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【チェンマイで暮らす】賃貸住まいなら普通は付いてる家具家電 自分で買ったらいくらかかるのか?

チェンマイの家電量販店の店頭 家具・寝具・家電
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1THB=4.1JPYで計算しています。

大家さんの厚意に甘えっぱなしなので家電は半額負担に

自分たち夫婦は、チェンマイでリタイヤ生活を始めてから半年ほどで市内中心部のホンテウ(タウンハウス)から南部郊外のサーラピー郡にある一軒家に移り、そこで長く暮らしていた。

しかし2022年初頭に父が余命宣告を受け看取りのため急きょ家の契約を解除、物置きがわりの部屋に荷物を押し込んで日本に帰国した。

父は半年ほどで亡くなり、その後しばらくは諸々の後始末などで日本滞在が長くなっていたが今年に入ってからそれも一段落したため帰チェン、とりあえずは物置きがわりの部屋で仮住まい生活をしつつ「今年中には新しい住まいに落ち着きたいな~」くらいな感じでノンビリ新居を探す計画でいた。

が、ソンクラーンの少し前だったかお友達の奥さんから「母が持ってるコンドミニアムの部屋が空いてるんだけどよかったら見てみませんか?」と声をかけていただき、拝見させていただいたら一目で気に入ってしまいまだ日本にいるカミさんにも動画などを見せたところ「いいんじゃない」とのことで、急転直下新居が決まってしまった。

しばらく空室だったので部屋を少し直してから契約、ということに当初はなっていたのだが「あなたが住むならもっと快適になるよう大々的に手を入れましょう」と大家さん(実際はその娘の自分のお友達の奥さん)が気を使ってくれ、壁紙を全面張り替えた上でカーテンも全交換、床の傷みを修復してその上備えつけの家電製品もすべて新しいものに換えると言う。

チェンマイの自宅のコンドミニアムの壁紙の張替工事
チェンマイの自宅のコンドミニアムのカーテン選び

すでに家賃を相場では考えられないくらい安くしてもらってるし、それではあまりにご厚意に甘えすぎなのでどうしたものかと考え家具家電は半額を負担すると申し出て了解をいただき、自分が下見して気に入ったものを大家さんに伝えて買いに行ってもらう(後ほど半額は清算)というやり方で進めることになった。

チェンマイ(タイ)では賃貸なら一軒家でも集合住宅でも家具家電は大家さんが設置してくれるのが普通で自分で購入するということがないアイテムだったが、今回色々見てみたら楽しかった。

個人的な記録として、買ったものとともに値段や場所(店舗)を残しておこうと思う。

家具も家電も下見は複数店回ったほうがいい

最初は家電系は一か所でまとめて買えれば楽でいいなあ、と思っていたのだが、いざ店に行って下見するとそれぞれの店舗で品揃えも価格も微妙に異なっていて、結局アイテムごとに買う店がバラバラになってしまった。

そもそも品揃えが違うし、複数店舗で扱っていた商品でも値段は結構違ったりするのでもしこの手の家具や家電製品を購入する予定のある人は色々な店を見たほうがいいと思う。

冷蔵庫

チェンマイの家電量販店で購入した冷蔵庫

購入店……ホームプロハーンドーン店(地図
価格……6,690THB(27,420JPY)

新しい住まいは冷蔵庫を置くスペースが通常の2ドアのものを置くには微妙に狭く、ちょうど合うサイズのものがないかまずは探していたのだが、ホームプロのハーンドーン店(ビッグCハーンドーン店の隣)だけに東芝の少しコンパクトな機種を売っていてしかもセール中だったので即決となった。

タイのチェンマイのホームプロ外観

同じホームプロでも、カーフー(ビッグCエクストラ)に隣接した店にはこのサイズのものは売ってなかったのがおもしろい。

ホームプロはどちらかというとDIY系の建築資材や部品のようなものをメインに扱っているが実は家電製品も結構品ぞろえ豊富な上に値段も安いことが多く、そういったものを買う時には絶対に下見したほうがいいと思う。

収納スペース的にはピッタリだったのだが、使い勝手としては正直もうワンサイズ大きなもののほうがよかったかなあ。

テレビ

チェンマイの家電量販店で購入したテレビ

購入店……サハパーニット(地図
価格……7,990THB(32,750JPY)

家電製品を購入する時に自分が真っ先にチェックするのが市内北部のチョータナー通りにあるサハパーニットだ。

チェンマイのサハパーニットの建物

元々はひょんなことからここでスマホを買い換えることになって付き合いが始まったのだが、その後何度か利用した時も店員や配送・設置のサービススタッフがキチンとしていたので個人的には一番お気に入りの家電量販店になっている。

テレビはかつては日本企業が独占していたのだがもう10年以上前からだろうか、韓国や中国のメーカーにどんどん売り場を奪われてすっかりマイナーな存在になっている。

自分はチェンマイ(タイ)で買い物をする時には日本企業のものがあるのなら多少高くてもそちらを選ぶようにしているのだが、家電製品の場合はそもそも選択肢に加われないケースが多くなってるのは日本人としては悲しいね。

近年はその韓国メーカーのテレビもかなり高い値段(ヘタをすると日本のものより高価)になってしまっているので今回は中国メーカーのTCLとかでガマンするしかないかなと思っていたのだが、ちょうどパナソニックから新製品が出たばかりで旧型のものは値下げした、とのことだったので運よく日本企業のものを買うことができた。

ただし、製造は中国だが。

43インチの「インターネットテレビ」というものだそうで、テレビ回線がなくてもWi-Fiのルーターがあればテレビが見れる。

サハパーニットのスタッフが設置工事に来た時はすでに自宅にはWi-Fiが来ていたので、ものの10分ほどでセッティングも終わりすぐにテレビが見れるようになった。

チェンマイで購入したテレビの設置

前に住んでいたサーラピーの家のテレビはインターネット対応ではなかったので別途CATV回線を契約していたのだが、これならその分費用も不要だし経済的にも助かる。

もっとも、見れるチャンネル数はグッと少なくはなったが。

マットレス

チェンマイの家電量販店で購入したマットレス

購入店……ティーノーンピーナン(地図
価格……7,800THB(31,980JPY)

引っ越し先のベッドは元々は天蓋がついた大きなもので、四隅に柱が立っていたためマットレスをきれいに納めるには一部を欠き取る必要があったようだ。

その欠き取った部分にはめられるマットレスの高さが通常のマットレスより低く、選択肢はそれほど豊富ではなかった。

一応ホームプロやリビングインデックスモールといった店も見たが結構いい値段していて「どうしたものか……」と考えていたら、お友達の奥さんから「ここに行ってみて」と言われたのがこれを買ったティーノーンピーナンだ。

チェンマイの有名寝具店ティーノーンピーナン

チェンマイでは有名な製造直売の店で、自分も昔からここにあるのは知っていたけど中に入るのは初めて。

見てみると希望する厚さのマットレスももちろんあり、値段も他の有名チェーン店の2/3くらい。

寝た感じもまったく問題ないのですぐに決まった。

後日お友達の奥さんが実際に買いに行ったところ、付いてる値段(13,300→7,980)からさらに180THB値引きしてくれたそうだ。

(おまけ)ベッドパッド

チェンマイの家電量販店で購入したベッドパッド

購入店……インデックスリビングモール(地図
価格……1,550THB(6,350JPY)

マットレスが借りる住まいについていた(それが普通)としても、シーツとともにベッドパッドは絶対に必要だ。

そうでないと、寝汗などがシーツを通り越してマットレスに浸入し茶色いシミを作り清潔ではないしそもそも寝心地がよくない。

こちらの人にとってもベッドパットは一般的で、大型スーパーでも普通に売っている。

ただし、シーツなど他の寝具と同様値段が安いスーパーのものは質もそれなりで、そもそもが薄くてペナペナの上にマットレスと固定するゴムがすぐに伸びてしまって寝ているうちのズレて来て不快な思いをしたりすることになる。

ニトリもイケアもないチェンマイで、この手のアイテムで質のいいものを取り揃えている店のひとつが市内北東部のスーパーハイウェイ沿いにあるインデックスリビングモールだ。

2002年の創業でタイ国内に35店舗を有するだけでなく近隣諸国にも出店しており、以前ネパールのカトマンズで店の看板を見てビックリした記憶がある。

この店の寝具類は確かに値段も高いが品質は頭一つ抜き出ており、特にPB商品はトータルで考えるとお得なものが多いように思う。

我が家では、枕とシーツもここで買ったものを使っている。

チェンマイの家電量販店で購入したベッドパッド

今回買ったベッドパッドは広げてみると上のマットレスだけの写真と比較すれば一目瞭然ふっくらとした厚みが感じられる。

寝具だけでなく、インテリア小物も安っぽくなく日本へのお土産になりそうなものもあるインデックスリビングモールは「間違いない」店だ。

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