これまで住んでいた家とは異なり、新しく引越した一軒家は玄関がそれほど広くはなく、また張り出した屋根もそれほど大きくないので靴を出しっぱなしにしておくと雨が降った時にぬれてしまう心配があった。
そこで、シューズボックスを買うことにした。
生活用品を買い出しに大型スーパーマーケットのビッグCハーンドーン店に行った時についでに家具売り場を見てみると、ちょうどよいものがあったので早速購入して自宅に持ち帰った。
買ったのは段ボール箱に入った組み立て式だ。
箱を開けると日本のこの手の商品と同様、部材とネジなどの部品が出てきた。
組み立て説明書もちゃんとついている。
もちろんすべてタイ語で書かれているが、番号で照合できるようになっているしこの程度の収納家具だったら、仮にタイ語がまったくできなくても何の問題もないだろう。
イケアなんかで売られている家具についている組み立て説明書とか、最近は言葉が一切書かれていなかったりする(たぶん全世界共通にするため)しね。
早速、説明書を見ながら組み立て始める。
ネジで側板を留めていったのだが、ネジの頭がキッチリと側板の奥まで入って行かない。
日本で売っているものだと、ネジを締めこんでいく穴の入口が少し大きく削られていて、ネジの頭が側板のツラよりも深く入るようになっていることが多い。
さらには、ネジを隠すための板と同色のシールがついていたりするのだが、さすがにそこまでのクオリティーはタイでは求めることはできない。
側板を組み立て、徐々にシューズボックスの形ができていく。
扉と内部の棚板をつけたら完成だ。
しかし、なぜかネジが2個余ってしまった(笑)
できあがったシューズボックスを何度見直してもつけ忘れている個所は見当たらないので、おそらくもともと余分に入っていたのだろう。
しかし、もっと大きな問題は実際に靴を中に入れた時に判明したのだった。
靴が縦に入れられない!
棚板からはみ出して置けば入るには入るのだが、今度は扉が閉まらない。
子供靴用のシューズボックスだったのだろうか?
店頭に置いてあった商品の説明にも外箱にも一切そんなただし書きはなかったのだが。
結局、靴を横にして入れるしかなかった。
これでも微妙に靴の端が棚板からはみ出してしまうのだが、扉がしまらないよりはマシだろう。
まさに「アメイジング・タイランド」という感じのシューズボックスである。
でも、こんなことでイチイチ驚いたり怒ったりしていたら、この国ではやっていけないよ(笑)
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