今回のスコータイ遺跡の旅で最後に見学したのは、歴史公園の北西はずれに建つ「ワット・シーチュム」だ。
ロケーションの関係から、普通の観光順序に従うとたいていは最後になってしまうのだが、個人的にはスコータイ遺跡で最も見ごたえのあるスポットだと思う。
タイ国政府観光庁のサイトによれば
歴史公園の城壁の西北に位置する寺院。スコータイを象徴する「アチャナ仏」が祀られています。
高さ15メートル、幅11.30メートルの大仏「アチャナ」は、「動かぬもの、変わらぬもの」という意味のバリ語で、まさにいまも変わらず、このスコータイの町を見守っています。
大仏を安置する礼拝堂や横の本堂などは、後のラーマカムヘーン大王(1239~1317)の時代に建立されたものです。
また菩提樹の森にあったため、「ワット・シー・チュム」との名がついた「シー」は、「サリー」というスコータイの言葉からきていて、菩提樹を意味します。
高さ15メートル、幅11.30メートルの大仏「アチャナ」は、「動かぬもの、変わらぬもの」という意味のバリ語で、まさにいまも変わらず、このスコータイの町を見守っています。
大仏を安置する礼拝堂や横の本堂などは、後のラーマカムヘーン大王(1239~1317)の時代に建立されたものです。
また菩提樹の森にあったため、「ワット・シー・チュム」との名がついた「シー」は、「サリー」というスコータイの言葉からきていて、菩提樹を意味します。
とのことである。
駐車場は遺跡から少しだけ離れたところにあり、車を降りた後は歩いて近づいて行くことになる。
駐車場の近くからだと、四角いビルのような建物に見えるのが寺院だ。
歩いて行くと、徐々に遺跡が近づいて来る。
細長い葉っぱのような形の壁の切れ目からアチャナ仏が見える。
仏像を囲む壁は厚さが3メートルもあり、非常に重厚な印象を受ける。
間近に見上げると、圧倒される感じだ。
いよいよ壁を抜けて中に入る。
狭い空間にギュッと押し込められるように鎮座する、高さ15メートル、幅11.3メートルあるというアチャナ仏。
どのように見ても美しい。
ここだけは、ほかの遺跡とは異なり多くのタイ人がが供え物をしたり祈りを捧げたりしている。
タイ人でなくても、思わず手を合わせたくなるような雰囲気が間違いなくここにはある。
ちなみに、1988年に初めてここを訪れた時は、遺跡にたむろする子供に少額のチップを渡すと、壁の内部に作られた階段を懐中電灯をつけて案内してくれ、アチャナ仏の顔を真横で拝むことのできる場所まで登ることができたのだが、現在は立ち入り禁止になっている。
ちょうどタイミングが悪く、観光バスが3台ほど乗りつけており中も観光客がたくさんいて少しざわついた感じではあったが、それでもスコータイ遺跡のハイライトと呼ばれるだけの雰囲気を義姉夫妻にも十分堪能してもらえたようで、無事に観光を終了した。
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