チェンマイ(タイ)で家や集合住宅の部屋を借りると、通常は一通りの家具や家電類は大家さんのほうで用意してくれる。
今回新しく自分が郊外に借りた一軒家もそれらはひと通り揃っており、キッチンには冷蔵庫と電子レンジが用意されていた。
冷蔵庫は小型の2ドアだが、当面カミさんと2人で過ごす上で不便もなさそうなのでそのまま使うことにする。
一方、電子レンジはかなり古く使い込まれた感じで、掃除はしてくれていたものの内部はあまりきれいではなく、またカミさんが「料理を作る時にはオーブンもほしい」と言うので、家の契約をする時に大家さんにいらない旨を伝えて持って帰ってもらった。
なので新しく購入するために、空港近くにある大型ショッピングモールのエアポートプラザの中にある家電量販店の「パワー・バイ(Power Buy)」に洗濯機を買いに行ったついでにオーブン電子レンジも見て注文し、一緒に届けてもらうことにした。
購入したのはサムスン製のオーブン電子レンジだ。
オーブンがついている分、単機能電子レンジよりもひと回り大きく感じる。
洗濯機は配達員が開梱から設置までをすべてやってくれたが、こちらは当然のことながらポンッと箱を渡されただけなので自分でセッティングしなければならなかった。
何回かこのブログで書いているが、自分は家電に限らず何か買い物をする時には日本の企業のものがあればなるべくそちらを選ぶようにしている。
が、今回は日本メーカー製を含め10種類くらい並んでいる中からこれを選んだのには理由がある。
内部にセラミック加工が施されているのだ。
洗濯機を含めて購入した時にずっとアテンドしてくれたパワー・バイの店員が「電子レンジは絶対にこれがおすすめです」と言っていて色々と説明を聞いたのだが、内部にセラミック加工がされているのは唯一この機種だけだった。
実際に使ってみると、汚れは濡れたふきんでサッと拭き取ればまったく残らないし、とても手入れが簡単である。
カミさんも「日本の電子レンジが壊れたら、次はこういう内部がセラミック加工されたものに買い換えようかしら」と言うくらい感心したようだ。
付属品として、オーブンの火に料理を近づけるための脚台などがついている。
コントロールのつまみは、ごくごく標準的。
新しい家には、前の家に住んでいる時から使っているオーブントースターもあり、パンを食べる時はそれ使って焼いているのでカミさんがチェンマイにいない時にオーブン機能を使うことはまずない。
なので、自分はもっぱら電子レンジとして利用している。
近年、チェンマイ(タイ)では冷凍食品、レトルト食品類が急速に普及してきており近所のセブンイレブンなどのコンビニはもちろん、ロータスやビッグCといった大型スーパーに行けば電子レンジで簡単に作れる日本食を含むさまざまなタイ料理、外国料理を手に入れることができる。
また、市場やおかず屋で買って来たおかずなどをちょっと温める時にもとても重宝しているだけでなく、スチームケース「ルクエ」を使って自炊する時にも、もちろん電子レンジは不可欠である。

チェンマイでの生活(ロングステイ)を始めたら、一番最初に用意しなければならない家電製品は、もしかしたら電子レンジなのではないだろうか。
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