場合によっては現状とそぐわない可能性がありますのでご留意ください。
バンコクのホテルに入り、チェンマイの自宅にはないバスタブにゆっくり浸かって一息つく。
そして、夜はバンコク在住のお友達、それに日本から来た2人にとって共通のお友達と3人で会食だ。
この日は現地在住のお友達が案内してくれるというので、プラカノンからBTSに乗ってサヤームで乗り換えてチョーンノンシーへ。
駅で待ち合わせて、5分ほど歩いて向かったのは「永和豆漿」という店だ。
TEL:02-6350003
WEBSITE:https://www.facebook.com/yonghe789/(Facebook)
チョーンノンシー周辺は昔からあまりなじみがなく、BTSができて簡単に行けるようになってからもまったく来る機会がなかったが、ツーリストが大勢行きかってにぎやかなタニヤやパッポンが目と鼻の先にあるにもかかわらず駅前周辺は薄暗い感じで歩いている人も少なかった。
駅から通りに出て見まわした感じでは、オフィス中心の高層ビルがが多いからだろうか。
店は、BTSの駅のすぐ近くの開発から取り残されたような薄暗い一角にあった
外観からもわかる通り庶民的な店で、店内もかなりシンプル
ただ、2階3階も店になっているようで、キャパシティはかなりありそうだ。
メニューは写真つきでわかりやすい
デザインがタイっぽくない、っていうか、まるっきり台湾だよね。
というのも、この「永和豆漿」という名前を聞いて「あれっ?」と思った人も多いのではないだろうか(自分もそうだ)。
台湾に行くと、あちらこちらで「永和豆漿大王」という店の看板を目にするのだ。
名前の通り豆漿(豆乳)がウリの有名チェーンで、ほかにもスナックのような料理もあることから特に朝食で台湾の人達に大変人気のある店だ。
自分も台湾に旅行に行った時に何回か食べたことがある。
その「永和豆漿大王」とバンコクにある「永和豆漿」がどんな関係にあるのか、あるいはまったく関係がないのかはわからないのだが、少なくともこちらのシグネチャー・メニューは豆漿(豆乳)ではなさそうだ。
店の入口の上に出ているタイ語の店名表記もナムタオフー(น้ำเต้าหู้=豆乳)から始まってはいるのだが……
席に座ると黙っていてもまずはお茶のポットと突き出しのような小皿料理が出てくるのも台湾式だ。
お茶ではなくビールを飲んで小皿料理を食べながら話に花を咲かせていたら、オーダーした料理が次から次へと出て来た。
日本の中華料理屋にもよくある豆腐の和え物
豆苗炒め
宮保鶏丁によく似た鶏肉のニンニク炒め
お店の一番のウリは小籠湯包だ
今でこそバンコクにも鼎泰豐(ディンタイフォン)ができたりして湯包(小籠包)は一般化しているが、昔は意外にもあまり見かけることがなかった。
チェンマイでも中国人旅行者の急増に伴って湯包(小籠包)を出す店はあちらこちらにあるが、たいていは冷凍ものを使用していて2~3回食べたがおいしいと思えず、その後は食べるのをやめてしまった。
こちらの店の小籠湯包はちゃんと店で作っているのだろう、薄いがしっかりした皮の中にたっぷりと肉汁が詰まっていて十分満足できる味だった。
ついでに鍋貼(焼き餃子)もいただく
こちらは、特に印象的なことはなかったと思う(よく覚えていない)。
ともあれ、久しぶりに再会した男3人でわいわいと飲み食いしながら盛り上がり、大満足だった。
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