チェンマイで長期滞在生活するための手続きに必要となる書類、プロセスなどについては予告なく変更されますので、必ず当該官庁にて最新情報を確認してください。
「90日レポート」とは
タイの法律では、国内に90日以上滞在する外国人は居所をイミグレーション・オフィスに届け出なくてはならないとされているらしい。
これが通称「90日レポート」と呼ばれている手続きだ。
これが必要なのは連続して90日以上タイ国内に滞在する場合のみで、国外に出れば滞在日数はリセットされる。
そのため、頻繁にアジア諸国を旅したり日本に一時帰国している自分はレポートを提出する機会は多くなかったが、コロナ禍になって自由にほかの国に旅行することができないので2021年の5月に提出し、その後は日本に一時帰国していた。
そして2022年2月にタイに再入国、チェンマイに戻ったが、やはり昨年同様タイ国外に旅行するのはまだまだ難しい状況であっという間に90日が過ぎてしまった。
ということで、およそ1年ぶりに90日レポートを提出することとなった。
チェンマイでの提出方法は5つから4つに減った
「90日レポート」は、タイに入国してからもしくは前回の提出から90日目の前15日、後7日の間に提出しなければならず、失念したりすると罰金が科せられる。
なお、あくまでも90日であって3か月ではない、という点にも注意が必要だ。
ちなみに、日数の計算にはこのサイトが役に立つ。
自分が知る限り、チェンマイでの提出方法の選択肢は以下の4つある。
以前は街の西部郊外にあるプロムナーダというショッピングモール内のイミグレーション・オフィスでも手続きでき、いつ行ってもガラガラなので自分は毎回利用していたのだが、2022年5月5日に電気代の滞納で閉鎖という前代未聞のつぶれ方をしてイミグレも閉鎖。
この中から、自分にとって都合のいいものを選べばいいだろう。
空港近くのイミグレーション・オフィス
ビザの更新などで何かとお世話になることの多いこちらのイミグレーションオフィスで直接提出する。
普通に出向いてオフィス内で提出する方法と、自動車やバイクに乗って来て提出する「ドライブスルー」の2通りの方法がある。
今回利用したドライブスルーでの提出については下記に詳述。
インターネット(イミグレーションのウェブサイト)
かなり以前(このブログの過去記事を見ると、2018年は使えていたようだ)、90日レポートはインターネット(イミグレーションのサイト)での提出が可能だったのだが、ある時からずっと使えなくなっていた。
が、どのような風向きの変化なのかわからないが2021年4月に突然復活した。
前のシステムでは一度イミグレーション・オフィスに出頭してレポートを提出している人だけが利用可能で、自分が昨年いきなり提出しようとしたらやはりダメだった。
その後は試していないのでわからないが、もしかしたら今はアカウントを作成すれば提出できるのかもしれない。
チェンマイ市内や近郊に住んでいればイミグレーション・オフィスまでは大した距離でもなく、連休直後とかでなければ時間もほとんどかからないので、個人的にはあまり利便性を感じないが……
郵送
チェンマイ県の地方部に暮らしている人などにとっては、オンライン(インターネット上)での提出ができなかった時に便利だったのが、この郵送による提出だったのではないだろうか。
自分は使ったことがないので詳細はわからないし、オンライン(インターネット上)での提出が可能になった現在でもまだ郵送での提出を受け付けているのかどうかも不明だ。
これを利用したい人は、イミグレーション・オフィスに事前に問合せをしたほうがいいように思う。
代行業者に依頼
90日レポートの提出は本人の出頭義務がないので、エージェントに代行してもらうことも可能だ。
フリーペーパーなどに代行業者の広告が出ているし、ビザの取得・更新をサポートしてくれるところならどこでもやってもらえると思う。
ただ、パスポートを預けてまた返却してもらうため2度オフィスに足を運ばなければならず、自力でイミグレに行く、あるいはインターネット上で届け出るのに比べるとかえって手間がかかるように思うのだが、どうだろう。
イミグレーション・オフィスでドライブスルー提出する方法
今回、自分は空港近くのイミグレーション・オフィスに自分で車を運転して行き、ドライブスルーで90日レポートを提出した。
このシステムは確か新型コロナウイルス感染対策で導入されたものでそれほど歴史があるわけでもないが、自動車から降りる必要がなく暑い思いをしなくてすむ(イミグレ敷地内の駐車場はいつ行っても空きがなく、大通りをはさんだ向かい側の私設有料駐車場を利用することになり少し歩かなくてはならない)し、ほかの人との接触(=新型コロナウイルス感染)機会もほとんどないので個人的にはコロナ禍が終息しても継続してほしいと思う。
必要なもの
「90日レポート」用紙(TM-47)(原本)
正式名称は「Form For Alien To Notify Of Staying Longer Than 90 Days(90日以上滞在する外国人のための書式)」という。
自分は以前多めにもらっていた用紙を使用したが、持っていなければイミグレーション・オフィスの建物入口のところに置かれているのを取るか(それだとドライブスルーの意味がないが)、イミグレーション・オフィスのサイトの「download」のページの真ん中ほどの「แบบการแจ้งอยู่เกินกว่า ๙๐ วันของบุคคลต่างด้าว (ตม. ๔๗)」から取り込んであらかじめ記入して来ることになる。
ただ、このフォーマットは今回ファイルを開いて見たところフォントが崩れていて使い物にならなかった。
記入する項目は氏名、パスポート番号などお決まりのもののほか、入国日や住所など簡単なものばかりで戸惑うようなことはない。
パスポート(現物)
以前必要だったコピーなどは一切不要で現物さえあればよい。
提出の流れ
イミグレーション・オフィスの建物に向かって左手のブースのような場所で行われており、自動車でもバイク(スクーター)でも利用可能だが、自転車は不明。
イミグレーション・オフィスのゲートを入るとすぐ左手に「90日レポート(ドライブスルー)」という案内掲示が出ているので、それに従って進めば簡単だ。
っていうか、そちらの方向にしか進めない。
もし、車が2列になっていたら右側の車列に並ぼう(左側はイミグレの建物をグルッと1周して外に出る車だ)。
並んでいる車はすべて90日レポート提出なので、ただ順番が来るのを待つだけだ。
右側の青いブースのような場所が、レポートの提出場所だ。
自分の番が来たら、ブースにいる係官にパスポートとTM-47の用紙を差し出す。
係官はおそらく登録データを確認して90日レポートが提出されたことを入力したりするのだろう、1~2分パソコンのキーボードを叩いたりしてから、パスポートと1枚の紙を返してくれる。
紙は90日レポートを提出したことを示すもので、通常イミグレーション・オフィスで提出すると向こうがパスポートの最終ページにホチキス止めしてくれるのだが、ドライブスルーでは時間がもったいないのだろう、そこまではやってくれないようだ。
なので、家に戻ったらなくさないうちに自分でパスポートにホチキス止めしておこう。
今回、自分は自動車でイミグレーション・オフィス内に入ってから手続きが終わってパスポートが返却されるまで15分ほどだった。
自分の前の車はエージェントか何かなのだろう、パスポートを10冊くらい係官に渡しているのが見えたので「こりゃ時間がかかるかな~」と思っていたが、おそらくもう係官と「**時に取りに来るから」とかの話ができているのだろう、パスポートを渡しただけで走って行ってしまったので助かった。
次回もまた、このドライブスルー方式が楽でいいなあ。
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