スワンナプーム国内線のPP利用可能ラウンジは4か所
スワンナプーム空港の国内線ターミナル・制限エリア内にあるラウンジで、現在プライオリティパスで利用できるラウンジは全部で4か所ある(同社のサイトより)。
(1)コンコースA・B分岐手前にある「ミラクルラウンジ」
(2)コンコースAにある「コーラルエグゼクティブラウンジ」
(3)同「バンコクエアウェイズ・ブティックラウンジ」
(4)同「ブルーリボンクラブラウンジ」
コロナ禍が去り完全開国を果たしたタイでは、現在これらのラウンジすべてが利用可能となっている。
自分はこれまで(2)以外のラウンジを利用したことがあるが、一番居心地がよくておすすめなのが今回紹介するコンコースAにあるバンコクエアウエイズの「ブルーリボンラウンジ」だ。
コンコースA最奥にあるブルーリボンラウンジ
「アジアのブティックエアライン」を標榜するバンコクエアウェイズでは、すべての搭乗客にラウンジを用意しており出発までの時間を過ごすことができる。
スワンナプーム空港の国内線ターミナルではコンコースAに入ったすぐのところに「ブティックラウンジ」があり、ほとんどの搭乗客はここに入る。
が、そのずっと奥にもうひとつ「ブルーリボンラウンジ」と言うのが用意されている。
こちらは原則としてバンコクエアウェイズの上級会員のみが利用でき、そうでない搭乗客は950THBという破格の料金が必要となるが、プライオリティパス【楽天プレミアムカード があれば無料で作れます!】を持っていると無料で使うことができる。
ただし、現在プライオリティパスを使って利用できるのはバンコクエアウェイズに搭乗する人だけとなっている。
コンコースAをかなり進んだ先にあるため、搭乗便の出発ゲートがコンコースBだった場合は距離が遠くて移動が大変かもしれないが、そうでなければわざわざ歩いていく価値はある。
手前にあるブティックラウンジと違い高級感のある入口
ゆったりとしたラウンジ内、ちゃんとした食事もできる
レセプションでプライオリティパス【楽天プレミアムカード があれば無料で作れます!】とボーディングパスを出し、液晶画面にサインしてwi-fiのパスワードがプリントされたレシートのような紙をもらったら中に入ろう。
広さは、小学校の教室2つぶんほどといったところだろうか
ほぼ中央部分にある柱を囲むように丸く配置されたソファを中心に、周囲には2人用のイスとテーブルが置かれている。
TGのラウンジに比べて席と席との間隔が広くゆったりとしているが、電源コンセントは壁際の席にしかないのでパソコンなどを使う人は要注意だ。
平時でもここが満員になることはほとんどないと思われるので、たぶん二人がけのスペースを一人で占有してもまったく問題はないだろう。
自分はいつもそうしている。
窓際には一人用のイスとテーブルが配置されている
窓際の席からは空港の外の景色が眺められる
ラウンジに入って正面奥にはマッサージチェアが備わったスペースもある
また写真はないが、この並びにはグループ用のちょっと囲われた風のスペース(部屋)もある。
ベビーカーを押した家族が使っていたのを見たことがあるが、ラウンジの中では一番余裕がある空間なのでそういう人には使い勝手がいいだろう。
飲食物のコーナーは、L字型に1カ所にまとめられている
点心のホットボックス
ペイストリーのコーナー
パンやサンドイッチもある
サラダコーナー
ヨーグルトやフルーツ
タイスイーツ類は、ブティックラウンジにも置かれているものだ
ちょっとつまめるスナックも用意されている
ドリンク類のバリエーションはそれほど多くない
このラウンジの一番の特徴は、キチンとした食事が取れることだ
いつも3種類の料理が用意されているが、あまり入れ替えなどはないようでたいていいつも同じメニューだ。
メニュープレートの先のガラス扉の中にいるスタッフに口頭で注文を出す。
アジアンチキンシチュー
何が「アジアン」なのかはイマイチよくわからないが、まったく辛くなく誰にでも食べられる。
エビワンタンスープ
ワンタンの中にエビが1尾丸ごと入っていて食べごたえがある。
点心類はこんな感じ
ゆったりくつろぎたいならここが一番
これまでWE(タイスマイル航空)のスマイルプラスクラス搭乗客のみが利用できる「ロイヤルシルクラウンジ」を含め、自分はスワンナプーム空港国内線のラウンジをほぼすべて利用したことがあるが、人が少なくて落ち着けるのと飲食物が充実しているのでこの「ブルーリボンラウンジ」が個人的には一番のお気に入りだ。
もし、バンコクエアウェイズを利用し、かつプライオリティパス【楽天プレミアムカード があれば無料で作れます!】を持っていてなら少し早めにスワンナプーム空港に来て搭乗までのひと時をノンビリと食事しながら過ごすというのもぜんぜん悪くないと思う。
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