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「90日レポート」をプロムナーダのイミグレーション・オフィスで提出

タイでの長期滞在に必要な手続きの「90日レポート」 90日レポート
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チェンマイで長期滞在生活するための手続きに必要となる書類、プロセスなどについては予告なく変更されますので、必ず当該官庁にて最新情報を確認してください

「90日レポート」とは

タイの法律では、国内に90日以上滞在する外国人は居所をイミグレーション・オフィスに届け出なくてはならないとされているらしい。

これが通称「90日レポート」と呼ばれている手続きだ。

これが必要なのは連続して90日以上タイ国内に滞在する場合のみで、国外に出れば滞在日数はリセットされる。

そのため、頻繁にアジア諸国を旅したり日本に一時帰国している自分はレポートを提出する機会は多くなく、最後は2019年の8月だった。

今回、コロナ禍で10か月ほど日本に足止めとなり2021年1月にタイに再入国、2週間の強制隔離を経てチェンマイに戻ったが、その後も新型コロナウイルスの猛威は収まるどころかむしろひどくなっておりタイ国外はおろかチェンマイから他県に行くのも困難な状況のままあっという間に90日が過ぎてしまった。

ということで、久しぶりに90日レポートを提出することとなった。

チェンマイでの提出方法は5つ

「90日レポート」は、タイに入国してからもしくは前回の提出から90日目の前15日、後7日の間に提出しなければならず、失念したりすると罰金が科せられる。

なお、あくまでも90日であって3か月ではない、という点にも注意が必要だ。

ちなみに、日数の計算にはこのサイトが役に立つ。

自分が知る限りでは、チェンマイでの提出方法の選択肢は以下の5つあるので、都合のいいものを選べばよい。

空港近くのイミグレーション・オフィス(ドライブスルー)

現在、新型コロナウイルス感染対策でドライブスルー方式が採用されている。

イミグレーション・オフィスのゲートを入るとすぐ左手に「90日レポート(ドライブスルー)」という案内掲示が出ているので、それに従って進めば簡単だ。

オフィスの建物に向かって左手の臨時ブースのような場所があてられており、「ドライブスルー」と名づけられているものの自動車やバイクでなければならないわけではなく、自転車あるいは徒歩でも受け付けてくれる(並んでいる人を見たことがあるので)。

プロムナーダのイミグレーション・オフィス

後述

インターネット(イミグレーションのウェブサイト)

かなり以前(このブログの過去記事を見ると、2018年は使えていたようだ)、90日レポートはインターネット(イミグレーションのサイト)での提出が可能だったのだが、ある時からずっと使えなくなっていた。

が、どのような風向きの変化なのかわからないが2021年4月に突然復活した。

Apply for Notification of Staying in the Kingdom
タイ国イミグレーションのサイトでの90日レポート提出画面

以前のシステムでは、一度イミグレーション・オフィスに出頭してレポートを提出している人だけが利用可能で、自分はタイに再入国して初めて提出しようとしたら途中で弾かれてしまった。

復活した新(?)システムが以前と同じ運用なのかどうかわからなかったので、とりあえず試しに必要事項をすべ入力して提出しようとしたのだが、やはりダメだった。

インターネット上での90日レポート提出失敗警告画面

イミグレーション・オフィスに確認したわけではないがとあるタイ国の公的機関からのメールにも記載されていたので、新しいシステムでも初回の提出はイミグレーション・オフィスに出頭して行わなければならず、このウェブサイトは利用できないのは確実だろう。

また、このインターネット上での届出は90日目の7日前が期限になっているので合わせて注意が必要だ。

郵送

チェンマイ県の地方部に暮らしている人などにとっては、オンライン(インターネット上)での提出ができなかった時に便利だったのが、この郵送による提出だったのではないだろうか。

自分は使ったことがないので詳細はわからないし、オンライン(インターネット上)での提出が可能になった現在でもまだ郵送での提出を受け付けているのかどうかも不明だ。

これを利用したい人は、イミグレーション・オフィスに事前に問合せをしたほうがいいように思う。

代行業者に依頼

90日レポートの提出は本人の出頭義務がないので、エージェントに代行してもらうことも可能だ。

フリーペーパーなどに代行業者の広告が出ているし、ビザの取得・更新をサポートしてくれるところならどこでもやってもらえると思う。

ただ、パスポートを預けてまた返却してもらうため2度オフィスに足を運ばなければならず、自力でイミグレに行く、あるいはインターネット上で届け出るのに比べるとかえって手間がかかるように思うのだが、どうだろう。

プロムナーダのイミグレーション・オフィスでの提出

今回、自分は上記の通り最初はインターネット(イミグレーションのサイト)で提出しようとしたのだが弾かれてしまい、プロムナーダにあるイミグレーション・オフィスへ出頭した。

 

行くのは空港近くのイミグレーション・オフィス(ドライブスルー)でもよかったのだが、単にプロムナーダのほうが家から近いのと、レポート提出が終わった後でモール内にあるリムピンスーパーマーケットで買い物がしたかったのでこちらに出向いた。

イミグレーション・オフィスはモールの最上階の西寄り、クルンシー銀行の隣にある。

モール内には案内掲示とかがまったくなく、目の前まで行かないとそこにイミグレーション・オフィスがあることすらわからない感じだが、とりあえず最上階に行きバンコク銀行とクルンシー銀行が並んでいる場所を目指そう。

チェンマイのプロムナーダにあるイミグレーションオフィス

必要なもの

「90日レポート」用紙(TM-47)(原本)

タイでの長期滞在に必要な手続きの「90日レポート」用紙

正式名称は「Form For Alien To Notify Of Staying Longer Than 90 Days(90日以上滞在する外国人のための書式)」という。

プロムナーダにあるイミグレーション・オフィスでは入口手前左側に置かれており、その前は記入机になっているので、あらかじめ用意して来なくてもまったく問題はない。

記入する項目も氏名、パスポート番号などお決まりのもののほか、入国日や住所など簡単なものばかりで時間はかからない。

ちなみに、イミグレーション・オフィスのサイトの「download」のページにもフォーマットが用意されているが、なぜか数字も含めすべてタイ語表記になっており(真ん中ほどに「แบบการแจ้งอยู่เกินกว่า ๙๐ วันของบุคคลต่างด้าว(ตม. ๔๗))」と記載されている)、自分は中身を開いて見たがレイアウトやフォントが崩れていて使い物にならなかった。

パスポート(現物)

以前必要だったコピーなどは一切不要で現物さえあればよい。

提出の流れ

イミグレーション・オフィスの入口手前にデスクが置かれており、そこにスタッフ(たぶんインターンの学生)がいるので、パスポートとTM-47の用紙を渡して「90日レポートを提出したい」と言えば、内容をチェックして問題がなければ番号の書かれたプラスチックの札とともにパスポートなどを戻してくれるので、オフィスの中に入る。

内部は広々としており手前にはイスが並んでいる。

正面のカウンターは、右の2/3がビザなど、左の1/3が90日レポートとなっていて、どちらも大きな掲示が出ているので迷うようなことはない。

自分は14時ごろに行ったのだが、中には誰一人いなかった。

今は新型コロナウイルス感染対策で透明な飛沫防止のフィルムが全面に貼られ、小さな穴が開いているだけの「90日レポート」と書かれたのカウンターに行き、書類一式と番号札を渡すと、職員(こちらもたぶんインターンの学生だと思う)はコンピュータのキーボードをパチパチと叩き何かを入力し、紙を1枚プリントアウトして自分のパスポートに止められていた古いレポートを外してそちらをホチキスで止めると「終わりました(เรียบร้อยแล้ว)」と言ってパスポートを返してくれた。

パスポートに止められた新しい90日レポート提出済の用紙には、次回の期限の上に蛍光色のマーカーペンで線が引かれていた。

パスポートにホチキス留めされた90日レポート提出済みの用紙

その日付を確認したら完了だ。

待ち人がまったくいなかったせいか、オフィスに入ってから外に出るまで2~3分しかかからなかったと思う。

次回の提出はオンライン(インターネット上)が可能になっているはずなのでそちらで済ませるか、たまのイミグレ詣でも気分転換になっていいのでまた出頭するか、まだ決めていない。

イミグレでの退屈な待ち時間をつぶすならこれっ!

 

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