PG搭乗客なら誰でも使えるブティックラウンジ
「アジアのブティックエアライン」を標榜するPG(バンコクエアウェイズ)では、すべての搭乗客にラウンジを用意しており出発までの時間を過ごすことができる。
もちろんチェンマイ空港も例外ではなく、1日5便ほどに就航が減ってしまった今でもフライトの時刻に合わせてラウンジをオープンしており、自分もPG便を利用する時には使っている。
昔のフライトが多い頃のままで非常に広々としていて静かで居心地がよく飲食物も充実しており、PG(バンコクエアウェイズ)に搭乗するのであれば絶対に利用しないと損だ。
一般エリアだが目と鼻の先が保安検査場
チェンマイ空港のPG(バンコクエアウェイズ)ブティックラウンジは、他と異なりランドサイド(セキュリティチェックの手前)にある。
1階でチェックインを済ませたらエスカレーターで2階に上がり、ショップの列を通り越してセキュリティチェックの方向に進んでいこう。
セキュリティチェックの入口が見えそこに行くための通路の柵を左に眺めながら先に進んでいくとマッサージ屋などがあるが、そのすぐ奥にPG(バンコクエアウェイズ)のシンボルカラーでもあるブルーの色に塗られた壁が見えて来るはずだ。
わかりやすい入口を通過、カウンターで搭乗券を見せてチェックインする。
コロナ禍前は時間によっては国内線ターミナルのセキュリティチェックは長蛇の列で通過するのに30分以上かかるなんてこともザラだったが、最近は2か所に分散するなど改善されそのような光景は自分は見たことがない。
一般エリアにあるラウンジなので油断はできないが、目と鼻の先にセキュリティチェックがあるので時間的な余裕は若干見ておけばいい程度だと思う。
自分はいつも搭乗開始時刻15分前をメドにラウンジを出るようにしている(多くの乗客はもっと前に出てゲートに向かっている)。
席数は多く広々としていて居心地がよい
ラウンジ内はとても広々としている。
以前のもっと便数が多かった頃のまま使っているので、こんなに余裕があるのだろう。
通常チェンマイ便に使われているエアバスA319型機の総座席数は140程度なので、かなりの乗客が来てもキャパオーバーになるようなことはなさそうだ。
席にはいくつかのタイプがあるので、好みの場所に座るといい。
メインは一人がけのチェアで、ほぼすべての席にテーブルもセットされているので使いやすい。
以前よりずっとよくなった飲食物のラインナップ
かつて、PG(バンコクエアウェイズ)のブティックラウンジは搭乗客全員が利用可能で無料ということもあって飲食物は非常に貧弱だった。
スポンサード(広告をつけることで設置&運用経費とバーター)されていると思われるドリンクとお菓子が申し訳程度に置かれているだけだった。
しかしコロナ禍以降品揃えが大幅に拡充し、さすがに調理した温かい料理とかはないもののボーディングまでのひと時を過ごすには十分な品ぞろえになっている。
飲食物コーナーは余裕の広さで、そもそも人が少ないのでここが混みあうようなことはまずないだろう。
メインはひとつひとつがビニール袋に入ったスナック系でクロワッサンやパフ、パイのような洋風のものに加えチェンマイ名物のカラメー(キャラメル)もあったりするのでぜひ試してみてほしい。
あとは、昔からなぜか置いてあるポップコーンも健在だ。
ドリンク類も温かいもの、冷たいもの、ジュースなどひと通り揃っている。
制限エリア外というデメリットはあるが……
PG(バンコクエアウェイズ)の搭乗客なら誰でも使うことができるチェンマイ空港の「ブティックラウンジ」。
制限エリア外というデメリットはあるが、例えば プライオリティパス【楽天プレミアムカード があれば無料で作れます!】 で入ることができるTG(タイ国際航空)のロイヤルオーキッドラウンジに比べると混みあっておらず、また一般エリアの端ということで全体的に静かな雰囲気なのは大きな利点だ。
PG(バンコクエアウェイズ)では全員に機内食も出ることを考えれば、飲食物もこの程度で十分なのかもしれない。
自分はプライオリティパスもホルダーだが、PG(バンコクエアウェイズ)搭乗時はチェンマイ空港ではここを使い、バンコク(スワンナプーム空港)ではコーラルエグゼクティブラウンジを利用している。
スワンナプーム空港のPG(バンコクエアウェイズ)のラウンジは、サムイ行きの外国人でメチャクチャ混んでて席を見つけることも困難なことが多いので。
もしチェンマイ空港からPG(バンコクエアウェイズ)に乗るなら、使わなきゃ絶対にもったいないと思うよ。
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