タイ国際航空(TG)やスターアライアンスだけでなく、キャセイパシフィック(キャセイドラゴン)航空などアライアンス外も含むほとんどのキャリアのビジネスクラス搭乗客、ならびにマイレージの上級会員が利用するラウンジが「ロイヤル・オーキッド・ラウンジ」だ。
プライオリティパスで利用できる「コーラル・ラウンジ」についてはこちら
場所はチェンマイ空港の国際線ターミナルの制限区域内、手荷物検査とイミグレーションでの出国手続きを終えたら右に進み、搭乗ゲートのある待合ホールに入った左手にある。
ホールを入ったところに案内の掲示が出ており、それを見落したとしても国内線ターミナルとは違い人が少ないのでキョロキョロすればすぐに見つけることができるだろう。
余談だが、タイ国際航空(TG)でバンコクからファーストクラスを利用する時はチェックイン時に担当者がラウンジに連絡を入れることになっているらしく、出国手続きカウンターのすぐ先で民族衣装に身を包んだ女性が待っていてラウンジまで案内してくれることが多い。
自動ドアを開けてすぐのところにあるカウンターで受付を済ませ中に進むと、左手に飲食物のコーナー、右手に座席スペースがある。
用意されている食べ物はサンドイッチやパイ、カップヌードル(ママー)、クッキー、フルーツなどで、国内線のラウンジとほぼ同一だ。
バンコクに行く場合でも機内で本格的ではないがしっかりとした食事が出るので、それまでのつなぎとしては十分だと思う。
座席のスペースは、ソファが置かれた大変ゆったりとした空間だ。
100人近くはゆうに座れると思われ、よほどのことがない限り満席になることはない。
一番奥の突き当たりはガラス窓になっており、外の風景や離発着する飛行機を眺めることができる。
新聞や雑誌の棚も2ヶ所あり、日本語の新聞も用意されている。
もちろん無料Wi-fiサービスもあり、普通は入口のカウンターでチェックインする時にパスワードが書かれた紙をもらえる。
ほかに、誰でも自由に使えるデスクトップパソコンも2台設置されている。
日本語環境が備わっているかどうかは、使用していないのでわからない。
ボーディングの時間が来ると、アナウンスではなく係員が座席スペースの手前で肉声で教えてくれる。
地方空港のノンビリしたいいところだ。
搭乗ゲートは、待合ホールをはさんだすぐ向かい側にある。
スワンナプーム空港のように搭乗ゲートまで長~い通路を延々と歩かされることもないし、チェンマイ発の便(特にバンコク行き)は表示されている時間よりもボーディングが遅れることが多いので、係員からの合図があるまでゆっくりしてもまったく問題はない。
待合ロビーには免税店や土産物店もあるが、品揃えはスワンナプーム空港とは比較にならないくらい貧弱なので、ここで焦って買い物する必要はまったくないと思う。
タイ国際航空(TG)国内線ターミナルにあるラウンジはこちら。
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