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タイスマイル航空WE165便 チェンマイ→バンコク エコノミークラス搭乗記

タイスマイル航空WE165便チェンマイ発バンコク行き 空港・航空機材・機内食
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コロナ禍でキャンセルされたチケットでバンコク小旅行へ

コロナ禍が始まる直前、次の一時帰国に向けてチェンマイと日本を往復する航空券を予約したのだが、当然それらはすべてキャンセルとなった。

バンコクと東京の間はSQ(シンガポール航空)だったのだが、キャンセルが決まるとすぐにカード会社を通じて支払った全額が返金された。

が、チェンマイ・バンコク間の国内線を予約していたTG(タイ国際航空)は2020年5月に経営破綻してしまい、支払った費用は返金されないまま搭乗日が空欄になったEチケットとの交換となった。

Eチケットの有効期限は当初2020年12月だったのが1年延期、さらにまた1年延期され、自分はタイ入国が可能となった2021年1月から6月、2022年2月から6月とチェンマイに滞在していたもののまだ気軽に飛行機を使ってバンコク旅行する気分にはならなかったので使わずにいた。

しかし、ついに2022年10月にタイが完全開国を果たしたと同時に再びチェンマイに戻る際、スワンナプーム空港にあるTG(タイ国際航空)のオフィスでこのチケットの予約を入れ直し、チェンマイからバンコクに小旅行をすることにした。

なお、チェンマイのお濠の中の旧市街、チャーンプアック門近くにあったTG(タイ国際航空)のオフィスは閉鎖され現在売りに出ているので、何か手続き的なことをするのであれば空港のカウンターまで行かなくてはならない。

2020年に予約した時にはチェンマイ・バンコク間はTG(タイ国際航空)が飛んでいたのだが経営破綻に伴ってWE(タイスマイル航空)に移管され、新たに予約したのも同航空の便(TGとのコードシェア)になった。

WE(タイスマイル航空)は2014年にTG(タイ国際航空)のLCC版としてスピンアウトする形で設立されたキャリアで、以前TG(タイ国際航空)が就航していた国内路線を引き継ぎタイ各地にフライトを有しており、チェンマイ線を含め多くはTG(タイ国際航空)とのコードシェア便となっている。

チェンマイからバンコクへは、夕方発のWE165便を使って飛んだ。

タイスマイルのシートはLCCにしては広め。スナックも出た

この日は所用でチェックインがギリギリになってしまい、その様子を撮影している余裕がなかったため写真はなし。

とりあえず、ボーディングパスを受け取り預け入れ荷物をリリースしてバタバタと2階に上がったら、セキュリティチェックはまったく人が並んでおらずホッとした。

チェンマイ空港のセキュリティチェック入口

無事に制限区域に入り、トイレを済ませてゲートに向かうとすでにボーディングが始まっていて、乗客はあらかた乗り込んだ後だった。

自分もあわてて搭乗券チェックを受けてボーディングブリッジ向かったが、機体のドア近くはまだ渋滞していた。

チェンマイ空港のWE165便の機内への搭乗風景

しばらくして機内に入り、ようやく席について周りを見渡すと完全に満席だった。

タイスマイル航空WE165便のエアバスA320-200型機のキャビン

機材はエアバスA320-300型機で、あとで調べたところ170席ほどのようだ。

以前TG(タイ国際航空)が飛んでいた時はエアバスA330-300型機が使われることが多く、そちらは300席くらいのキャパシティだったと思うのでずいぶんコンパクト化されたということだろう。

シートピッチもあまり広いとは言えないが、エアアジアなどのほかのLCCよりはマシな気がする。

タイスマイル航空WE165便のエアバスA320-200型機のシートピッチ

定刻より15分ほど遅れて搭乗機はプッシュバックされゲートを離れ、滑走路へと向かい離陸した。

タイスマイル航空WE165便のエアバスA320-200型機から見た眺め

【動画】タイスマイル航空WE165便のチェンマイ空港離陸風景

この日は北から南に向かっての離陸だったので、逆の時よりもフライト時間が若干短くなる。

離陸した直後の機内アナウンスでは、飛行時間はちょうど1時間とのことであった。

自分が最近よく乗っている、たぶんタイスマイル航空の直接のライバル会社と思われるPG(バンコクエア)ではこの間のフライトでもキッチリとした機内食が出て来る。

「WE(タイスマイル航空)はどんな感じだろう?」と思っていたら、離陸後機体が水平飛行になって安定するとすぐにキャビンアテンダントが何かを配り始めた。

タイスマイル航空WE165便バンコク行きで出た機内食

パイと飲料水、それにお手拭きナプキンだった。

タイスマイル航空WE165便バンコク行きで出た機内食のパイ
タイスマイル航空WE165便バンコク行きで出た機内食の飲料水
タイスマイル航空WE165便バンコク行きで出たお手拭き

1時間足らずのフライトで搭乗前にはラウンジで何かを食べることも多いので、個人的にはこれで十分だ。

スナックを食べ終わるか終わらないかのうちに搭乗機は高度を下げはじめ、あっという間にバンコクのスワンナプーム空港に到着した。

【動画】タイスマイル航空WE165便のバンコク・スワンナプーム空港着陸風景

降機して、いつもと同じようにコンコースからロビーに向かって長い通路を歩く。

スワンナプーム空港国内線ターミナルの到着通路

完全開国して以降、コロナ禍真っただ中の時とは比較にならないくらい外国人を含め旅行者は増えている印象だが、こうしてみるとまたまだ航空業界は回復の道半ばという気がする。

預け入れ荷物の受け取りターンテーブルが並ぶエリアも、まだ閑散としていた。

スワンナプーム空港国内線ターミナルの荷物受け取りエリア

コロナ禍で離職した人が多く人手不足に陥っているため、スワンナプーム空港では預け入れ荷物を受け取るのに異常に時間がかかることがあるとニュースとかで聞いていたが、この日はそれほど待たずに自分のスーツケースは出て来た。

このところスワンナプーム空港では降機からエスコートが付きホテルに向かうリムジンも用意されていたのだが、この日は手配していなかったのでスーツケースをガラガラところがしながらエアポートリンクの乗り場へと向かった。

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コメント

  1. bx より:

    チェンマイ空港で南方へテイクオフ、なんて初めて知りました。
    いつもは北方に飛んで、ニマンからクワンシン交差点あたりに向かって右旋回しつつつ高度を上げていくパターンですよね)
    今までにも同様の経験をされた事はありますか?

    • Ganesh Ganesh より:

      bxさん、コメントありがとうございます。
      私は結構経験しています。
      たぶん南は着陸ルートなので、北に向かって離陸することのほうが圧倒的に多いですが。

      • bx より:

        私は一度も経験がありません。
        動画の、加速していく時に左側に空港建物がある違和感、新鮮です。
        旧市街のタイ航空のあの建物、FOR SALE中なのですね(当然といえば当然ですが)、
        TGのチケットでリコンファームといえばあそこだったのが随分昔の話のような、つい最近だったような、、

        • Ganesh Ganesh より:

          普通はスーパーハイウェイに沿うように上空を飛んでいきますよね。
          TGの旧支店は、確か1億3,000万THBくらいだったと思います(売り看板に値段も書いてありました)。
          中国人がすぐに買うかと思ったのですが、なかなか売れないみたいでずっとゲートが封鎖されたままです。

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