サワディーチャオ(สวั๋สดีเจ้า)は、チェンマイ語の女性の挨拶(標準語はサワディーカ)です
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【コロナ禍での一時帰国】(1)必要な準備手続きとバンコクへの移動、書類チェックが厳格だったタイ航空のチェックイン

コロナ禍のスワンナプーム空港ターミナル コロナ禍
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この記事は、ガネッシュが2021年6月に日本に一時帰国するにあたって実際に経験したことなどをまとめたものです。その正確性などについて、いかなる保証をするものではありません
コロナ禍での日本帰国にあたって必要となる手続きや書類は頻繁に変更されますので、最新情報をご自身で確認されることを強くおすすめします

父の具合が悪く急きょ日本へ

2013年からチェンマイで暮らしている自分は所用で2020年2月に日本に一時帰国したのだが新型コロナウイルスの影響で戻れなくなり、2021年の1月にようやくタイに再入国することができた。

帰チェンする時には今後1年は戻ら(れ)ない覚悟で日本を後にしてきたのだが、2世帯住宅の階下に住む今年90になる父が腰椎を3本も圧迫骨折して3か月間入院、ようやく家に戻ったもののそれまでの自立した生活が困難になってしまった。

入院前は、コロナ禍以前から義母の介護のため日本にいる時間が長くなっていたカミさんが時折介助する程度で済んでいたのだが、負荷が大きくなってしまい……一人息子の自分がチェンマイにいるわけにはいかない。

そのため、航空券の手配からタイ出国まですべての手続きなどをわずか3日で済ませ、日本に一時帰国した。

日本帰国のため事前に必要な手続きなど

帰国する日本人が事前に必要とされる事項は、厚生労働省のサイトに記載されている。

水際対策
新型コロナウイルス感染症の水際対策です。

自分が帰国する直前に、タイからの入国者には3日間の強制隔離措置が適用されたように内容は頻繁に変わるので、帰国当日まで毎日チェックしたほうがいい

とはいえ、本当にチェンマイ出発前に準備しなければならなかったのは検査証明書のみだった。

ガネッシュ
ガネッシュ

1月にタイに入国した時に比べれば、はるかに楽でした

検査証明書

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「検査証明書」とは、新型コロナウイルス検査&陰性証明書のことだ。

この証明書を取得する上で最も注意しなければならないのは、「検体採取が出国前の72時間以内」であることと「厚生労働省所定のフォーマット使用」の2点。

特に前者については、自分のようにチェンマイから帰国する場合はバンコクへの航空便の数が極端に少なくなっている上に欠航になる可能性もあるため、事前に時間の計算をしっかりしておいた方がいい

チェンマイで検査証明書が取得可能な医療機関のリストは、在チェンマイ日本国領事館のサイトに記載されている(PDFファイル)。

「厚生労働省所定のフォーマット」は、タイ語・英語併記のPDFファイルが記入例とともに在チェンマイ日本国領事館のサイトに用意されている(PDFファイル)。

上記の医療機関は日本語通訳の方もいらっしゃるところばかりでフォーマットもすでに持っていてこちらが持参することはないが、フォーマット自体が時々変更されるようなので、最新のものを使っているか受け取り時に確認したほうがいいと思う。

現在、チェンマイは新型コロナウイルス感染状況が非常に落ち着いているため検査は比較的簡単に受けられるようで、結果もたいてい24時間以内に出るらしい。

しかし、リストに記載されている病院の中には検査の予約を受け付けていない(直接来院による検査のみ)ところもあるようで、実際に行ってみたら「今日は検査できません」ではシャレにならないので、自分は予約が可能なチェンマイラム病院を使った。

チェンマイラム病院でのPCR検査

検査は朝8時に受け付け、検温、体重・脈拍測定などをした後医師による問診を経て会計で検査料(3,500THB)支払い、その後メイン棟の裏にある専用ブースに行って検査を受ける。

受付から検査までの所用時間は45分ほどだった。

すべてのプロセスで日本語通訳の方が付き添ってくださり、「通常は24時間後の証明書受け取りだが今日は空いているので17時ごろに検査結果を電話連絡する、それが陰性なら証明書を取りに来てください」とのことでいったん帰宅した。

実際には16時過ぎに病院から電話があり、17時より前に陰性証明書を受け取った。

誓約書の提出

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「誓約書」はこちらにフォーマットが用意されている(PDFファイル)。

これは日本の到着空港での検疫手続きで必要となるもので、自分の時はスワンナプーム空港でのチェックイン時にも配布されたので、無理して事前に用意しなくてもだいじょうぶかもしれない。

スマホへのアプリインストール

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現在、日本帰国時には上記ページに記載されている4種類のアプリをインストールしておかなければならない(うち1種類はスマホに標準搭載されているので改めてのインストールは不要)。

中には、「位置情報確認アプリ(OEL)」のように日本入国翌日に送付されるメールに基づいて設定をしてからでないと使用しないものもあるが、いずれも日本の到着空港での検疫手続きでインストールされているかどうかチェックされる。

漏れなどがあればその場でインストールしてもOKのようだが、その場合は当然のことながら入国までの所要時間が長くなるのでタイにいる間に済ませておこう

上記ページにも「日本入国前に、インストールまで完了していただくようお願いします」と記載されている。

質問票への記入&QRコード保存

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日本の空港到着後の検疫プロセスで、上記ページにあるリンク先から質問票へアクセス、必要事項を記入し、回答を完了すると表示されるQRコードのスクリーンショット、もしくはQRコードが記録されたPDFファイルを提示しなければならない。

コロナ禍で日本に帰国する際必要な質問票のQRコード

「過去14日以内の滞在国」という欄にタイと入力しても「流行地域滞在なし」と表示されるのは、タイからの帰国者の3日間強制隔離が直前に決まってアプリケーションの改修が間に合っていないからだろうか?

記入項目は、搭乗便名と座席番号から始まって日本国内の滞在先の住所、過去14日間の滞在国、現在の体調、メールアドレスと緊急連絡用電話番号など多岐にわたっており、結構な手間と時間がかかる。

自分は飛行機搭乗までの待ち時間に入力したが、スマホのホーム画面に追加したアイコンからのオフラインでの入力も可能なので、都合のいい時にやっておこう。

チェンマイからタイスマイル便でバンコクへ

自分は、バンコクから日本への便を深夜出発のTG(タイ国際航空)で予約しており、まずはチェンマイ15時発のタイスマイル航空WE111便でバンコクに向かった。

チェンマイ空港を訪れるのは日本から帰チェンした1月以来だったが、以前ターミナルの入口で行われていたセキュリティチェックはなくなっていた。

館内は当然のことながら閑散としており、国際線のエリアは閉鎖されていた。

コロナ禍で閉鎖中のチェンマイ空港国際線ターミナル

バンコク行きの搭乗手続きは普段通りで、特別な書類チェックなどはなかった

なお、預け入れ荷物はチェックインでタグをつけてもらった後に自分ですぐそばにある検査場まで運ばなければならなくなっていた。

チェンマイ空港の預け入れ荷物の検査場

搭乗のためエスカレーターで上階に行くと、多くの店舗は休業中。

飲食店では、マクドナルドは営業していたが客は1人だけ、バーガーキングは閉店していた。

コロナ禍で閉店中のチェンマイ空港のバーガーキング

制限エリア入口手前にあるTG(タイ国際航空)経営のレストランも、入口で弁当をさびしく売るのみだった。

タイスマイル航空WE111便バンコク行きは4割程度の搭乗率と言ったところだろうか。

タイスマイル航空WE111便バンコク行きのキャビン

自分が利用したプレミアムエコノミークラスは4人だけだった。

搭乗便はほぼ定刻通りの運航、順調にバンコク・スワンナプーム空港に到着した。

【動画】タイスマイル航空WE111便の最前列シートから見たチェンマイ空港離陸

【動画】タイスマイル航空WE111便の最前列シートから見たバンコク・スワンナプーム空港着陸

到着ゲートなどガラガラだと思うのだが、なぜかこの日は沖止め。

降機する時に、小豆あんのパイと飲料水が入った紙袋が手渡された。

タイスマイル航空WE111便バンコク行きで出たスナック

空港ターミナルへはバスでの移動となったが乗車人数制限とかをキチンとしていないと思われ、かなり密な状況の移動中に大声を出して話す乗客もいて感染の恐怖を感じた。

国内線移動では、N95マスクとゴム手袋着用など自己防衛したほうがいいのかもしれない。

国内線の荷物受け取りエリアは誰もおらずシーンとしていた。

ターンテーブルの周りにはカートがすでに並べられていたが、ハンドルの消毒とかをしているのかは不明。

コロナ禍のスワンナプーム空港国内線荷物受け取りエリア

便が少ないので荷物が出て来るまで長時間待たされるようなこともなく、あっという間に一般エリアへと出ることができた。

書類チェックが厳格なタイ航空のチェックイン

スワンナプーム空港は、1月に日本から来てチェンマイに戻る時に利用した時と閑散とした感じや飲食店街のさびれ具合はほとんど変わらなかった。

バンコクからはタイ国際航空642便成田行きを利用したのだが、チェックインは国内線ブロック裏のA列で行われた。

すぐ脇にはかつてのファーストクラス・ビジネスクラス専用のチェックインエリアの残骸があって、潰れたキャリアの悲哀を感じる。

スワンナプーム空港のタイ国際航空上級クラスチェックインエリア

この日は、中部セントレアと大阪関空への便もあってそこそこの数の客がチェックインをしていた。

スワンナプーム空港のタイ国際航空チェックインカウンター

チェックイン時の書類チェックはかなり厳格だった。

自分の前のタイ人は、理由はわからないがかなり長い時間スタッフと話したあげく搭乗拒否。

書類を全部返されて、カートにスーツケースを乗せたままどこかへと去って行った。

隣の列の駐妻らしき子供3人を連れた女性のチェックインカウンターはTG(タイ国際航空)の制服を着たスタッフが4~5人集まって延々揉めていて、何かの書類にサインさせられていた。

自分はというと、パスポートとEチケットの平時に出すものと一緒に上記の通りチェンマイラム病院で取得した厚生労働省所定のフォーマットを使用した検査証明書を添えてチェックインしようとしたところ「病院からもらったほかの書類も全部出してください」と言われ、ラボの検査結果、体温・血圧などが記載され問題なしと書かれた医師のサイン入り書面、感染者との接触有無などの問診票を提出した。

そして、その後ようやくボーディングパスが発行された。

チェックインする全員が、あるいはすべてのキャリアで同様に要求されるのかは不明だが、検査を受けた病院でもらったすべての書類は、すぐに取り出せるようにしておいたほうがいい

搭乗券を受け取りようやくここで一安心、出国手続きのため制限エリアへとむかった。

タイ出国から日本までのフライト、成田空港での検疫手続き、入国・通関から3日間強制隔離されるホテル行きのバスに乗るまでの様子などについてはこちら↓

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