケーキやアイスクリームなど多数用意されている)で合計1,000THBは軽く超えてしまうが、コスパという点で考えればかなりよいと思う。

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旅行者にはエアポート店がアクセスしやすい

このオーガニック(本)店のある第3環状道路をソンテウなどの公共交通機関が通ることはほぼゼロなので、行くのであれば自前の足がある、もしくはGrabなどで確保できることが絶対条件だ(でないと、行ったはいいが市内に帰れなくなる)。

そのため、一般の旅行者にとってはチェンマイ市内中心部にあるエアポート店、もしくはバンコクにある支店のほうがはるかに利用しやすいが、店のコンセプトであるオーガニック野菜を実際に広々とした農園で栽培しているところが見れる(農園は見学可能)など、店の雰囲気は空港店(バンコクの店は行ったことがない)と較べると雲泥の差なので、できることならこちらに来てみることをおすすめしたい。

なお、こんな街はずれにありながら夜はもちろん、平日のランチタイムでも満席になるほど混み合うことが多いので、特に夜は少し時間をずらして行くか予約したほうが間違いないだろう。

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