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【チェンマイの廃寺をたずねて】お濠の中の旧市街に仏塔だけが残る「ワットチェッター」

チェンマイの廃寺ワットチェッター チェンマイの廃寺をたずねて
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お濠の中のチェンマイ旧市街、プラポクラウ通りとラーチャマンカー通りの交差点北東角にある廃寺がワットチェッターだ。

西暦1939に撮影された写真を見るとウィハーン(本堂)や塀の遺構が残されていたようだが、現在はチェディ(仏塔)のみになっている。

チェンマイの廃寺ワットチェッターの仏塔

この寺院について詳細を記した文献は残っていないが、その名からラーンサーン王国(百万の象という意味の、14世紀から18世紀にかけて繁栄した現在のラオスの前身にあたる国家)の王プラチャイヤーチェッターティラートによって西暦1550年前後に建立されたと考えれている。

この王は同時期ラーンナー王国の一部を統治しており、その印としてこの寺院を建立したと考えられている。

この廃寺のチェディ(仏塔)はケーオ王(1495-1525)の治世下、とりわけ1517年以降に多く建立された特徴を色濃く残している。

それは例えば最下部の大きな正方形の基壇、その上の8角形の蓮の形をした3段に重ねられた高さのある基壇、薄い5層の中央部分などだが、とりわけ蓮のつぼみ型の塔頂部の下の2列に入れ子のようにガラス玉がはめ込まれていたと考えれる蔦の模様が刻まれた部分によく現れている。

チェンマイの廃寺ワットチェッターの仏塔の中央部分

これはワットプラタートドーイステープのチェディ(仏塔)と共通するデザインだ。

ちなみに、後年のスコータイ様式になると中央部分の薄い5層の部分は省略されることが多いとのことだ。

仏塔は学校の中にあるため他の廃寺のようにごく間近に見たりすることはできないが、旧市街で最も有名な観光スポットのひとつである地震で半壊した仏塔が有名なワットチェディルアンからだと150mほどなので、散策の途中で一息入れがてら見てみるといい。

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