チェンマイ郊外にある自宅の脇はソイ(ซอย=路地)になっていて、奥には平屋建ての小さな家が14~5軒並んだこじんまりとしたムーバーン(หมู่บ้าน=分譲住宅街)へと通じており、通る人も少ないのでいい加減な舗装しかされておらず雨季になると道の両脇は雑草で覆われている。
そのソイ(路地)の入口に、ある日見慣れないものが置かれていた。
どうやら、屋台のようだ。
これを見て、最初は「何を売るのか知らないけど、こんなところに屋台なんか出したって商売になんかならないだろうに」と思ったのだが、よくよく見てみると小さな黄色い看板がついていた。
この屋台そのものを売っているのだった。
2,000バーツと書かれているので、日本円に換算すればおよそ7,000円だ。
連絡先として、一番下に売り主のものだろう携帯電話番号が書かれている。
屋台には、食材などを入れるガラスケースもついている。
貼ってあるお品書きを見たら、どうやらソムタム(ส้มตำ=青パパイヤのサラダ)を売っていたようだ。
おそらくソイ(路地)の奥の家に住む人が屋台をやめたので売りに出しているのだろうが、周囲の雑草を少し切るとか、もう少し売る工夫をしたほうがいいと思うぞ(笑)
チェンマイでは、「売ります」という文字とともに値段と連絡先の電話番号が書かれた車が道路脇に止まっていたり道路を走っていたりするのを目にすることは珍しくないが、このように屋台が路上で売られているのは初めて見た。
果たして、売れるだろうか???
ちなみに、この場所に屋台が置かれてもう半月ほどが過ぎているがまだ売れてはいないようだ。
タイ語に不安がある方は、抜群の翻訳精度のこちらをおすすめします
コメント