チェンマイから、タイ国際航空(TG)でバンコク経由東京まで戻る。
バンコクから東京・成田までのナイトフライトは1日2便あるが、この日は遅いほうのフライトだったので、チェンマイを出るのも21時近くのTG121便だ。
普段なら30分40分ディレイがあたりまえのバンコクからの便だが、この日は珍しく定刻にチェンマイに着陸したので「やった~っ、搭乗もオンタイムだ!」と思っていたのだが、何と機材故障で40分近く遅れてのボーディングのアナウンスだった。
最近は、中国人を中心に国際線乗り継ぎの乗客が多いので、ボーディングもこの混雑ぶり。
ちなみに、自分のようなビジネスクラス利用客は優先搭乗の呼び出しがあるし、それに遅れても割り込んでゲートを通過できる。
この日の機材はエアバスA350-900型機だった。
この機材はTGが受領してからわずか1カ月後に慣らし飛行を兼ねてバンコク-チェンマイ間に就航していた時に搭乗したことがある。
が、その時はエコノミークラスだったので、ビジネスクラスは初めてだ。
1-2-1のコンフィギュレーションは777-300ER型機にも導入されていて特別目新しいということはなかったが、やはりシート周りをはじめ設備は新しいので使い勝手ははるかによい。
この時の一時帰国は、チェンマイに遊びに来ていた義兄と2人でのフライトだったので、中央の2人ブロックのシートがアサインされた(TGの国内線は座席指定ができない)のだが、プライバシーを確保できるように仕切り板がついていた。
チェンマイからバンコクまでは1時間ほどのフライトだし、他人ではないので使うことはなかったが。
しかし、できればチェンマイからバンコクの国内線ではなく、バンコクから成田までをこれで飛びたかったなあ。
席につくと、離陸前から脚を伸ばしてくつろげつのがよい。
結局、予定時刻から1時間ほどディレイでの離陸となった。
いつものことだが、1時間ほどのフライトでキッチリした機内食をサーブしてくれるので、結構あわただしい。
この日も水平飛行に移る前に食事の準備が始まったのだが、このエアバスA350-900型機は前の座席の背もたれカバーの部分にテーブルがついていて、それを手前に倒してきて使うのがユニークだった。
機内食は機材と違って特に目新しさは感じられない。
メインディッシュはゲーンパネーンムー(豚肉のペナン風レッドカレー)
飲み物はコーラをいただく
デザートは生クリームにオレンジ
生クリームは、チェンマイ市内のケーキショップでもよく出てくるようなクオリティーで残念ながら半分も食べられなかった。
食後のコーヒー
やはり、機材は新しくてもコーヒーはあまりおいしくなかった。
A350-900型機はボーイング787型機と同様飛行時の音が静かで、食事が終わると一気に眠気が襲って来たのだが「もう少しで寝そう」というタイミングでバンコク・スワンナプーム空港への最終着陸態勢となり眠ることはできなかった。
まあ今回はこの後のバンコクから成田へは直行便なので、ゆっくり寝る時間もあるだろう。
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